マナビィ・メールマガジン第300号(令和5年12月8日配信)

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【1. デジタル公民館 KK2】
◆おすすめ動画
 障がい当事者が語る!コミュニケーションのバリアフリー
【2. 今月のニュース・お知らせ】
◆令和5年度コミュニティ・スクール及び地域学校協働活動実施状況について
◆【参加者募集中】RISTEX総合知オンラインセミナー
 『異分野融合において「哲学者」が果たしうる役割』
◆「第65回科学技術映像祭」作品募集
◆【高校生等・大学生等対象】返済不要の留学奨学金「トビタテ!留学 JAPAN」説明動画のご案内
【3. 国立青少年教育振興機構の取組】
◆国立大洲青少年交流の家
 ~教育事業「親子でSDGs 秋を楽しもう!」で紙リサイクルのプロになった!?~
【4. 社研通信】
◆令和5年度社会教育主事専門講座を終えて
◆令和5年度全国社会教育主事の会研究交流会を終えて
◆雑誌『社会教育』12月号で情報発信中!
【5. その他の情報コーナー】
◆社会教育士について
◆マナパスについて
◆リクルート進学総研より
◆「初中教育ニュース」ほか、メールマガジンの御案内について
◆障害者の生涯学習の推進
◆文部科学省での企画競争・公募等の公表、一般競争入札情報に関する調達情報
◆前回読まれた記事TOP3
【★あさだより】
◆マナビィ・メルマガに対するアンケート調査を実施しています!
【編集後記】
 
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1.何時でも何処でも誰でも学べる
    デジタル公民館
  霞が関ナレッジスクエア(KK2)
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◆おすすめ動画
障がい当事者が語る!コミュニケーションのバリアフリー
~障がいのある方とのコミュニケーションのポイントを学ぶ!~
 
 今年6月より順次制作、公開してまいりました「障がい当事者が語る!コミュニケーションのバリアフリー」。12月7日に全17単元を公開しました。講師として登壇するのは、ANAの特例子会社であるANAウィングフェローズ・ヴイ王子株式会社の社員の皆さんです。同社は従業員約300名の約8割が障がいのある方々で、各職場では様々な工夫をしながら円滑なコミュニケーションを図り、業務を推進されています。
 講師の皆さんは、肢体不自由・視覚障がい・聴覚障がい・内部障がい・精神障がい・発達障がい・知的障がいなどの当事者であり、ご自身が経験した困り事や、働く上での工夫、周囲の方たちにお願いしたいサポート内容やコミュニケーション方法について具体的にお話をしていただいています。シリーズ最終回「ケーススタディ」では、2018年の北海道胆振東部地震を出張先の札幌のホテルで経験した3名の方々が、座談会形式で貴重な経験をシェアしてくださいました。
 この講座は「全ての方に、一個人として障がいを理解して頂き、障がいのある方との接し方を考え、行動に移していただくこと」を目的としており、すぐに役立つ情報が満載です。各単元は10分程度、ご興味のある単元から御視聴いただけます。終了後には簡単な理解度テストがありますので、是非お気軽にチャレンジしてみてください。
 
「障がい当事者が語る!コミュニケーションのバリアフリー」
https://www.kk2.ne.jp/kk2/biz03/disabled.html/
・理解度テスト、講義資料(PDF)の閲覧は、KK2Web会員(無料)でのログインが必要です。
 
□お問合せ先
 霞が関ナレッジスクエア(KK2)事務局
 E-mail:kk2seminar@avcc.or.jp
 HP:https://www.kk2.ne.jp/
 
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2.今月のニュース・お知らせ
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◆令和5年度コミュニティ・スクール及び地域学校協働活動実施状況について
 ~全国の公立学校の過半数(52.3%)がコミュニティ・スクールに!~
 
 文部科学省では、コミュニティ・スクール(学校運営協議会制度)と地域学校協働活動の一体的な推進による地域と学校の連携・協働体制の構築を推進しています。
 本年度のコミュニティ・スクール及び地域学校協働活動の実施状況に関する全国的な調査の結果を11月28日(火)に公表しましたので、お知らせします。
 
