2023年ユネスコ・MAB若手科学者賞について(令和5年3月6日締切)

【目的】

  • 若手科学者、特に開発途上国の若手科学者が自身の研究において、ユネスコ人間と生物圏(MAB)計画の研究及び生物圏保存地域の利用を促進する。
  • すでにユネスコエコパーク(以下、BR)を利用している若手科学者に、国内外の他のBRとの比較研究を行うことを促進する。
  • 新世代の科学者間での情報や経験の共有を促す。
  • 若手科学者間におけるリマ行動計画(以下、LAP)に関するコミュニケーションを強化し、LAPの可視化を強める。
  • 若手科学者をLAPの遂行に関与させ、若手科学者間で、SDGsを達成するための研究、特にBRで実施される研究の役割を認識させる。

【対象者・応募資格】

  • 募集締め切り時点で、35歳以下であること。
  • BRまたはBR候補地内で行われる学際的なプロジェクトで、LAP及びSDGsの達成に寄与するものを優先する。
  • 先進国からの応募は特例的なもの、または発展途上国との共同事業の場合のみ認められる。
  • 研究プロジェクトは2年以内に終了させること。
  • 受賞候補者はパリ本部のMAB事務局と出身国のMAB国内委員会に受賞研究に係る報告書を提出する義務があり、同報告書はユネスコから出版される可能性があることに同意すること。
  • 受賞した賞金から海外渡航費用を捻出することは基本的には認められない。

【内容】

賞金は最高5,000米ドルが授与される。

【選考】

MAB国内委員会が、候補者をMAB事務局へ推薦する。MAB国際調整理事会が数名の受賞者を決定する。自薦は認められない。
 

【近年の受賞者の出身国と合計人数】

2020年 ナイジェリア、インドネシア、フィリピン、ルーマニア、キューバから計6名
2019年 日本、ナイジェリア、インドネシア、コロンビア、ブラジル、モロッコ、ガーナの計7名
※我が国から推薦したアイーダ・ママードウァ氏が受賞
2018年 コスタリカ、北朝鮮、ロシア、ベトナムなどから計7名
2017年 アルジェリア、カメルーン、ハンガリーなどから計7名
2016年 タイ、ブルガリア、ギニア、マレーシアなどから計6名

【申請方法】

日本ユネスコ国内委員会事務局(jpnatcom@mext.go.jp)まで、応募用紙を電子メールにより提出してください。

送信メールの件名は、「【申請】2023年MAB若手科学者賞」とすること
署名入りの電子データ(PDF)を提出すること
応募基準等(英語)、MAB若手科学者賞ホームページを参照の上、応募用紙を作成すること

MAB若手科学者賞応募用紙(英語)_2023(Word:133KB) word
応募基準等(英語)(PDF:63KB) PDF
MAB若手科学者賞ホームページ(※ユネスコのホームページへリンク)

【締切】

令和5年3月6日(月曜日)   

【お問合せ先】

<日本ユネスコ国内委員会事務局>
〒100-8959 東京都千代田区霞が関3-2-2 文部科学省内
電話 03-5253-4111(内線2557)
FAX 03-5511-0845
e-mail jpnatcom@mext.go.jp

<ユネスコ本部>
MAB Secretariat
Division of Ecological and Earth Science
UNESCO
7, Place de Fontenoy
75352 Paris SP 07, France
https://www.unesco.org/en/man-and-biosphere/young-scientists
e-mail mab.awards@unesco.org

お問合せ先

国際統括官付