職員同士でつながる

5-⑧
端末を使った授業の相互参観

校種・学年 小学校以上
活用の概要  ICT端末を活用した授業経験がない職員が多いので、具体的な授業イメージが浮かびにくい。そこで、ICT端末を活用する予定の授業をモニタに映して職員間で共有している。
 また、空き時間等で授業を参観できそうな職員が教室へ自由に出入りして、相互に授業を参観できる体制をつくっている。

① ICT端末を活用する授業の予定を共有する。
② 職員が確認する。
③ 授業を相互に参観して授業イメージをもつ。
準備するもの ICT端末を活用する授業の予定表
(モニタに映しても、印刷物の形でもよい)
  • ICT端末を活用する授業の予定を教員間で共有
  • 自由に参観し合う体制・雰囲気づくり
  • 利活用の横展開自走する校内研修

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ICT端末を活用する授業の予定をモニタに映して、教員間で共有している。
モニタを見て、授業を参観できそうな教員が自由に出入りしながら授業を参観する体制をつくっている。
(Pの記号はICT端末を使うことを表している)

アドバイザーからのコメント

 児童生徒がICT端末を活用しながら学習活動を行う授業の情報を教員間で共有し、教員同士が自由に相互参観できる体制をつくることは、校内で端末の利活用を横展開していく上でとても有効な方法です。児童生徒にICT端末を活用させる指導を経験したことがない教員が多い(自らもそうした指導を受けたことがない)ので、単なる操作方法だけではなく、実際の授業の中で教員の働きかけや児童生徒の反応を確認しながら、「活用させる」指導を教員が主体的に学べる環境を校内でつくるとよいでしょう。