 同日の記者会見では、盛山大臣より次のとおり述べました。
『本年5月時点でコミュニティ・スクールを導入している学校は、前年度より2,914校増加し、18,135校となり、全国の公立学校の半数以上で導入されたこととなります。コミュニティ・スクールは、学校と地域が連携・協働する地域学校協働活動と一体的に取り組むことで、学校や地域を取り巻く課題解決のプラットフォームとなり得るものであり、今後の学校運営に欠かすことのできない仕組みであると考えています。文部科学省としては、引き続き、コミュニティ・スクールのさらなる導入の加速化、地域学校協働活動との一体的な取組の推進を図ってまいります。』
 
詳しくは、以下のリンクをご覧ください。
・学校と地域でつくる学びの未来HP
https://manabi-mirai.mext.go.jp/document/chosa/2023.html
・盛山正仁文部科学大臣 記者会見録(令和5年11月28日)
https://www.mext.go.jp/b_menu/daijin/detail/mext_00433.html
 
□お問合せ先
 総合教育政策局 地域学習推進課 地域学校協働推進室 地域学校協働推進係
 E-mail:cs-fb01@mext.go.jp
 
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◆【参加者募集中】RISTEX総合知オンラインセミナー
『異分野融合において「哲学者」が果たしうる役割:数学・認知科学・神経科学・ロボティクスとの共同研究の実践から』
 
 科学技術振興機構(JST)社会技術研究開発センター(RISTEX)では、学際研究/共創型研究を進めるうえでヒントとなる情報を発信・共有するための総合知オンラインセミナーを開催しています。
 第6回は、「哲学」にフォーカスをあて、(北海道大学 大学院文学研究院 教授/人間知・脳・AI研究教育センター長)田口茂氏をゲストにお迎えし、異分野融合において「哲学者」が果たしうる役割についてご講演いただきます。
 皆様のご参加を心よりお待ち申し上げます。
 
■日時:令和5年12月20日(水) 17時15分~18時15分
    ※参加申込締切:12月19日(火)13時
■開催形式:オンライン(Zoom)
■参加費:無料
 
詳細は、こちらを御覧ください。
https://www.jst.go.jp/ristex/info/event/20231220_01.html
 
□お問合せ先
 科学技術振興機構(JST)社会技術研究開発センター(RISTEX)
 総合知オンラインセミナー事務局
 E-mail:r-info-event@jst.go.jp
 
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◆「第65回科学技術映像祭」作品募集
 
 日本科学技術振興財団、映像文化製作者連盟、つくば科学万博記念財団、新技術振興渡辺記念会では、優れた科学技術映像の選奨及び活用を目的として、科学技術映像祭を開催しています(昭和35年創設)。
 優れた作品には内閣総理大臣賞や文部科学大臣賞などが贈られます。毎年4月の科学技術週間中の表彰式開催とともに、科学技術館を含む全国の科学館・博物館等にて受賞作品の上映会等を実施しています。
 皆様の作品の応募をお待ちしています。
 
■募集期間:令和5年12月1日(金)~令和6年1月15日(月)
応募の詳細は、下記URLを御覧ください。
http://ppd.jsf.or.jp/filmfest/
 
□お問合せ先
 日本科学技術振興財団 科学技術映像祭事務局
 E-mail:filmfest@jsf.or.jp
 
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■返済不要の留学奨学金「トビタテ!留学 JAPAN」新・日本代表プログラム
 【高校生等・大学生等対象】説明動画のご案内
 
 「トビタテ!留学JAPAN」では、2024年度「新・日本代表プログラム」派遣留学生の募集を開始しております。
 成績・語学力不問、渡航先もテーマも自由に設計でき、海外へのチャレンジを返済不要の奨学金でサポートします。
 
詳細は、こちらを御覧ください。
https://tobitate-mext.jasso.go.jp/newprogram/
 
 各対象のプログラム内容について、説明動画でもご覧になれますので是非ご視聴の上、関心のありそうな生徒・学生・教職員・教育関係者のみなさまにもご共有ください。
 
・【高校生等対象】新・日本代表プログラム(第9期)説明動画はこちら
https://www.youtube.com/watch?v=2GkJ4iOUvUM
・【大学生等対象】新・日本代表プログラム(第16期)説明動画はこちら
https://youtu.be/2h122uvjM_w
 
□お問合せ先
 高等教育局 参事官付(国際担当) 官民協働海外留学創出プロジェクト
 トビタテ!留学JAPAN
 E-mail:ryugakujapan@mext.go.jp
 
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3.国立青少年教育振興機構の取組
  ~全国28の教育施設で
    体験活動を推進しています!~
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◆国立大洲青少年交流の家
 ~教育事業「親子でSDGs 秋を楽しもう!」で紙リサイクルのプロになった!?~
 
