GIGA StuDXメールマガジン第2号(令和3年6月11日)


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 GIGA StuDX(ギガ スタディーエックス)メールマガジン
                第2号 2021/6/11
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□■Contents■□──────────────────

【お知らせ】
■GIGAスクール構想のもとでの各教科等の指導についての参考資料を公表

【自治体等の取組】
■全市町村の教育長等が集合! 大分県の取組
■保護者に向けて情報発信! 世田谷区オンラインセミナー
■退職校長が教員研修で活躍! 兵庫県洲本市

【お役立ち情報】
■「遠隔教育システム活用ガイドブック」(第3版)について
■「教育情報セキュリティポリシーに関するガイドライン」の第2回改訂について
■経済産業省「EdTechライブラリー」について
■経済産業省「STEAMライブラリー」について

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【お知らせ】

■GIGAスクール構想のもとでの各教科等の指導についての参考資料を公表

 文部科学省ホームページに「GIGAスクール構想のもとでの各教科等の指導についての参考資料」を公表しました。

 小学校、中学校、高等学校の各教科等の指導における、1人1台端末の具体的な活用事例に加えて、活用の際のポイントも掲載しています。ぜひ御活用ください。

「GIGAスクール構想のもとでの各教科等における指導についての参考資料」
 ▼URL: https://www.mext.go.jp/studxstyle/index2.html

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【自治体等の取組】

■全市町村の教育長等が集合! 大分県の取組

 大分県では6月7日(月)に「第1回大分県市町村教育長会議兼大分県教育情報化推進本部会議」が開催されました。県内18市町村の教育長等が参加し、大分県教育デジタル改革室から今年度の教育情報化推進体制についての説明がありました。その後GIGA StuDX推進チームからは学習指導要領とGIGAスクール構想の関係やGIGA StuDX推進チームの取組、国の支援等について情報提供を行いました。

 後半は各教育長からそれぞれの市町村の現状や教員のICT活用指導力、端末の持ち帰り、通信環境整備といった課題が報告されました。教育DXについても話題になり、今後の教育の大きな流れを考える機会となりました。

<大分県教育委員会 担当者より>
 市町村の抱える課題の多くが共通していることが分かり、改めて横のつながりの重要性を感じました。また、GIGAスクール構想に関する国の支援策や、1日の教育活動での端末活用事例を情報共有いただくなど、出席者にとって収穫の多い会議となりました。

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■保護者に向けて情報発信! 世田谷区オンラインセミナー

 世田谷区では、5月15日(土)に教育委員会主催の保護者に向けたオンラインセミナーが開催されました。

 GIGAスクール構想では、保護者や地域等の協力を得ながら着実に推進することが重要であることから、教育委員会が保護者にICT端末活用に関するアンケートをとり、その結果を分析した上で情報発信されていました。

 また、ICT端末活用に関する考えを教育長自ら語る場面や、事前アンケートから話題を選び教育長、有識者、小学校教諭、教育委員会指導主事、保護者との間で意見を交流する場など、様々な立場からの考えが共有されていました。

 動画(YouTube)世田谷区オンラインセミナー
 ▼URL:https://www.youtube.com/watch?v=hb6FalbWVSI

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■退職校長が教員研修で活躍! 兵庫県洲本市

 兵庫県洲本市の教育センターでは研修コーディネーターとして校長退職2年目の再任用された職員が中心となり週4日GIGAスクール構想等のオンライン研修をされています。また、市長部局の広報課とも連携してケーブルテレビや広報誌で取組の紹介がされています。

<兵庫県洲本市教育委員会 研修コーディネーターより>
 地方の小さな自治体にとって、「GIGAスクール構想の促進なくして、Society5.0社会の新しい学校に生まれ変わるチャンスなし」と考え、取り組んでいます。

 その特徴は小さな自治体だからこそできる取組を大切にしていることです。例えば、「1人の100歩より、100人の1歩」を重視していること、また教育委員会事務局内はもちろん、市長部局との連携が図れていることです。そして、何よりも、教育関係者だけでなく、周囲の大人も与えられた環境の中で、子どもたちが将来、よりよく生きていくための必要な資質・能力を育成しようと、真剣に考え、いち早く行動していることです。

