マナビィ・メールマガジン第297号(令和5年10月24日配信)

■━━━━━□ INDEX □━━━━━■
【1. 子供たちの未来をはぐくむ家庭教育】
◆栄町家庭教育支援チーム ~みつけ・声かけ・つなぎ地域で家庭を支える~
【2. デジタル公民館 KK2】
◆おすすめ動画
実質賃金がマイナスの時代だからこそ株式投資について学んでみませんか?
【3. 今月のニュース・お知らせ】
◆社会教育士用の名刺のひな形を作成しました!
◆「教育・文化週間」です!
◆令和5年度「いーたいけん(青少年の体験活動推進企業表彰)」エントリー企業募集開始!
◆「NWECグローバルセミナー」の開催について
◆令和5年度第2回日本型教育の海外展開(EDU-Portニッポン)の事業公募開始!
◆GIGAスクール特別講座~GIGAは国境を越える!~
◆【参加者募集中】総合知オンラインセミナー『新興科学技術の研究開発・実装における研究者自治とリーガルデザイン』
◆2023年9月の文部科学省選定作品等の紹介
◆国立劇場養成所 歌舞伎俳優・文楽の研修生を募集しています
◆「国語に関する世論調査」令和4年度の結果を公表!
◆「秋のキッズフェスタ2023~様々な「体験」を楽しむ1日を!~」の開催について
【4. 国立青少年教育振興機構の取組】
◆国立淡路青少年交流の家~新たな価値の創造~
【5. 全国の生涯学習の取組】
◆愛知県知立市の取組
【6. 社会をつくる学びを提案する社会教育】
【7. その他の情報コーナー】
◆社会教育士について
◆マナパスについて
◆リクルート進学総研より
◆「初中教育ニュース」ほか、メールマガジンの御案内について
◆障害者の生涯学習の推進
◆文部科学省での企画競争・公募等の公表、一般競争入札情報に関する調達情報
◆前回読まれた記事TOP3
【★あさだより】
◆マナビィ・メルマガに対するアンケート調査を実施しています!
【編集後記】
 
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1.子供たちの未来をはぐくむ家庭教育
  全国の家庭教育支援チームを紹介! 
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<千葉県・印旛郡栄町>
◆栄町家庭教育支援チーム
~みつけ・声かけ・つなぎ地域で家庭を支える~
 
 栄町家庭教育支援チームは、平成30年に発足し、教育現場OB、児童相談所OB、民生・児童委員など経験豊かな支援員により構成されています。保護者が足を運びやすい場づくりを目指して「チームで取り組む家庭教育支援栄プラン」を掲げ、1.学びの場の提供、2.居場所づくり、3.訪問型家庭教育支援の3つを柱とし活動しています。特に、新小学校1年生の子供を持つ家庭に対しては、就学時健診等でのアンケートを参考に電話や家庭訪問によるアプローチを行い、問題の未然防止・早期発見に繋げています。こうした活動を通じて、行政や関係機関等と連携しながら、子育てに対する不安や悩みを解消し、地域全体で子育てをする環境づくりに努めています。
 
○チームからひとこと
 コロナ禍の3年半、対面での活動が制限され、イベントを中止せざるを得ませんでしたが、栄プランの3本柱を停滞させることがないように情報発信やダイヤルベルト型アウトリーチ家庭教育支援(電話・家庭訪問によるアプローチ)に努めてきました。この間、保護者の相談は不登校に関するものがほとんどでした。一人で悩みを抱え込まないよう保護者を支援することに引き続き取り組んでいきたいと思います。そしてヤングケアラー支援も大きな課題となっています。発見の場である学校と実際の支援に動く福祉との連携の橋渡しとして、「みつけ・声かけ・つなぎ地域で支える」栄町家庭教育支援チームを目指します。
 
□お問合せ先
 総合教育政策局 地域学習推進課 家庭教育支援室 家庭教育振興係
 E-mail: katei@mext.go.jp
 HP:https://katei.mext.go.jp/contents4/index.html
 
