資料11 次期ユネスコ中期戦略(2022年~2029年)について


 ユネスコ中期戦略は、ユネスコの活動に関する戦略的見通し及び事業の枠組を定めた8カ年の戦略であり、ユネスコの事業運営に関する基本文書。ユネスコ総会において事務局提案が議論され、加盟国が承認する。

 現行の中期戦略(2014年~2021年)は、「平和」と「持続可能な開発」の2つの包括的目標の下に、その実現にあたっての9つの戦略目標を設定。また、「アフリカ」及び「ジェンダー平等」の2点を地球規模の優先課題として設定(別添参照)。 

 次期ユネスコ中期戦略については、2019年に開催される第40回ユネスコ総会で国際的な検討が開始される見込みであり、それに先立ち、日本ユネスコ国内委員会でも、日本として盛り込むべきと考える事項について、以下のような点について、議論を行っていく必要がある。


〇次期ユネスコ中期戦略の検討に向けた論点(例)

  • 2030年を期限とする持続可能な開発目標(SDGs)の達成に向けた、ユネスコの事業・体制について
  • SDGsの達成に向けて、我が国が貢献するイニシアティブの提案について
     ・持続可能な開発のための教育(ESD)の一層の推進
     ・科学事業間の連携の促進
     ・その他
     
  • ユネスコ活動の一層の普及・推進のための、民間ユネスコ活動の更なる活性化について
    

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