「ユネスコウィーク2024」及び「第15回ユネスコスクール全国大会」の開催について

令和6年1月10日

 文部科学省の委託事業として、公益財団法人ユネスコ・アジア文化センター(ACCU)が、1月15日(月曜日)~21日(日曜日)に「ユネスコウィーク2024」を開催し、「第15回ユネスコスクール全国大会」をはじめ、様々なイベントを行います。
 「ユネスコウィーク2024」では、分野や地域、世代の垣根を越えて、持続可能な未来の創造に関する様々な考えをつなぎ、ユネスコ活動分野の多様な切り口から議論が展開される包括的なプラットフォームの提供を目指します。
 また、1月20日(土曜日)に行われる「第15回ユネスコスクール全国大会」は、特に今回、ユネスコスクール発足70周年の節目として、好事例の共有等を通じてネットワークの活性化を図り、今後を展望する機会とします。

1.「ユネスコウィーク2024」開催概要

日程:令和6年1月15日(月曜日)~1月21日(日曜日)
場所:対面会場  国立オリンピック記念青少年総合センター(東京都渋谷区代々木神園町3-1)
     ウェブ参加 Zoomリンクからの参加(事前登録)
テーマ:共に創造する未来 ~ユネスコ活動によるアプローチ~
ウェブサイト:「ユネスコウィーク2024」特設サイト(※「ユネスコウィーク2024」特設サイトにリンク)

2.各イベントの実施概要

(1)ユネスコ活動に関わる情報発信

日時:令和6年1月15日(月曜日)~1月18日(木曜日)随時
場所:ユネスコ未来共創プラットフォームポータルサイト(※ユネスコ未来共創プラットフォームポータルサイトにリンク)にて連日発信    

(2)国際シンポジウム「共に創造する持続可能な未来」

日時:令和6年1月19日(金曜日)18時00分~19時30分
テーマ:共に創造する持続可能な未来
プログラム:基調講演者及び事例発表者によるパネルディスカッション
 ・基調講演:「持続可能な未来を共に築く ~パンデミックからの教訓」
         Dzulkifli bin Abdul Razak(マレーシア国際イスラム大学 学長)
         ※日英同時通訳あり

(3)第15回ユネスコスクール全国大会

日時:令和6年1月20日(土曜日)9時30分~17時00分
テーマ:「未来のユネスコスクールを考える-ASPnet70周年を迎えて-」
プログラム:
 ・全体会(開会あいさつ、パネルディスカッション等)
 ・ポスターセッション
 ・分科会(6分科会)
 ・全体会(分科会報告等)

(4)ユースフォーラム

日時:令和6年1月21日(日曜日)10時30分~16時00分
テーマ:ユースによる「未来への宣言」-ユネスコ活動から考える気候変動-
プログラム:
 ・ユネスコ本部におけるユースフォーラムに関する報告
 ・パネルディスカッション
 ・分科会(教育、科学、文化)
 ・基調講演:「「未来への宣言」策定に向けた応援メッセージ」
         髙島 崚輔(兵庫県芦屋市長)
 ・ワークショップ・グループディスカッション

3.参加、取材等について

(1)一般参加について
対面もしくはウェブでの一般参加を希望される方は、ウェブサイトから事前にお申込みください。
 ・対面会場は、各イベントの定員に達し次第締切りとなります。
 ・ウェブ参加は、参加登録された方へ後日Zoomリンクを送付します。
ウェブサイト:「ユネスコウィーク2024」特設サイト(※「ユネスコウィーク2024」特設サイトにリンク)

(2)取材について
報道関係者の方で取材を希望される場合は、令和6年1月17日(水曜日)17時00分までに、氏名、勤務先・部署・職名、連絡先(電話及びE-mailアドレス)、取材希望イベント名、取材方法(現地もしくはオンライン)を明記の上、末尾の文部科学省担当宛(jpnatcom@mext.go.jp)にメールにてお申し込みください。なお、現地で取材を希望される場合は、撮影・録画方法(スチール・ムービー)・録音希望の有無も明記ください。(メールの件名は「ユネスコウィーク2024取材希望」としてください。)

※現地で取材する場合、当日は現地係員の指示に従ってください。また、身分証明書を持参し、必ず社名入りの腕章を着用してください。
 
(3)都合により、日程、プログラム内容等について、予告なく中止または変更する場合があります。

4.参考

【ESDとは】
 ESDはEducation for Sustainable Developmentの略で「持続可能な開発のための教育」と訳されています。
 今、世界には気候変動、生物多様性の喪失、資源の枯渇、貧困の拡大等人類の開発活動に起因する様々な問題があります。ESDとは、これらの現代社会の問題を自らの問題として主体的に捉え、人類が将来の世代にわたり恵み豊かな生活を確保できるよう、身近なところから取り組む(think globally, act locally)ことで、問題の解決につながる新たな価値観や行動等の変容をもたらし、持続可能な社会を実現していくことを目指して行う学習・教育活動です。
 つまり、ESDは「持続可能な社会の創り手」を育む教育です。
 
【ユネスコスクールとは】
 ユネスコスクールは、ユネスコ憲章に示されたユネスコの理念を実現するため、平和や国際的な連携を実践する学校です。文部科学省及び日本ユネスコ国内委員会では、ユネスコスクールをESDの推進拠点として位置付けています。
 現在、世界182の国・地域で12,000校以上のユネスコスクールがあり、そのネットワーク活用による世界中の学校と生徒間・教師間の交流を通じ、情報や体験を分かち合うこと、地球規模の諸問題に若者が対処できるような新しい教育内容や手法の開発、発展を目指すことを活動目的としています。
 日本国内の加盟校数は、令和5年3月時点で1,115校となり、1か国当たりの加盟校数としては、世界最大となっています。

【本件担当】

文部科学省国際統括官付(日本ユネスコ国内委員会事務局)
ユネスコ振興推進係
Tel:03-5253-4111(内線2602)
E-mail:jpnatcom@mext.go.jp

お問合せ先

国際統括官付