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2.何時でも何処でも誰でも学べる
    デジタル公民館
  霞が関ナレッジスクエア(KK2)
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◆おすすめ動画
実質賃金がマイナスの時代だからこそ株式投資について学んでみませんか?
「株式投資を始める前の疑問」
 
 今回ご紹介する講座は「株式投資」の基本の「き」を楽しく学べる講座です。株式投資をしている大学生の先輩と、興味があって始めてみたいけれど、よくわからないし、ちょっと怖いなあと思っている後輩のやりとりを軽快なアニメーションで展開しています。「1.株って何?」「2.総合証券とネット証券」「3.大学生が株式投資を始めるメリット」「4.初心者が株を買う際の注意点」の4本シリーズ(各回3~6分程度)です。若者はもちろん、株式投資は気になるけど実はよくわからないというビジネスパーソンの方々も、この機会に是非視聴してみてはいかがでしょうか。
 動画視聴後に簡単な質問(設問)をご用意しています。回答いただくと回答結果がリアルタイムで集計されグラフ表示されます。あなたの回答は皆さんの回答と同じでしょうか、違うものでしょうか。是非、こちらもお試しください。
 
「株式投資を始める前の疑問」
監修:明治学院大学経済学部 加藤木綿美 准教授
https://www.kk2.ne.jp/kk2/biz03/stock01.html/
※10月6日よりログイン不要でどなたでも視聴いただけるようになりました!
※視聴後の設問回答、レビュー投稿はKK2Web会員(無料)でのログインが必要です。
 
□お問合せ先
 霞が関ナレッジスクエア(KK2)事務局
 E-mail:kk2seminar@avcc.or.jp
 HP:https://www.kk2.ne.jp/
 
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3.今月のニュース・お知らせ
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◆社会教育士用の名刺のひな形を作成しました!
 
 文部科学省総合教育政策局地域学習推進課では、社会教育人材の養成及び活躍促進に向けた施策を推進しています。
 このたび、地域で活躍する社会教育士の方々を応援するため、社会教育士用の名刺のひな形を作成しました。
 地域で活動される社会教育人材の方々を応援しています!
 
詳しくは、こちらを御覧ください。
https://www.mext.go.jp/mext_01159.html
 
□お問合せ先
 総合教育政策局 地域学習推進課 社会教育人材研修係
 E-mail:syakyousyuji@mext.go.jp
 
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◆「教育・文化週間」です!
 
 11月1日から7日までは「教育・文化週間」です。
 期間中には全国各地で、体験活動、公開講座、美術館・博物館の無料開放など、様々なイベントが開催されます。
 大人も子供も、みんなが楽しく学ぶ。
 地域の大人たちが一体となって子供と触れ合う。
 いろいろと学ぶ形はあるけれど、あなたも是非、“ともに学ぶ喜び”を味わってみませんか?
 
11月3日の文化の日は、入場が無料となる施設もたくさん!
詳しくは、こちらを御覧ください。
https://www.mext.go.jp/a_menu/shougai/kyoiku-bunka/index.htm
 
10月限定!【おうちで楽しもう!教育・文化週間】も毎週金曜日に文部科学省フェイスブックにて連載中です♪
https://www.facebook.com/mextjapan
※御覧になるにはFacebookでのログインが必要です。
 
□お問合せ先
 総合教育政策局 政策課
 E-mail:syukan@mext.go.jp
 
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◆令和5年度「いーたいけん(青少年の体験活動推進企業表彰)」エントリー企業募集開始!
 
 文部科学省では、青少年の体験活動の推進を図ることを目的として、企業が社会貢献の一環として実施した青少年の体験活動を募集し、優れた実践を広く紹介するとともに表彰を行っています。
 この度、令和5年度の募集を開始いたしました。
 全国各地の企業の皆様からのエントリーをお待ちしております!
 
