マナビィ・メールマガジン第293号(令和5年8月24日配信)

■━━━━━□ INDEX □━━━━━■
【1. 子供たちの未来をはぐくむ家庭教育】
◆海津市家庭教育推進協議会
 <岐阜県・海津市>より
【2. デジタル公民館 KK2】
◆おすすめ動画
「障がい当事者が語る!コミュニケーションのバリアフリー」
 障がいのある方とのコミュニケーションのポイントを学ぶ!
【3. 今月のニュース・お知らせ】
◆「諸外国の教育統計」令和5(2023)年版を文部科学省ホームページにて公表
◆CO₂排出量の実質ゼロを目指した活動を募集9月29日まで
◆「廃校活用推進イベント(東京会場/同時オンライン配信)」開催!
◆2023年7月の文部科学省選定作品等の紹介
◆日本全国への相談発信で、生涯学習をもっと充実!
◆教育協力ウィーク2023 & EDU-Portサイドイベントのご案内
◆大学質保証フォーラムを9月26日にオンラインで開催
◆文部科学大臣優秀教職員表彰「社会に開かれた教育実践奨励賞」に係る推薦団体を募集しています!【民間団体等(民間企業、公益法人、NPO 法人等)向け】
【4. 国立青少年教育振興機構の取組】
◆「高校生の進路と職業意識に関する調査」について報道発表しました
【5. 全国の生涯学習の取組】
◆鹿児島県志布志市の取組
【6. 社会をつくる学びを提案する社会教育】
【7.インターンシップ学生の声】
【8. その他の情報コーナー】
◆社会教育士について
◆マナパスについて
◆リクルート進学総研より
◆「初中教育ニュース」ほか、メールマガジンの御案内について
◆障害者の生涯学習の推進
◆文部科学省での企画競争・公募等の公表、一般競争入札情報に関する調達情報
◆前回読まれた記事TOP3
【★あさだより】
◆マナビィ・メルマガに対するアンケート調査を実施しています!!
【編集後記】
 
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1.子供たちの未来をはぐくむ家庭教育
  全国の家庭教育支援チームを紹介! 
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<岐阜県・海津市>
◆海津市家庭教育推進協議会
~あたりまえのことができる家庭教育支援を~
 
 海津市家庭教育推進協議会は、子育てに関する多様なニーズに見合う支援活動を展開するために、支援方法の協議や関係機関との連携調整を行いながら、「海津市にこにこ子育て支援事業」を推進しています。主に、市の相談施設が連携した「にこにこ子育て相談チーム」による相談対応、市民団体が主体となった「にこにこ子育て応援隊チーム」による親子向けの講座や子育て交流会、地区社会福祉協議会が中心となった「にこにこ子育て地区チーム」による三世代交流事業などを実施しています。また、「にこにこ子育て通信」で参考になる情報を随時お知らせするなど広報活動にも取り組んでいます。こうした活動を通じて、地域ぐるみの子育て支援を推進しています。
 
○チームからひとこと
 私たちは、地域を基盤とする福祉団体や地域ボランティア団体、そして行政や学校と連携し、元気な家庭から専門的支援の必要な家庭まで、取り残しなく見守れるよう、多角的にアプローチしながら子育て世代の家庭教育を支える活動を継続してきました。この取り組みが文部科学省で高く評価され、文部科学大臣表彰を受賞させていただきました。同時に、授賞式では、「さらなる強化に努めてください。」と激励されました。
 本協議会では、これまでの活動を継続しつつ、時代の変化に対応し「だれもがより利用がしやすい工夫」を模索しています。組織の見直しや、チラシ配布の工夫(多くの保護者が集まるPTA総会でPR等)、応援隊チームではSNSやWEBでの情報配信、二次元コードの活用など改善をしています。これらの取り組みが今後に繋がるよう期待して進めています。
 
□お問合せ先
 総合教育政策局 地域学習推進課 家庭教育支援室 家庭教育振興係
 E-mail: katei@mext.go.jp
 HP: https://katei.mext.go.jp/contents4/index.html
 
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2.何時でも何処でも誰でも学べる
    デジタル公民館
  霞が関ナレッジスクエア(KK2)
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◆おすすめ動画
「障がい当事者が語る!コミュニケーションのバリアフリー」
 障がいのある方とのコミュニケーションのポイントを学ぶ!
 
