子供同士がつながる

3-⑥
共同編集で学習のまとめを作成

校種・学年 小学校以上
活用の概要  プレゼンテーションを隣の児童生徒と共有化し、理科の実験の結果を二人で協力してプレゼンテーションにまとめる実践。
 課題、方法、結果、まとめの4枚のプレゼンテーションを作成し、他のグループと伝え合うことをあらかじめ伝えているので、どの児童生徒も実験に集中して取り組んでいた。
 実験の様子を振り返ったり、実験から分かったことをどのように表現すればよいか相談したりして、二人で対話しながら作成するので、短時間で質の高い学習となった。
準備するもの プレゼンテーションソフト
  • 「実験のまとめ」用のひな形プレゼンテーションを配信
  • 隣の児童生徒とペアになって共同編集
  • 完成後は他のペアと共有

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導入初期は、あらかじめ写真や吹き出しの枠などの入ったひな形プレゼンテーションを教師が用意した。慣れてきたら児童生徒が自分で写真を挿入して吹き出しを付けられるように指導。

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完成したスライドを使って、他のグループと実験のまとめを共有。少人数でつくることで、繰り返し発表(表現)する経験を積むことができる。

アドバイザーからのコメント

 このような活動を繰り返すことで、ICT端末やソフトの操作スキル、相手に分かりやすく伝えるためのまとめ方が徐々に身に付いてきます。また、二人で対話しながら実験の様子を振り返ったり、実験から分かったことを協力してまとめたりするので、短時間で質の高い活動になりました。
 こうした力は、他の教科や様々な学校生活にも転用可能です。