■応募条件
(1)実施主体:日本国内に拠点を有する企業
(2)活動内容:社会貢献活動の一環として、企業の主催により実施した体験活動
(3)対象期間:令和4年4月1日から令和5年3月31日までに実施した体験活動
■募集期間
令和5年10月16日(月)~11月17日(金)
 
詳細・お申込みについてはこちらを御覧ください。
https://www.mext.go.jp/a_menu/sports/ikusei/2023/1512628.html
 
□お問合せ先
 総合教育政策局 地域学習推進課 青少年教育室事業係
 E-mail:seisyone-jigyou@mext.go.jp
 
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◆「NWECグローバルセミナー」の開催について
 
 国立女性教育会館(NWEC)では、「誰一人取り残さないジェンダー主流化に向けた制度」をテーマに、令和5年度「NWECグローバルセミナー」を開催します。
 本セミナーでは持続可能な開発目標(SDGs)の達成に最も近いフィンランドにおけるジェンダー主流化の取組についての基調講演とフィンランドに加え、韓国や日本の事例にも言及したジェンダー主流化の取組についてのパネルディスカッションを実施します。
 詳しくは、11月以降、NWECホームページを御覧ください。
 
■日時:令和6年1月25日(木)
■会場:霞が関ナレッジスクエア(霞が関)
■開催方法:オンライン配信及びオンデマンド配信(2月1日(木)~14日(水)を予定)
 
詳しくは、こちらを御覧ください。
https://www.nwec.go.jp/global/seminar/index.html
 
□お問合せ先
 独立行政法人 国立女性教育会館 研究国際室
 E-mail:rese@ml.nwec.go.jp
 
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◆令和5年度第2回日本型教育の海外展開(EDU-Portニッポン)の事業公募開始!
 
 文部科学省大臣官房国際課では、EDU-Portニッポンを推進しています。 
 10月4日から、ESD・特活・音楽・体育・理科等の日本で特色のある取組の海外展開を推進する「EDU-Portニッポン応援プロジェクト」の公募を開始しました。
 教育委員会、学校法人、企業等の皆様からの応募をお待ちしております!
 
公募の詳細についてはこちらを御覧ください。
https://www.eduport.mext.go.jp/case/support-project/
 
□お問合せ先
 (株)コーエイリサーチ&コンサルティング
 日本型教育の海外展開事業事務局
 E-mail:ml-eduport@k-rc.co.jp
 
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◆GIGAスクール特別講座~GIGAは国境を越える!~
 シリーズ第4回(米国大使館)開催!
 
 文部科学省では、1人1台端末等を活用し、魅力あふれるオンライン講座を子供たちに提供する「GIGAスクール特別講座」を実施しています。今回の「GIGAは国境を越える!」シリーズでは、G7広島サミットを契機として、関係国との友好を一層深め、国際理解教育を推進する観点から、各国大使館(フランス、米国、英国、ドイツ、イタリア、カナダ)の協力のもと、全6回の開催を予定しています。
 第4回は米国大使館です!

■日 時:令和5年10月30日(月)14時~14時45分
■対 象:小学校(高学年)
     ※小学校(低学年・中学年)、中学校、高等学校等、どなたでも参加可能です。
     ※大学生、大学院生や学校関係者以外の一般の方の参加も歓迎します。
■方 法:YouTubeで参加/アンケート機能でクイズに解答
 
詳しくは、こちらを御覧ください。
https://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/zyouhou/detail/mext_00031.html
 
□お問合せ先
 初等中等教育局 GIGA StuDX推進チーム
 E-mail:gigastudx@mext.go.jp
 
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◆【参加者募集中】総合知オンラインセミナー『新興科学技術の研究開発・実装における研究者自治とリーガルデザイン』
 