 国立大洲青少年交流の家では、SDGsの観点に立った親子での体験活動を通して、地球環境の保全や持続可能な社会への関心を高め、日常生活の中でSDGsを意識し行動する心情や態度を育てる事業を展開しています。
 2年目となる今年度は、紙のリサイクルを切り口に、環境問題を考える3つのプログラムを用意しました。参加者は、親子で紙のリサイクルについて学習したり、野外炊事でSDGsを意識したカレー作りに挑戦したりしました。その後、鴾ヶ森(ときがもり)でSDGsクイズラリーを楽しみ、最後に「自分にできるSDGs宣言」を「できることから始める木」に貼って学びのまとめとしました。
 当施設では本事業のほかにも、館内にSDGsコーナーを設置するなど、年間を通してSDGs推進に関わる取組を進めています。
 
□お問合せ先
 独立行政法人  国立青少年教育振興機構
 国立大洲青少年交流の家
 E-mail:ozu@niye.go.jp/
 HP:https://ozu.niye.go.jp
 
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4.社研通信
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◆令和5年度社会教育主事専門講座を終えて
 
 社会教育実践研究センターでは、社会教育主事として必要な高度かつ専門的な知識・技術に関する研修を行い、都道府県の指導的立場にある社会教育主事としての力量を高めることを趣旨とした「社会教育主事専門講座」を毎年実施しています。対象は都道府県・指定都市教育委員会の社会教育主事等で、受講資格を「社会教育主事の資格を有し、主事等での勤務経験が1年以上の者」と設定しています。
 今年度はテーマを「ウェルビーイングの実現を目指すための社会教育の役割」と設定し、10月12日(木)~13日(金)をライブ配信、16日(月)~17日(火)を対面で開催しました。
 
◆令和5年度全国社会教育主事の会研究交流会を終えて
 
 社会教育実践研究センターでは、10月18日(水)に「全国社会教育主事の会(以下、主事の会)」研究交流会を開催しました。主事の会は、全国の社会教育主事が広域的に情報交流を行い、時代に即応した専門性を高めるとともに、地域を越えた絆を深めながら、多様化・高度化する社会教育行政の遂行に当たって必要な知識や意識の向上を図り、社会教育主事の全国的なネットワークの形成や社会教育の一層の推進を図ることを目的に、平成29年に発足した組織です。昨年度と同様に、対面での研究交流会を開催すると同時にライブ配信も行いました。また、交流内容も工夫を凝らし、東京藝術大学社会連携センター特任教授の伊藤達矢先生による講演等を行いました。
 地域社会の在り方や人々の価値観、これまでの社会教育に係る行政の施策の方向性なども激しく変化する中で、改めて、社会教育関係職員に「何ができるか」、「何をすべきか」が問い直されていると感じた研究交流会でした。
 
◆雑誌『社会教育』12月号で情報発信中!
 
 雑誌『社会教育』(発行 一般財団法人日本青年館)【12月号(12月1日発売)】の“社研EYE”のコーナーでは、実務研修生として本年4月から社研に勤務している前田隆志さんの研修内容について掲載しています。
 
□お問合せ先
 国立教育政策研究所 社会教育実践研究センター
 E-mail:jissen@nier.go.jp
 
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5.その他の情報コーナー
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◆人づくり・つながりづくり・地域づくりにいま、社会教育士が必要です
「社会教育士」についての特設サイトと活躍事例動画を公開中。是非御覧ください。
https://www.mext.go.jp/a_menu/01_l/08052911/mext_00667.html
 
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◆マナパス-社会人の大学等での学びを応援するサイト-
キャリアアップ・キャリアチェンジに役立つ学び直し講座や支援制度に関する情報を発信する社会人のためのポータルサイト「マナパス」を公開中です。是非御覧ください。
https://manapass.jp/
 
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◆リクルート進学総研による大学・専門学校・高等学校に関する最新情報は、こちらを御覧ください。
https://souken.shingakunet.com/
 
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◆文部科学省、また関係機関では、様々なメールマガジンを配信中です。是非、これらの配信登録もお願いいたします。
・初中教育ニュース(初等中等教育改革の動きに関する情報やイベントのお知らせなど)
https://www.mext.go.jp/magazine/backnumber/symel.htm
・専修学校 #知る専(専修学校の魅力を動画やメールマガジン等で絶賛発信中)
https://shirusen.mext.go.jp/
・NITSニュース(教職員支援機構から機構主催研修情報などを隔週金曜日に配信)
https://www.nits.go.jp/magazine/
・NWECだより(国立女性教育会館から男女共同参画にかかわる情報を毎月配信)
https://www.nwec.go.jp/about/pr/mail/index.html
 