 KK2の動画で学ぶプログラム「しごと力向上ライブラリ」の新作として、今年6月より 「障がい当事者が語る!コミュニケーションのバリアフリー」を順次公開しています(全17本シリーズ、現在9単元まで公開、11月完成予定)。講師として登壇するのは、ANAの特例子会社であるANAウィングフェローズ・ヴイ王子株式会社の社員の皆さんです。同社は社員の約8割が障がいのある方々で、各職場では様々な工夫をしながら円滑なコミュニケーションを図り、業務を推進されています。
 冒頭の2単元でバリアフリーとユニバーサルの違いや、障がい者を取り巻く法令についてお伝えし、3単元以降は「肢体不自由・車椅子使用者」「視覚障がい」「聴覚障がい」「内部障がい」「精神障がい」「発達障がい」「知的障がい」、それぞれの当事者の方々、計7名がご自身のエピソードを交えながら10分程度の講義を行います。障がいごとに異なるお困り事、そしてお声がけする際の具体的な表現も交えながら、当事者ならではのリアルな言葉でお話をしていただきます。また、誰もが避けて通れない「加齢に伴う障がい」や、同社社員の方々が実際に経験された「緊急災害時のケーススタディ」についてもシリーズ終盤でお伝えします。
 当講座の目的は「すべての方に、一個人として障がいを理解して頂き、障がいのある方との接し方を学び、小さな一歩でも実際に行動して頂くこと」です。職場や街中などで、障がいのある方がちょっと困ったな・・・という様子をみかけたら、一声かけてみたくなる!そんな講座になっていますので、是非御視聴ください。
 
「障がい当事者が語る!コミュニケーションのバリアフリー」
https://www.kk2.ne.jp/kk2/biz03/disabled.html/
※御視聴にはKK2Web会員(無料)でのログインが必要です。
 
□お問合せ先
 霞が関ナレッジスクエア(KK2)事務局
 E-mail: kk2seminar@avcc.or.jp
 HP: https://www.kk2.ne.jp/
 
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3.今月のニュース・お知らせ
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◆「諸外国の教育統計」令和5(2023)年版を文部科学省ホームページにて公表
 
 文部科学省では、令和5年8月7日、「諸外国の教育統計」令和5(2023)年版を文部科学省のホームページに公表しました。これは、日本、アメリカ合衆国、イギリス、フランス、ドイツ、中国、韓国の7か国の教育状況を統計データによって示したものです。我が国の教育を考える際の基礎データとして御利用下さい。
 
詳しくは、こちらを御覧ください。
https://www.mext.go.jp/b_menu/toukei/data/syogaikoku/1415074_00019.htm
 
□お問合せ先
 総合教育政策局 調査企画課 外国調査係
 E-mail: chousa@mext.go.jp
 
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◆CO₂排出量の実質ゼロを目指した活動を募集9月29日まで
 
★脱炭素チャレンジカップ2024★---2024年2月6日に開催決定!!---
詳しくは、こちらを御覧ください。
https://www.zenkoku-net.org/datsutanso/
 
脱炭素を目的とした地球温暖化防止に関する取組について、書類審査、プレゼンテーション審査を行い、優れた取組を表彰している全国大会です。学校・市民団体・企業・自治体など、どなたでもエントリー可能です。
 
■応募締切
団体(各大臣賞、企業/団体賞)・・・2023年 9月29日(金)
アイデア賞 ・・・・・・・・・・・ 2023年11月30日(木)
 
□お問合せ先
 脱炭素チャレンジカップ事務局(地球温暖化防止全国ネット)
 E-mail: zccc@zenkoku-net.org
 
(文科省お問合せ先)
 総合教育政策局 男女共同参画共生社会学習・安全課 環境教育推進係
 TEL:03-5253-4111(内線3462、2260)
 
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◆「廃校活用推進イベント(東京会場/同時オンライン配信)」開催!
 
 文部科学省では、2010年9月より「みんなの廃校プロジェクト」を立ち上げ、廃校活用を推進しています。
 このたび、廃校活用事例について学ぶとともに、廃校を「使ってほしい」自治体が「使いたい」事業者へPRを図るイベントを文部科学省東館3階講堂/同時オンライン配信で開催します。是非、御参加ください!
 