 科学技術振興機構(JST)社会技術研究開発センター(RISTEX)では、学際研究/共創型研究を進めるうえでヒントとなる情報を発信・共有するための総合知オンラインセミナーを開催しています。
 第4回は、研究者によるボトムアップ型ルールメイキングにフォーカスをあて、シティライツ法律事務所 弁護士 水野祐氏をゲストにお迎えし、新興科学技術の研究開発・実装における研究者自治とリーガルデザインについてご講演いただきます。
 皆様のご参加を心よりお待ち申し上げます。
 
■日時:令和5年11月7日(火) 16時30分~17時30分
    ※参加申込締切:11月6日(月) 13時
■開催形式:オンライン(Zoom)
■参加費:無料
 
詳細は、こちらを御覧ください。
https://www.jst.go.jp/ristex/info/event/20231107_01.html
 
□お問合せ先
 科学技術振興機構(JST)社会技術研究開発センター(RISTEX)
 総合知オンラインセミナー事務局
 E-mail:r-info-event@jst.go.jp
 
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◆2023年9月の文部科学省選定作品等の紹介
 
 文部科学省では、映画その他の映像作品及び紙芝居について、教育上価値が高く、学校教育又は社会教育に広く利用されることが適当と認められるものを選定し、併せて教育に利用される映像作品等の質的向上に寄与するために、教育映像等審査規程(昭和29年文部省令第22号)に基づいて映像作品等の審査を行っています。選定された作品については、文部科学省のホームページ上で毎月掲載しています。
 
詳しくは、こちらを御覧ください。
https://www.mext.go.jp/content/20231002-mxt_shuukyo01-000029595_6.pdf
 
□お問合せ先
 初等中等教育局 修学支援・教材課
 E-mail:emedia@mext.go.jp
 
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◆国立劇場養成所 歌舞伎俳優・文楽の研修生を募集しています
 
 国立劇場養成所(独立行政法人日本芸術文化振興会)では、我が国の文化的財産である歌舞伎、能楽、文楽等の保存・継承のため、広く一般から研修生を募集し、伝承者の養成に取り組んでいます。
 現在、令和6年4月に開講する第29期歌舞伎俳優研修・第33期文楽研修の研修生を募集中です。伝統芸能を未来へとつなぐ、熱意あふれる“若き力”の応募をお待ちしています。
 
詳しくは、こちらを御覧ください。
→ https://www.ntj.jac.go.jp/training/trainee.html
 
□お問合せ先:国立劇場伝統芸能伝承者養成所
 〈歌舞伎俳優研修〉
 国立劇場調査養成部養成課
 E-mail:kokuritsu-boshu@ntj.jac.go.jp
 
〈文楽研修〉
 国立文楽劇場部企画制作課養成係
 E-mail:bunraku2021@ntj.jac.go.jp
 
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◆「国語に関する世論調査」令和4年度の結果を公表!
 
 文化庁では、国語施策の参考とするため、平成7年度から毎年度「国語に関する世論調査」を実施しています。
 この度、令和4年度調査の結果を公表しました。
 
【調査結果の例】
・「推し」という言い方(「気に入って応援している人や物」といった意味)を使うことがある人は約5割。
・「涼しい顔をする」を、辞書等で本来の意味とされてきた「関係があるのに知らんぷりする」という意味と思う人の割合は2割台。
・アルファベットの略語(例「AED」「SNS」「DX」等)が用いられている状況を、「好ましいと感じる」人は4割台半ば、「好ましくないと感じる」人は5割台半ば。
 
調査結果について詳しくは、こちらを御覧ください。
https://www.bunka.go.jp/tokei_hakusho_shuppan/tokeichosa/kokugo_yoronchosa/index.html
 
□お問合せ先
 文化庁 国語課
 E-mail:kokugoiken@mext.go.jp
 
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◆「秋のキッズフェスタ2023~様々な「体験」を楽しむ1日を!~」の開催について
 
