ユネスコ記憶遺産(国際登録)について

文部科学省
国際統括官付

ユネスコ記憶遺産(国際登録)について

 

1.概要:

世界の重要な記憶遺産の保護と振興を目的に、1992年に開始されたユネスコの事業

2.目的: 

  • 世界的に重要な記憶遺産の保存を最もふさわしい技術を用いて促進すること
  • 重要な記憶遺産になるべく多くの人がアクセスできるようにすること
  • 加盟国における記憶遺産の存在及び重要性への認識を高めること

3.記憶遺産の対象:

手書き原稿、書籍、新聞、ポスター、図画、地図、音楽、フィルム、写真等

4.登録状況:301件登録(2014年1月現在)

(登録例)

  • 人権宣言(フランス)(2003年)
  • ゲーテの直筆文学作品、日記、手紙等(ドイツ)(2001年)
  • 現存する世界最古のコーラン(ウズベキスタン)(1997年)
  • リグヴェーダ(インド)(2007年)

5.我が国の登録状況:

  • 2011年5月 「山本作兵衛炭坑記録画・記録文書」登録
  • 2013年6月 「御堂関白記」「慶長遣欧使節関係資料」登録
  • 2015年9月 「舞鶴への生還」「東寺百合文書」登録可否について審議予定

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国際統括官付