 ICTの前には時間的・地理的制約はありません。ビジョンを明確に掲げ、いち早く一歩を踏み出すことが子どもたちと地方の未来を創り出します。

より詳細な情報は兵庫県洲本市教育センター(ウェブサイト)
▼URL:http://sumoto.aw-ansin.net/ansin/user/0001/blog/showDetail.do

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【お役立ち情報】

■「遠隔教育システム活用ガイドブック」(第3版)について

 文部科学省では、遠隔教育システムを効果的に活用した教育の質の向上を目的として、「遠隔教育システムの効果的な活用に関する実証」を実施し、専門性を育んだり個々の児童生徒の状況に応じたりする遠隔教育や多様性のある学習環境の遠隔教育、遠隔研修等、テーマを幅広く設定し実証研究に取り組んでまいりました。

 この度、その実証成果を踏まえ、教育委員会や学校などの教育関係者に参考としていただくため、「遠隔教育システム活用ガイドブック」(第3版)を作成しました。ぜひ御活用ください。

 「遠隔教育システム活用ガイドブック」(PDF:8.2MB)
 ▼URL:https://www.mext.go.jp/content/20210601-mxt_jogai01-000010043_002.pdf

〔お問い合わせ先〕
文部科学省初等中等教育局情報教育・外国語教育課
Mail:jogai@mext.go.jp

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■「教育情報セキュリティポリシーに関するガイドライン」の第2回改訂について

 GIGAスクール構想における急速なICT環境整備の推進を踏まえ、1人1台端末を活用するために必要なセキュリティ対策やクラウドサービスの活用を前提としたネットワーク構成等の課題に対応するため、本ガイドラインの第2回改訂を行いました。

 ▼URL:https://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/zyouhou/detail/1397369.htm

〔お問い合わせ先〕
文部科学省初等中等教育局情報教育・外国語教育課
Mail:jogai@mext.go.jp

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■経済産業省「EdTechライブラリー」について

 「EdTechライブラリー」では、GIGAスクール構想も踏まえ、学校等で活用できるEdTechサービスを紹介しています。

 ▼URL:https://www.learning-innovation.go.jp/edtech-library/

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■経済産業省「STEAMライブラリー」について

 「STEAMライブラリー」では、教科等横断的なオンライン探究学習教材を無償で提供しています。

 ▼URL:https://www.steam-library.go.jp/

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≪StuDX Styleウェブサイト≫
 ▼URL:https://www.mext.go.jp/studxstyle/

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≪GIGA StuDXメールマガジン配信サ-ビス 登録・配信停止はこちら≫
 ▼URL:https://www.mext.go.jp/magazine/index.htm#005

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≪GIGA StuDXメールマガジン バックナンバーはこちら≫
 ▼URL:https://www.mext.go.jp/magazine/backnumber/mext_01480.html

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<編集後記>
 ある校長先生から「メルマガ登録をしたいのですが、エラーが出てしまう。」というお問い合わせがありました。エラーについては、電話でお伺いし解決できました。さらに詳しく伺うと、「教職員に登録をすすめようと思い、まずは自分自身がやり方をしっかり把握しようと思って。」とのこと。校長先生の「まずは自分がやってみる」という姿勢にふれ、前向きな気持ちになりました。後程「教職員も登録できました!」との御連絡もいただきました。

 GIGAスクール構想推進の第一歩、「まずはやってみる!」

 今回のメルマガでは、「StuDX Style」での教科等の事例について紹介しました。
 学習指導等で御活用いただけますと幸いです。

 次回もGIGAスクールに関係する最新情報をお届けします。6月末に配信予定です。

 

お問合せ先

初等中等教育局 GIGA StuDX(ギガ スタディーエックス)推進チーム

03-5253-4111 (内線4039)

(初等中等教育局 GIGA StuDX(ギガ スタディーエックス)推進チーム)