 「秋のキッズフェスタ2023」~様々な「体験」を楽しむ一日を!~が10月28日(土)に国立オリンピック記念青少年総合センターにて開催されます!
 秋を彩るこの季節に、スポーツ、アウトドア、食育や文化芸術など様々な「体験」が待っています!
 事前申込が必要な体験教室などもありますので、詳しくはHPをご確認ください。
 皆さんのご来場をお待ちしております。
 
■日 時:令和5年10月28日(土)10時30分~15時30分
■場 所:国立オリンピック記念青少年総合センター
 
詳しくは、こちらを御覧ください。
https://nyc.niye.go.jp/wp/kidsfesta-autumn2023/
 
□お問合せ先
 国立青少年教育振興機構 「秋のキッズフェスタ2023」係
 E-mail:nyc-renkei@niye.go.jp
 
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4.国立青少年教育振興機構の取組
  ~全国28の教育施設で
    体験活動を推進しています!~
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◆国立淡路青少年交流の家~新たな価値の創造~
 
 国立淡路青少年交流の家では、民間企業との連携を推進しています。キャプラン株式会社(現:株式会社パソナHRソリューション)との青少年への環境人材育成における包括連携協定の締結(令和4年8月)を皮切りに、令和5年5月には淡路島を拠点に活動するサッカーチームFC.AWJと青少年の健全育成並びにスポーツの振興普及に関する相互連携協定を締結しました。
 淡路島の豊かな自然を活かした青年層対象の環境教育プログラム開発や、スポーツを目的とした利用においてより効果的な研修を行っていただけるよう取り組みを進め、青少年教育のナショナルセンターとしての「新たな価値」を創造していきます。
 
詳しくは、こちらを御覧ください。
https://www.instagram.com/kokuritsuawaji/(※国立淡路青少年交流の家Instagramへのリンク)
※御覧になるにはInstagramでのログインが必要です。
 
□お問合せ先
 独立行政法人 国立青少年教育振興機構 国立淡路青少年交流の家
 E-mail:awaji-soumukanri@niye.go.jp
 HP:https://awaji.niye.go.jp/
 
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5.全国の生涯学習の取組
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◆愛知県知立市の取組
 
 知立市は昭和45年に市制施行し、愛知県のほぼ中央部に位置することから、主要国道・県道、名古屋鉄道本線・三河線が交差する交通の要衝となっています。
 江戸時代には、東海道五十三次の39番目の宿場「池鯉鮒宿」として賑わいました。東海道松並木が現存するほか、知立まつりの本祭で奉納される「知立の山車文楽とからくり」は、平成28年に「山・鉾・屋台行事」の一つとしてユネスコ無形文化遺産に登録されるなど、歴史・文化のまちでもあります。
 平成13年に「生涯学習都市」を宣言し、その理念に基づき、独自の生涯学習体系をつくりました。地域の各町内会に生涯学習の推進を図る「生涯学習地域推進員」を設置し、町内会と連携して、主体的な学習活動を行っていただいています。
 地域住民の特技を活かした講座や受け継がれる伝統を継承する講座に加え、住民自ら地域の課題に取り組み、解決していくための講座を開催することで地域福祉にもつながっています。
 また、令和3年には「多文化共生の未来都市知立を目指して~日本人・外国人誰一人取り残さない持続可能なまちづくり~」というタイトルの提案をし、内閣府より「SDGs未来都市」に選定されました。
 今後はSDGs未来都市として、取組みの普及啓発、理解促進の視点を取り入れた生涯学習事業も進めていきたいと考えています。
 
・知立市ホームページ
https://www.city.chiryu.aichi.jp/
 
□お問合せ先
 知立市教育委員会 生涯学習スポーツ課
 E-mail:shogai-gakushu@city.chiryu.lg.jp
 
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6.社会をつくる学びを提案する「社会教育」
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◆「社会教育」11月号(普通号:96ページ構成)
特集 「読書の秋、図書館の秋~知の基盤の読書と図書館の役割をさぐる~」
 
