ユネスコ2016年教育における情報通信技術利用のためのKing Hamad Bin Isa Al-Khalifa賞 (平成28年8月31日締切)

【King Hamad Bin Isa Al-Khalifa賞とは】

・学習、指導及び教育全般の活動を向上促進するための情報通信技術(ICTs)のベストプラクティス又は画期的な活用について、個人・団体・企業又は非政府組織(NGO)を表彰するものである。
・2名の受賞者には賞状及び賞金(25,000USドル)が授与される。
・授賞式はUNESCO本部(パリ)にて開催予定。

【2016年の賞のテーマ】

不利な状況下にある人々(難民、国内避難民、社会経済的に恵まれない学習者、障害を持つ人、文化・民族・宗教上の少数派、社会的に弱い立場にある女性や少女等)のための教育におけるICTの活用。

【応募資格】

教育における独創的なICTの活用を支援もしくは推進するための事業を通して、傑出したイノベーションや重要な貢献を行った個人もしくは機関。

・学習者を可能な限り増やし、学習の質を向上させることにより、地域、国内レベルで相乗効果が認められる活動。
・学習者中心の教育法を促進し、開かれた柔軟な環境における協力・ネットワーク作りを奨励する独自の指導及び学習の教材開発につながるもの。
・教育におけるテクノロジーの使用及び全てのレベル・分野のカリキュラムへの一貫した導入を主流化する活動。
・開かれた教育資源の開発、採用、普及、再利用の促進。
・社会的に不利な状況にある人々を含めた全ての人への技術のアクセシビリティを促進するための研究及び開発を奨励する活動。
・デジタル格差やジェンダー分離の問題に地域、国内レベルで取り組んでいること。

加えて、審査にあたっては以下の基準が考慮される。
・結果を評価し成功を証明するために、最低でも1年以上の事業(活動)期間があること。
・地域、国内の教育における優先事項や課題に貢献していること。
・イノベーティブで、開放性のある内容とツールであること。
・協力やネットワーキングの可能性があること。
・その他の地域の人々にとっても活用できる可能性のある事業/活動であること。
・中長期にわたり活用できる持続可能性を証明できること。
・当該の技術が、規模の大小を問わず教育の一面に変容を与えるような影響を持つ(実際に変容している)こと。
・これまで同様の賞に応募していないこと。

【選考】

各国より3名の候補者がユネスコ国内委員会を通してユネスコ本部へ推薦される。その後、選考委員会の審議を基にユネスコ事務局長が2名の受賞者を決定する。

【応募方法】

応募についてのガイドラインをよくお読みいただき、締切日までに日本ユネスコ国内委員会の下記担当までEメールにて申請書を添付して提出して下さい(メールのタイトルは「【団体名または個人名】2016 King Hamad Bin Isa Al-Khalifa賞」としてください)。

【締切】

平成28年8月31日(水曜日)

【応募書類提出先】

〒100-8959
東京都千代田区霞が関3-2-2
日本ユネスコ国内委員会事務局
TEL:03-5253-4111(内線3402) E-mail:jpnatcom@mext.go.jp

お問合せ先

国際統括官付

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