■開催日時:令和5年10月20日(金)13:30~16:30
■開催方法:東京会場(文部科学省東館3階講堂)/オンライン配信(Zoom)
■受付締切:令和5年9月29日(金)17時
■参加費 : 無料
※現地会場においては、定員200名程度を予定(先着順)
イベント詳細・一般参加登録はこちらを御覧ください。
https://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/zyosei/1422877_00006.htm
 
□お問合せ先
 文部科学省大臣官房 文教施設企画・防災部 施設助成課 振興地域係
 E-mail: minpro@mext.go.jp
 
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◆2023年7月の文部科学省選定作品等の紹介
 
 文部科学省では、映画その他の映像作品及び紙芝居について、教育上価値が高く、学校教育又は社会教育に広く利用されることが適当と認められるものを選定し、併せて教育に利用される映像作品等の質的向上に寄与するために、教育映像等審査規程(昭和29年文部省令第22号)に基づいて映像作品等の審査を行っています。
選定された作品については、文部科学省のホームページ上で毎月掲載しています。
 
詳しくは、こちらを御覧ください。
https://www.mext.go.jp/content/20230803-mxt_shuukyo01-000029595_4.pdf
 
□お問合せ先
 初等中等教育局 修学支援・教材課
 E-mail: emedia@mext.go.jp
 
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◆日本全国への相談発信で、生涯学習をもっと充実!       
 
 「講師募集や廃校活用プランなど、お金をかけずにたくさんのアイディアが欲しい!」
 そのご希望、全国の企業へ助けを募り、叶えてみませんか?
 内閣府では、全国の自治体と企業が出会えるマッチングサイトを設置しています。このサイトでは、7,301(令和5年8月18日現在)の民間企業が、行政でのお困りごとに興味を持っています。
 このサイトは、地域課題=“困りごと・悩みごと”を抱える自治体と、その地域課題に対する解決策を提案できる企業が出会い、創生につなげていくためのプラットフォームです。
 みなさまの希望実現に向けて、全国から効率よく、企業の力とアイディアを借りられるよう、ぜひここで“困りごと・悩みごと”を発信してみませんか?
 
詳しくは、こちらを御覧ください。
https://future-city.go.jp/platform/about/
 
□お問合せ先
 内閣府 地方創生推進事務局
 TEL:03-5510-2171
 E-mail: g.SDGs-platform.h8a@cao.go.jp
 
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◆教育協力ウィーク2023 & EDU-Portサイドイベントのご案内
〔文部科学省大臣官房国際課日本型教育の海外展開プロジェクトチーム〕
 
 9月7~9日、教育セクター関係者の情報共有、ネットワーク形成等を目的に「第3回教育協力ウィーク」が開催されます。
 「日本型教育の海外展開(EDU-Portニッポン)」ではサイドイベント「All Japanの協働フォーラム~産官学民がつながる場~」を実施します。異業種の機関との協働で取組の幅を広げたい方はぜひご参加ください。
 
■日時:2023年9月8日(金)18:00~19:40
■会場:JICA麹町本部
■開催形態:ハイブリッド形式(対面は先着60名まで)
 
詳しくは、こちらを御覧ください。
■教育協力ウィーク2023
https://www.jica.go.jp/information/event/1516307_23420.html
■All Japanの協働フォーラム~産官学民がつながる場~
https://padeco.education/wp-content/uploads/2023/08/Edu.pdf
 
□お問合せ先
 日本型教育の海外展開事業事務局
 (株)コーエイリサーチ&コンサルティング
 E-mail: ml-eduport@k-rc.co.jp
 
(文部科学省お問合せ先)
 文部科学省大臣官房 国際課 日本型教育の海外展開プロジェクトチーム
 E-mail: eduport@mext.go.jp
 
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◆大学質保証フォーラムを9月26日にオンラインで開催
 
 独立行政法人大学改革支援・学位授与機構は、9月26日(火)に令和5年度大学質保証フォーラムをオンラインで開催します(日英同時通訳付、参加無料)。
 テーマは「高等教育情報のデータ・サイエンス:データ基盤の構築とその活用に向けて」。
 
 高等教育機関が持っているさまざまな高等教育にかかる情報を公表することは、日本における高等教育の質保証システムの重要な構成要素の一つとなっています。それらの情報は、それぞれの高等教育機関等によっておおやけにされていますが、さらに頑健なデータ基盤として統合されれば、高等教育機関、質保証機関、政策立案当局、そして社会によってよりよく活用することが期待できます。
 そこで本フォーラムでは、データ基盤の構築とその活用の方法について国内外の専門家を招いて先行事例を紹介しながら、今後の我が国における高等教育の情報公表の展開の方向性を探るために議論します。
 
本フォーラムの詳細及び参加登録(事前登録必須)は下記ページを御覧ください。
■フォーラムページ: https://www.niad.ac.jp/consolidation/international/forum/
■参加登録フォーム: https://www6.webcas.net/form/pub/niad/form3
(参加登録は9月20日(水)〆切予定)
 