 『社会教育』編集長の近藤真司です。
 巻頭言は特集に関連して、野末 俊比古(青山学院大学教育人間科学部教育学科教授)が「図書館は人と本を結ぶ? -図書館サービスのモデルとAI/DX時代の役割-」を寄稿しています。社会教育施設としての図書館は「人と本」を結ぶ機能と役割があります。「図書館ならでは」の活動とは何かを考えていきます。
 11月号の特集は、秋に関連して「読書の秋、図書館の秋~知の基盤の読書と図書館の役割をさぐる~」です。
 まず、前田昇(NPO本の学校副理事長)が「知の地域づくりを求めて 本の学校(鳥取県米子市)の29年間の歩み」を寄稿しています。本の学校は1995年にスタート。さまざまな活動を展開してきました。「本や出版の未来」について、書店・出版関係・図書館・作家・読者などが立場を越えて意見交換する場を設けています。
 次に、礒井純充(まちライブラリー提唱者)が、「『学びあいの居場所』:まちライブラリー、マイクロ・ライブラリー」を寄稿しています。2011年から始まったまちライブラリーの活動について、全国各地に展開する多様な取り組みを紹介しています。まちライブラリーが「学びあいの場」として成熟し、個々人が主役となり、地域や社会に変革をもたらす活動となることを提案しています。
 続いて、前川道博(長野大学企業情報学部教授)が、「これからの社会教育:知識循環型生涯学習へのチェンジ」を寄稿しています。生涯学習・社会教育の1981年からの流れを振り返り、これからの方向性を、「学習者の視点からメディア環境・サービスとしてデジタルの活用」を提案しています。図書館での地域資料づくりから「共に学び合う・支え合う」生涯学習・社会教育の実践を紹介しています。
 また、毎年秋に開催されている「図書館総合展」について、長沖竜二(図書館総合展運営委員会事務局長)がその見所を紹介しています。
 特集以外では、11月25日(土)に開催される「第70回全国民俗芸能大会」に関連して、「民俗芸能の楽しみ方は」という記事があります。
 読書の秋、図書館に出かけて行って、その機能と役割を考え、各地で実施されている「学びあい」のプログラムに参加するのもいいかもしれません。
 
詳しくは、こちらを御覧ください。
https://social-edu.com/
 
□お問合せ先
 (一財)日本青年館 「社会教育」編集部 近藤
 TEL:03-6452-9021
 E-mail:leh07376@nifty.com
 
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7.その他の情報コーナー
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◆人づくり・つながりづくり・地域づくりにいま、社会教育士が必要です
「社会教育士」についての特設サイトと活躍事例動画を公開中。是非御覧ください。
https://www.mext.go.jp/a_menu/01_l/08052911/mext_00667.html
 
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◆マナパス-社会人の大学等での学びを応援するサイト-
キャリアアップ・キャリアチェンジに役立つ学び直し講座や支援制度に関する情報を発信する社会人のためのポータルサイト「マナパス」を公開中です。是非御覧ください。
https://manapass.jp/
 
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◆リクルート進学総研による大学・専門学校・高等学校に関する最新情報は、こちらを御覧ください。
https://souken.shingakunet.com/
 
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◆文部科学省、また関係機関では、様々なメールマガジンを配信中です。是非、これらの配信登録もお願いいたします。
・初中教育ニュース(初等中等教育改革の動きに関する情報やイベントのお知らせなど)
https://www.mext.go.jp/magazine/backnumber/symel.htm
・専修学校 #知る専(専修学校の魅力を動画やメールマガジン等で絶賛発信中)
https://shirusen.mext.go.jp/
・NITSニュース(教職員支援機構から機構主催研修情報などを隔週金曜日に配信)
https://www.nits.go.jp/magazine/
・NWECだより(国立女性教育会館から男女共同参画にかかわる情報を毎月配信)
https://www.nwec.go.jp/about/pr/mail/index.html
 
