障害者スポーツ推進プロジェクト
障害者スポーツ団体の連携及び体制整備への支援事業・民間企業等への啓発
株式会社学研プラスは、令和元年度スポーツ庁委託事業として、「障害者スポーツ推進プロジェクト」を実施しました。
●Mission 共生社会の実現を目指して

障害の有無に関係なくすべての人が共に生きる社会を理解するためには、当事者の障害者だけでなく、障害者の家族、障害者をサポートしている人たちの真の姿と思い・願いを理解し、人々の意識を変えること、まず、健常者に今何が求められているかを「気づく」ことが重要です。

企業においても、障害者スポーツへの支援を通じて障害者に対する理解・共感・敬意が、企業の価値につながり、創造力を生み出し、従業員のワーク・エンゲージメントも高まることが評価されています。企業等がこうした好循環を実現し、障害者スポーツに果たす役割への理解を深めることが重要です。

今後、スポーツを通した共生社会の実現のために、どのように課題を解決するか、企業、障害者スポーツ団体などが一丸となって取り組まなければなりません。東京オリンピック・パラリンピック競技大会(以降「東京2020大会」と略す)は、その通過点です。共生社会の実現を2020年以降のレガシーとするためにも、企業が果たす役割を再認識することが本事業の目的です。

2021年の東京2020大会へ向けて

新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けて、東京2020大会は来年7月~8月に開催が延期されました。
 東京2020大会は、ポスト・コロナの社会を世界にアピールする大会となることでしょう。
 企業を取り巻く環境は一変しましたが、障害者スポーツを通じて、新しい共生社会を築いていくという方向性は変わりません。困難・試練を乗り越えた後の社会、2021年の東京2020大会の先を見据え、障害者スポーツへの取組みを今から考えるといいのかもしれません。