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◆障害者の生涯学習の推進については、こちらを御覧ください。
https://www.mext.go.jp/a_menu/ikusei/gakusyushien/index.htm
 
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◆文部科学省での企画競争・公募等の公表、一般競争入札情報に関する調達情報は、こちらを御覧ください。
・企画競争・公募等の公表
https://pf.mext.go.jp/gpo3/MextKoboHP/list/kp010000.asp
・一般競争入札情報
https://pf.mext.go.jp/gpo3/kanpo/gposearchi.asp
 
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◆前回読まれた記事TOP3(11月24日~12月8日)
※11月24日配信号
1. 「アサーション」で築く素敵な人間関係
 ~わたしもOK あなたもOK のコミュニケーション~
https://www.kk2.ne.jp/kk2/biz03/assertion.html/
2. 【参加者募集中】総合知オンラインセミナー
 『人文学(者)は何をしたいのか? オープンヒューマニティーズという試み』
https://www.jst.go.jp/ristex/info/event/20231130_01.html
3. 第4回 次世代育成教育フォーラム 開催!
 「未来社会をデザインできる人材の育成~初等中等教育における探究活動の成果とこれから~」
https://ong.iis.u-tokyo.ac.jp/archives/3673
 
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★ あさだより
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 仕事半分、趣味半分で、高校(時には小中も)の教科書を読むことがあります。難しくてついていけないものもありますが、概してカラフルで読みやすく、楽しいですよ。時々紹介しますね。
 『ビジネス基礎』は「ビジネスを通じ、地域産業をはじめ経済社会の健全で持続的な発展を担う職業人として必要な基礎的な資質・能力を育成すること」を主眼とした、商業に関する学科における原則履修科目です(「高等学校学習指導要領解説編」より)。私が読んだのは実教出版のもの。経済と流通、さまざまなビジネス、企業活動、売買取引、ビジネス計算など幅広い分野について基本的なことが分かりやすく書かれています。
 加えて、話し方、聞き方などのコミュニケーションやビジネスマナーの解説もあります。商業科だけでなく、すべての高校生、大学生、また社会人も読めばいいのに、と思うくらいです。研修にも使えますよ、きっと。中には名刺交換の仕方など、そこまで丁寧にやらなくていいんじゃない?と思うこともありますが、「基本」はそうなのだと知っておくことも大事なのでしょう。
 教科書販売店の他、インターネットでも買えるようです。読書のメニューに加えては如何でしょうか。
(長崎県立大学学長 浅田 和伸) ※元総合教育政策局長
 
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◆マナビィ・メルマガに対するアンケート調査を実施しています!
 マナビィ・メールマガジンでは、文部科学省、自治体、企業、団体等の生涯学習・社会教育に関する活動等について紹介しています。
 よりよいメルマガ作りの参考とするため、アンケート調査を実施していますので、御協力お願いします。
 
詳しくは、こちらを御覧ください。
https://forms.office.com/r/uUF2wxmeCN
 
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編集後記【次号:12月24日配信(12月24日号と1月8日号の合併号!)】
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 ◆祝 マナビィ・メルマガ300号記念◆
 この度、マナビィ・メールマガジン連載が300号となりました!(拍手)
 長年、御愛読いただいている皆さまや、最近、御登録をいただいた皆さまのおかげで
 長期に渡り連載できております。本当にありがとうございます!
 平成21年から始まったマナビィ・メルマガ。もう15年前ですって。
 15年前は何していたっけ?と考えると、編集担当の田中は中学生でした…
 坊主頭のヤンチャ中坊だった自分が、今や(立派な?)社会人をしております。
 恥ずかしい思い出が蘇ってきました。皆様は15年前何をしていましたか?
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編集長 高木 秀人
    文部科学省 総合教育政策局
    地域学習推進課長
編 集 榎木・小薗・田中
TEL:03-5253-4111(内線2974)
E-mail:manaby@mext.go.jp
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総合教育政策局地域学習推進課 地域学習推進係・地域振興係

電話番号:03-5253-4111(内線2974)
メールアドレス:manaby@mext.go.jp

(総合教育政策局地域学習推進課 地域学習推進係・地域振興係)