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◆障害者の生涯学習の推進については、こちらを御覧ください。
https://www.mext.go.jp/a_menu/ikusei/gakusyushien/index.htm
 
――――――――――――――――――――
◆文部科学省での企画競争・公募等の公表、一般競争入札情報に関する調達情報は、こちらを御覧ください。
・企画競争・公募等の公表
https://pf.mext.go.jp/gpo3/MextKoboHP/list/kp010000.asp
・一般競争入札情報
https://pf.mext.go.jp/gpo3/kanpo/gposearchi.asp
 
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◆前回読まれた記事TOP3(10月8日~10月23日)
※10月8日配信号
1. 社会教育人材部会「中間的まとめ」
https://www.mext.go.jp/content/230906-mxt_syogai03-000031789_6.pdf
2. 『深く考えられる人間になろう~発明者の想いを形にする「弁理士」のChatGPT活用法~』
https://www.kk2.ne.jp/kk2/biz03/dtr_08-01.html/
3. 『諸外国の教育動向 2022年度版』を公表
https://www.mext.go.jp/b_menu/shuppan/gaikoku/detail/mext_00005.htm
 
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★ あさだより
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 先日公表された「令和4年度体力・運動能力調査報告書」から、新聞では、中高年世代では運動の頻度が高く、長時間行っている人ほど健康で毎日の生活が充実していると感じることが分かった、なんて書いてありました。でも、運動するから健康なのか、健康だから運動できるのか、どちらとも言えますよね。
 みんなどれくらい運動やスポーツをしているのかなと思い、統計数値表からサンプル数を取って計算したところ、例えば60~64歳男性では「ほとんど毎日」(週3~4日以上)が17%、「ときどき」(週1~2日程度)が42%、「ときたま」(月1~3日程度)が21%、「しない」が20%でした。これと運動能力との関係は一概には言えず、「20mシャトルラン」や「上体起こし」は運動をしている人ほどできる傾向があると言えそうですが、「握力」は「ときたま」組が一番強かったりします。
 スポーツの秋。自分に合ったやり方で無理をせずに続けるのがいいですね。
(長崎県立大学学長 浅田 和伸) ※元総合教育政策局長
 
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◆マナビィ・メルマガに対するアンケート調査を実施しています!
 マナビィ・メールマガジンでは、文部科学省、自治体、企業、団体等の生涯学習・社会教育に関する活動等について紹介しています。
 よりよいメルマガ作りの参考とするため、アンケート調査を実施していますので、御協力お願いします。
 
詳しくは、こちらを御覧ください。
https://forms.office.com/r/uUF2wxmeCN
 
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編集後記
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 いつもマナビィ・メルマガを御愛読いただきましてありがとうございます。
 編集担当の田中です。さっそく私事ですが、北海道から離れ早くも1か月が立ちました。
 毎日の満員電車や人の多さなど、慣れない都会暮らしにお腹いっぱいです。
 少しばかり北海道が恋しくなってきました。
 そんな中、北海道では初雪・初冠雪が観測され、街中では雪虫が飛び交っているようです。
 東京でも気が付くと秋を感じる寒さになってきました。
 皆様も、季節の変わり目ですのでお身体に気をつけてお過ごしください。
 
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編集長 高木 秀人
    文部科学省総合教育政策局
    地域学習推進課長
編 集 榎木・小薗・田中
TEL:03-5253-4111(内線2974)
E-mail:manaby@mext.go.jp
※無断転載禁止
※配信登録・解除はこちらです。
https://www.mext.go.jp/magazine
解除できない場合は、お手数ですが上記アドレスまで御連絡ください。

お問合せ先

総合教育政策局地域学習推進課 地域学習推進係・地域振興係

電話番号:03-5253-4111(内線2974)
メールアドレス:manaby@mext.go.jp

(総合教育政策局地域学習推進課 地域学習推進係・地域振興係)