沖大幹 日本ユネスコ国内委員会委員が2024年の「ストックホルム水大賞」を受賞

 東京大学教授の沖大幹 日本ユネスコ国内委員会委員(科学小委員会委員長/政府間水文学計画(IHP)分科会主査)が、「水のノーベル賞」とも呼ばれる「ストックホルム水大賞」の2024年の受賞者に選ばれました。
 
 沖教授は、2008年~2018年に日本ユネスコ国内委員会IHP分科会調査委員を務められ、日本のユネスコIHPに関する取組に貢献されました。加えて、2021年には日本ユネスコ国内委員会委員に就任され、2022年からIHP分科会主査、2023年から科学小委員会委員長を務められており、水分野を中心としつつ、近年ではそれを越えて広くユネスコの科学分野における活動の推進に尽力されています。
 
 今回の受賞において評価された沖委員の地球規模の水循環と世界の水資源に関する研究は、ユネスコIHPの推進においても、持続可能な水管理に向けた国際社会の取組の促進という観点から大きく貢献するものであり、今回の受賞は、沖委員のこれまでのユネスコの水分野における活動への貢献を裏打ちするものです。
 
 この名誉ある賞を受賞された沖委員のリーダーシップの下、日本ユネスコ国内委員会としても、ユネスコの水分野、更には科学分野における活動の推進へ一層貢献していきます。
 
【参 考】
東京大学プレスリリース(2024年3月25日)(※外部のウェブサイトへリンク)
 
ストックホルム国際水研究所発表(2024年3月22日)(※外部のウェブサイトへリンク)

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