□お問合せ先
 独立行政法人 大学改革支援・学位授与機構 評価事業部 国際課
 E-mail: uqa-forum@niad.ac.jp
 
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◆文部科学大臣優秀教職員表彰「社会に開かれた教育実践奨励賞」に係る推薦団体を募集しています!【民間団体等(民間企業、公益法人、NPO 法人等)向け】
 
 文部科学省では、学校教育における教育実践等に顕著な成果や実績を挙げている教職員を表彰しております。
 今般、社会に開かれた教育課程の実現を重視する新しい学習指導要領の趣旨も踏まえ、学校教育を通してよりよい社会を創るという理念を一層学校と社会との間で共有することを目指す観点から、民間の団体等からの推薦と有識者による選考により授与する「社会に開かれた教育実践奨励賞」を設けています。
 この度、今年度(令和5年度)の推薦団体の募集を開始しましたのでお知らせします。民間企業、公益法人、NPO 法人等の皆様に置かれましては、是非ご検討よろしくお願いいたします!
 
詳しくは、こちらを御覧ください。
https://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/daijin/1417596_00005.htm
 
□お問合せ先
 初等中等教育局 初等中等教育企画課(「文部科学大臣優秀教職員表彰」担当)
 電話:03-5253-4111(内線:2588)
 E-mail: yushu@mext.go.jp
 
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4.国立青少年教育振興機構の取組
  ~全国28の教育施設で
    体験活動を推進しています!~
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◆「高校生の進路と職業意識に関する調査」について報道発表しました
 
 国立青少年教育振興機構では、令和4年9月~令和5年2月に日本・米国・中国・韓国の高校生を対象として、進路と職業意識に関する国際比較調査を行い、令和5年6月22日に報道発表いたしました。
 調査結果から日本の高校生の主な特徴として、職業選びにあたって「仕事の環境」「安定性」「自分の興味や好みに合っている」ことを重視することや、「仕事」「働くこと」のイメージは「生活のため」「社会人としての義務」が強いことなどが分かりました。 
  
詳しくは、こちらをご覧ください。
→ https://www.niye.go.jp/about/report_list/1945245881649284e4c344120230621140436.html
 
□お問合せ先
 独立行政法人  国立青少年教育振興機構
 青少年教育研究センター企画室 総務係 
 E-mail: kenkyu-soumu@niye.go.jp
 HP: https://www.niye.go.jp/research/
 
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5.全国の生涯学習の取組
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◆鹿児島県志布志市の取組
 
 鹿児島県志布志市は、鹿児島県の東部、宮崎県との県境に位置する市で、平成18年1月に志布志町、有明町、松山町の三町が合併して誕生しました。目の前には志布志湾が広がり、古くから港町として繁栄してきました。養殖うなぎは日本有数の生産量を誇っており、また、鹿児島黒牛の主要な産地でもあります。
 志布志市は合併前から生涯学習に熱心に取り組んでおり、特に旧志布志町は、昭和63年に国の生涯学習モデル市町村事業の指定を受けました。平成25年からは、より専門的に生涯学習を推進するため、「NPO法人志布志生涯学習センター」に運営を委託し、主体的な運営を進めています。
 志布志市の生涯学習推進事業の特徴の一つとして「創年市民大学」事業があります。少子高齢化社会の活性化と市民を主役にしたまちづくり推進をはかることを目的とし、年15回の講義を実施しています。ユニークなカリキュラムとしては、「修学旅行」が挙げられます。講師として来ていただいた方のまちづくりの取り組みを現地で学ぶため、九州管内の先進地を視察する学びの旅行です。また、今年度は設立20周年を記念して、「学園祭」を企画しています。今後も創年市民大学が、さらなる交流の輪を広げる活動になるよう努力していきたいと考えています。
 
・NPO志布志生涯学習センターホームページ
http://manabiya.main.jp/
 
□お問合せ先
 志布志市教育委員会 生涯学習課
 E-mail: gakusyuu@city.shibushi.lg.jp
 
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6.社会をつくる学びを提案する「社会教育」
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◆「社会教育」9月号(普通号:96ページ構成):
特集1「変わる学び リカレント リスキリング(4)」~学び直しの捉え方~
特集2「住民主体の地域づくり活動のモデル開発」
 
