職員同士でつながる

5-⑥
離れていてもクラウドを活用して情報共有

校種・学年 小学校以上
活用の概要  コロナ禍でこれまで以上に学校間で様々な情報を共有して、迅速な意思決定を行わなければならない場面が増えた。これまでのように、ファイルをメールに添付して、誰かが集約してから共有するという進め方では手間と時間がかかり、情報共有が進みにくい。
 そこで、表計算ソフトをクラウド上で共有化して、様々な情報をいつでもどこからでも入力できるようにした。こうした取組により、校長自らがクラウドを活用した共同編集の便利さを実感した。
準備するもの 表計算ソフト
  • 共有されている表計算ソフトに、児童生徒が意見を入力
  • 教師用端末から全員の意見を把握し、個別の支援や次の発問につなげる

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 新型コロナウイルス感染症拡大を受け、各校長が運動会の実施有無、時期、感染症対策について情報共有している様子。
 これまでは、表計算ソフトに必要事項を入力して担当者にメール添付し、担当者が集約していたが、各校長が入力することで一瞬で情報を共有することができるようになり、集約を待たずに各校長が判断材料として使うことができた。

アドバイザーからのコメント

 令和2年3月の休校時からこの活用を始めた。まず校長がクラウドを活用し、共同編集の便利さを体験したことは、とてもよかった。この形での情報共有が、いろいろなところで行われるきっかけとなり、授業での活用につながっていった。校長自身が使ってみて、そのよさをまず体験することに意義がある。