子供同士がつながる

3-⑮
「1人1シート」を相互参照

校種・学年 小学校以上
活用の概要  1つのファイルの中で「1人1シート」を準備し、児童生徒それぞれが個人のシート(スライド)で作業をする。共同編集機能を使っているので、別シートを開くと他の児童生徒の状況はいつでも参照できるため、協働的な学びへのきっかけにもなる。
 友達のシートの記述を参考にしながら自分のシートを工夫したり、再検討したりすることで、考えを深めることができる。
準備するもの デジタルホワイトボードソフト
※プレゼンテーションソフトでも同様の実践が可能

  • 共有されているファイルにある自分のシート(スライド)に気付き等を入力する
  • 作業内容を相互に参照しながら、自分のシート(スライド)を完成させる

画像拡大表示

「1人1シート」を割り当てたことにより、自分の取り組む部分が明確になる。
共同編集機能を使っているので、友達の考えを参考に、自分のシートをより良くしようとする姿が見られた。

画像拡大表示

自分の取り組む部分が明確になるので、課題を自分事として捉えながら取り組むことができる。

画像拡大表示

ホワイトボードソフトだけでなく、プレゼンテーションソフトでも同様の実践ができる。
良い考えが思い浮かばない場合も、友達の考えからヒントを得て取り組むことができる。

アドバイザーからのコメント

 普段は1枚の画用紙にみんなで集まって絵を描くことはあまりありません。1人1枚の画用紙にそれぞれが絵を描きそれを見せ合って交流するように「1人1シート」を捉えると、作成途中からお互いの交流が始まるイメージができると思います。1人1シートで取り組むことで、個性化が図られつつ、協働の促進にもつながります。これも共同編集機能の良さですので、どの教科等でも日常的に取り入れてみてはいかがでしょうか。