『社会教育』編集長の近藤真司です。
 9月号は2つの特集を組みました。 
 特集1「変わる学び リカレント リスキリング(4)」~学び直しの捉え方~ は8月号に続き座談会では、学び直しの捉え方をテーマに議論を行いました。パネリスト4名は、宮田安彦(大妻女子大学ライフデザイン学科長・教授)、三浦佳子(消費生活コンサルタント・日本冷凍食品協会広報部長)、立仙和巳(日立製作所・地域音楽コーディネーター)、吉田敦也(放送大学客員教授)です。
 特集2「住民主体の地域づくり活動のモデル開発」では3つの論考を紹介しています。
まず、荻野亮吾(日本女子大学人間社会学部准教授)が「住民主体の地域づくりに向けた学習をどのように進めていくか?」を執筆、コミュニティ・エンパワメントの方法と評価について、住民組織の力量形成について詳説しています。
 続いて、菅原育子(西武文理大学サービス経営学部准教授)が「住民主体の地域活動を支える組織およびコミュニティレベルのエンパワメントとその評価」について執筆、組織とコミュニティのエンパワメントについて、具体的な事例をもとに解説します。
 また、似内遼一(東京大学工学系研究科助教)が「計画主導のまちづくり活動の推進力としてのエンパワメント評価の可能性」について執筆、コミュニティレベル・エンパワメントについてワークショップという手法により、主体性についての重要性を指摘する。
 ほかに連載の「新・市町村長室の窓から スポーツ編 スポまち!長官表彰2022受賞自治体等から」では、橋本正裕(茨城県境町長)「子育て世代等も楽しめるサーフィンを活用したまちづくり~ホノルル市と姉妹都市の海のない町の挑戦!~」について執筆、多様な視点から境町のスポーツを通じたまちづくりを紹介しています。
自治体からは編集部に「住民参加のまちづくり」についての講師紹介や講座の進め方等に関する電話があります。特集2の「住民主体の地域づくり活動のモデル開発」の3つの論文が参考になるでしょう。
 
詳しくは、こちらを御覧ください。
→ https://social-edu.com/
 
□お問合せ先 
 (一財)日本青年館 「社会教育」編集部 近藤
 TEL: 03-6452-9021
 E-mail: leh07376@nifty.com
 
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7.令和5年度文部科学省
   インターンシップ学生の声
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 文部科学省では、学生の皆さんに文教・科学技術・学術行政事務に接する機会を提供することにより、職業意識の向上、学習意欲の喚起、行政に対する理解を深めていただくことを目的として、インターンシップを実施しています。マナビィ・メルマガでは総合教育政策局にインターンシップで参加された学生の率直な感想をお届けします。
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 私は地域学習推進課で2週間実習をさせていただきました。実習では、課室の業務やコミュニティ・スクールの推進について学んだほか、子ども霞が関見学デーのお手伝いや国立青少年教育振興機構の見学、広報資料の作成など様々な業務を体験させていただきました。特に、教育次長から学校運営協議会についてお話を伺ったことが印象に残っています。机上では知ることができない現場の実態について詳しく教えていただき、地域に開かれた学校づくりの重要性を再認識しました。
 また、職員の方々とお話する機会を多く設けていただき、職員の皆さんが教育に対する熱意や信念をもって仕事をされている姿に感銘を受けたとともに、「文部科学省では未来の教育を変えることができる」というお話が印象に残りました。実習を通して、文部科学省では多方面から「人づくり」を支えていることを実感しました。
 そして、職員の皆さまには本当にお世話になりました。お忙しい中、温かく迎え入れていただき、またご丁寧にご指導くださりありがとうございました。
(O.H 大学3年生)
 
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8.その他の情報コーナー
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◆人づくり・つながりづくり・地域づくりにいま、社会教育士が必要です
「社会教育士」についての特設サイトと活躍事例動画を公開中。是非御覧ください。
https://www.mext.go.jp/a_menu/01_l/08052911/mext_00667.html
 
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◆マナパス-社会人の大学等での学びを応援するサイト-
キャリアアップ・キャリアチェンジに役立つ学び直し講座や支援制度に関する情報を発信する社会人のためのポータルサイト「マナパス」を公開中です。是非御覧ください。
https://manapass.jp/
 
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◆リクルート進学総研による大学・専門学校・高等学校に関する最新情報は、こちらを御覧ください。
https://souken.shingakunet.com/
 
