児童生徒が取り組んだノートはファイル共有機能で教師側でも見ることができるようにした。教師は画面でノートの内容を確認し、フィードバックを行った。
教師と子供がつながる
2-⑩ノートのデジタル化で、即時のフィードバック
校種・学年 | 小学校以上 |
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活用の概要 | これまでは、教師がノートを回収して児童生徒の学習成果を確認する場合、返却が翌日になるなど、即時のフィードバックを行うことが難しいことがあった。そこで、教師が文書作成ソフトでテンプレートを用意したり、学習支援ソフトの提出機能を活用したりして、まとめの段階のノートをデジタル化して児童生徒と共有するようにした。 教師が手書き機能やコメント機能を活用し、即時のフィードバックを行った。児童生徒は、取組に対するコメントが得られることでモチベーションが高まり、より熱心に取り組むようになった。 さらに、ノートを学級や学年で共有し児童生徒同士でも見られるようにした。児童生徒が多様な考えやまとめ方を互いに見ることができ、友達のよい取組を取り入れたり、自分のノートのとり方に気付いたりすることや、モチベーションを維持しながら学習に取り組むことにつながった。 |
準備するもの | ・文書作成ソフト ・学習支援ソフト ![]() ![]() |
- ノートのデジタル化と共有
即時のフィードバック - 児童生徒同士のノート共有
- モチベーションの向上
まとめる力の向上
また、共有したノートは児童生徒が互いに参考にしたり、コメントやアドバイスを交わしたりして、学習意欲の向上を図ることにもつなげることができます。
ノートのデジタル化は、教師がデジタルを活用して児童生徒のモチベーションを高める効果的な方法の一つと言えるでしょう。