令和3年度ユネスコ未来共創プラットフォーム事業「全国セミナー」の開催について

令和3年11月19日


 文部科学省では、令和3年度「ユネスコ未来共創プラットフォーム」事業の一環として、「全国セミナー」をオンライン開催いたします。
 日本のユネスコ加盟70周年を機に、ユネスコ活動を例として、社会課題解決や新たな価値創造の活動について、どのようなことができるのかを共に考え合い、実現に向けた動きにつなげる機会とします。

1.令和3年度ユネスコ未来共創プラットフォーム事業「全国セミナー」について

日時

令和3年12月4日(土曜日)10時00分~16時40分(予定)

場所

Zoomによるオンライン開催

テーマ

日本ユネスコ加盟70周年記念~ユネスコ活動が「自分ごと・自分たちごと」になる明日(あした)

趣旨・目的

 2021年は日本のユネスコ加盟70周年です。
 この70周年を機に、SDGs(持続可能な開発目標)をはじめとする社会課題解決に関心のある方、ユネスコ活動に興味のある方々が集い、相互に交流し、情報交換する場として「全国セミナー」を開催いたします。
 現在、コロナ禍において互いにつながりづらく、様々な事情で活動に参画しづらい状況が続いています。そのような中で、学生、若い世代の方々にも気軽にご参加いただき、私たちの身近なところで、地域に根差す取組が行われている「ユネスコ活動」を例に、自分(たち)は、社会課題解決にどのように関わっていけるのか、どのような価値創造ができるのかを、参加者の皆さま同士で考え合います。
 また、参加者同士の新たなつながり、ユネスコ活動団体との協働など「多様な主体による協働」を創出し、これまで進みづらかった課題解決の取組や、新たな価値創造の実現に向けた動きにつなげていくことを目指します。

内容

時間 プログラム
10時00分-12時00分 全体会
1.開会挨拶等
2.導入ダイアログ:ユネスコ活動とその『思い』を共有する。
 (1)文部科学省:「ユネスコ未来共創プラットフォーム事業」が創設された理由と背景
   ・本事業で得られた気づきと今後に向けた課題の共有
 (2)全国のユネスコ関係団体の取り組み事例の紹介
   ・事例を用い、登壇者による「価値や今後の課題」に関する対話
 ※会場からのご質問をお受けしながら対話を進めていきます。
3.まとめと分科会へのお誘い
  ・様々な社会課題解決や価値創造のための「協働」と、課題等の「自分ごと化・自分たちごと化」について
  ・「人はなぜユネスコ活動に関わるのか」について
  ・お互いの活動を理解し合うことや立場が異なる人々とつながることについて
12時00分-13時00分 昼休み
※参加者の皆様は午後の最初から、参加を希望される3つの分科会に分かれていただきます。
※昼休みに各分科会へのアクセス情報を提示します。(事前登録不要)

【予定している分科会】
     - 地域資源を活用した地方創生
     - 国際化・異文化理解・多様性
     - 地球・地域の環境と私たちの生活・仕事・事業
13時00分-14時00分 分科会前半
【テーマ】相互理解と交流:「知り合う、聴き合う、交じり合う」
【目 的】
  ・お互いのことを理解する。
  ・コロナ禍の中で活動上困っていることや工夫していることを紹介し合うことで、分科会後半の議論を深める。
【内 容】
  ・各分科会の中で、5人程度の小グループに分かれて情報交換、交流
14時05分-15時35分 分科会後半
【テーマ】実際の事例を使って社会課題解決を「自分(たち)ごと化」してみる。
【目 的】
  ・ユネスコ活動の事例を用い、社会課題の「自分ごと・自分たちごと化」を図る。
  ・個々人の気づきと全体としての気づきの両方を持って帰る。
【内 容】
  ・全体で話題提供(事例の説明等)と質疑応答
  ・グループに分かれて対話・前半:事例について「自分との関わりの可能性」を考える。
  ・全体で前半の話し合いの内容の共有
  ・グループに分かれて対話・後半:事例について「自分ならこうできる、こうしたい」を考える。
  ・全体で「気づきや思い」の共有
15時40分-16時40分 全大会
1.各分科会からの報告
2.ユースセッション
  ・事務局のユースと参加者のユースが分科会で考えたこと、感じたことを全体に共有する。
3.まとめのダイアログ
  ・ユネスコ加盟71年目以降、ユネスコ活動を通じた社会課題解決と新たな価値の創造のため具体的にどうつながり合うか。

 

2.参加・取材等について

(1) 本大会はZoomによるオンライン開催の予定です。一般参加を希望される方は、下記WEBサイトから事前にお申し込みください。
https://unesco-sdgs.mext.go.jp/archives/2528(※ユネスコ未来共創プラットフォーム・ポータルサイトへリンク)

(2) 取材を希望される方は、12月1日(水曜日)17時00分までに、氏名、勤務先・部署・職名、連絡先(電話及びE-mailアドレス)を明記の上、末尾の文部科学省担当宛(jpnatcom@mext.go.jp)メールにてお申し込みください。(メールの件名は「ユネスコ未来共創プラットフォーム事業・全国セミナー取材希望」としてください)。
 なお、分科会(前半・後半)は非公開となります。

(3) 都合により、日程、プログラム内容等について、予告なく中止または変更する場合があります。

3.参考

<ユネスコ未来共創プラットフォーム事業とは>

 世界や地域の課題解決に資するユネスコ活動の活性化に向けて、SDGsの実現に向けた取組等を進める多様なステークホルダーの知見を得て、国内活動と国際協力における成果の往還に資するよう、国内のユネスコ活動拠点ネットワークの戦略的整備と先進的なユネスコ活動の海外展開を一体的に推進する体制を構築・運営するものです。
 地域の個性とユネスコ活動のメリットを生かした地方創成や多文化共生社会の構築、若者や民間企業を含む多様なステークホルダーとの連携を深める戦略的なプラットフォームの活動を通じて、ユネスコ活動の活性化を通じた「新たな日常」における持続可能な社会の構築を推進するとともに、多様な変化に対応できる人材の育成を図ります。
 具体的には、ユネスコスクール、ユネスコ世界ジオパーク、ユネスコエコパークの各ネットワーク活動を強化するとともに、今後はユネスコ活動に携わる多様なステークホルダーの分野横断的な相互理解と連携・協働を推進するために構築した「ユネスコ未来共創プラットフォーム」ポータルサイトを通じて活動状況の可視化を図り、特にユースを対象とした情報共有や交流・協働を促してゆきます。


【本件担当】
◆セミナー内容について:
一般社団法人SDGsプラットフォーム 担当:水畑
Tel:080-1771-6139(10時00分‐18時00分)
E-mail:unesco.sdgs.pf@gmail.com

◆大会の取材申込み、趣旨、ユネスコ未来共創プラットフォーム事業について:
文部科学省国際統括官付(日本ユネスコ国内委員会事務局)
ユネスコ振興推進係 担当:三島、小住、野呂
Tel:03-5253-4111(内線2602)
E-mail:jpnatcom@mext.go.jp

別紙

お問合せ先

国際統括官付

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