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◆文部科学省、また関係機関では、様々なメールマガジンを配信中です。是非、これらの配信登録もお願いいたします。
・初中教育ニュース(初等中等教育改革の動きに関する情報やイベントのお知らせなど)
https://www.mext.go.jp/magazine/backnumber/symel.htm
・専修学校 #知る専(専修学校の魅力を動画やメールマガジン等で絶賛発信中)
https://shirusen.mext.go.jp/
・NITSニュース(教職員支援機構から機構主催研修情報などを隔週金曜日に配信)
https://www.nits.go.jp/magazine/
・NWECだより(国立女性教育会館から男女共同参画にかかわる情報を毎月配信)
https://www.nwec.go.jp/about/pr/mail/index.html
 
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◆障害者の生涯学習の推進については、こちらを御覧ください。
https://www.mext.go.jp/a_menu/ikusei/gakusyushien/index.htm
 
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◆文部科学省での企画競争・公募等の公表、一般競争入札情報に関する調達情報は、こちらを御覧ください。
・企画競争・公募等の公表
https://pf.mext.go.jp/gpo3/MextKoboHP/list/kp010000.asp
・一般競争入札情報
https://pf.mext.go.jp/gpo3/kanpo/gposearchi.asp
 
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◆前回読まれた記事TOP3(8月8日~8月23日)
※8月8日配信号
1. 令和4年度文部科学白書について
https://www.mext.go.jp/b_menu/hakusho/html/hpab202001/1420041_00015.htm
2. IoT道場 ~RaspberryPiとPythonでIoTに挑戦!~
https://www.kk2.ne.jp/kk2/seminar/iot_basic/
3. 特定非営利活動法人「Smiley Dream」<愛知県・知多郡武豊町>
https://www.smileydream-web.net
 
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★ あさだより
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 8月15日、初めて精霊(しょうろう)流しを見ました。長崎県内各地のほか、近隣でも行われているそうですが、私が行ったのは住んでいる場所の近くです。初盆を迎えた故人の親族の方々などが、故人の霊のために提灯や造花などで飾った精霊船(しょうろうぶね)と呼ばれる曳(ひ)き物を、流し場と呼ばれる終着地まで運んで行きます。
 中学生の時にグレープ(さだまさしさん、吉田正美さん)の「精霊流し」という曲を好きになり、学校の新聞で紹介した覚えがあります。こちらに来て、「あの曲でしんみりしたイメージを持つ人が多いけど、全然違うから」と言われた通り、爆竹が鳴りやまないし、そもそも舟が川を静かに流れていくというものではなかったし、やはり「百聞は一見に如かず」です。
 私も親族、友人、同僚、先輩、後輩、お世話になった方など、既に大勢の人を見送ってきました。残った人が故人の思い出を心に留めて、その思い出と一緒にもう少し生きて、そうやって、なだらかに、時は進んでゆくのでしょう。
(長崎県立大学学長 浅田 和伸) ※元総合教育政策局長
 
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◆マナビィ・メルマガに対するアンケート調査を実施しています!!
マナビィ・メールマガジンでは、文部科学省、自治体、企業、団体等の生涯学習・社会教育に関する活動等について紹介しています。
よりよいメルマガ作りの参考とするため、アンケート調査を実施していますので、御協力お願いします。
 
詳しくは、こちらを御覧ください。
https://forms.office.com/r/uUF2wxmeCN
 
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編集後記
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 行動制限のない今回のお盆休み、皆様はどう過ごされましたか?台風6号と7号の影響によって、予定の変更を余儀なくされた方も多かったと思います。本当にお疲れ様でした。
 編集担当(脇村)は運良く2つの台風をかいくぐって鹿児島に帰省することが出来ました。久しぶりに家族や親戚、仕事仲間との再会、新たな出会いもあり、故郷で過ごすひと時の素晴らしさを感じたあっという間のお盆休みでした。
 連日、熱中症への警戒を呼びかけるニュースが報じられています。大切な人との再会を元気に迎えられるよう健康に気を付けて、この夏を乗り越えましょう。
 
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編集長 高木 秀人
    文部科学省総合教育政策局
    地域学習推進課長
編 集 榎木・小薗・脇村
TEL:03-5253-4111(内線2974)
E-mail:manaby@mext.go.jp
※無断転載禁止
※配信登録・解除はこちらです。
https://www.mext.go.jp/magazine
解除できない場合は、お手数ですが上記アドレスまで御連絡ください。

お問合せ先

総合教育政策局地域学習推進課 地域学習推進係・地域振興係

電話番号:03-5253-4111(内線2974)
メールアドレス:manaby@mext.go.jp

(総合教育政策局地域学習推進課 地域学習推進係・地域振興係)