マナビィ・メールマガジン第237号(令和3年2月24日配信)

■━━━━━□ INDEX □━━━━━■
【特集】
「社会教育士」特設サイトオープン!
□■コロナウイルス感染症対策関連情報■□
【1. 子供たちの未来をはぐくむ家庭教育】
★鋸南町家庭教育支援チーム より
◆アウトリーチ型家庭教育支援の取組事例集を作りました!
【2. デジタル公民館 KK2】
◆コロナ禍で高めたいレジリエンス力!
【3. 今月のニュース・お知らせ】
◆「マナパス」の「新たなコンテンツ」について
◆「EDU-Port(日本型教育の海外展開)シンポジウム」開催
◆「IB教育推進コンソーシアム 地域セミナーin中国地方」
◆2021年ユネスコ/日本ESD賞の国内公募を開始!
◆成年年齢引下げに向けた高校生向けリーフレットの配布
◆日本全国の文化プログラム紹介サイト「Culture NIPPON」
◆「第18回文化庁文化交流使フォーラム」
◆パラアスリートから楽しく学ぶダイバーシティ研修無料体験会
◆「今こそアクションを!人文社会科学からの発信」開催
【4.全国の生涯学習の取組】
 ★山形県天童市 より
【5. 国立青少年教育振興機構の取組】
 ★国立淡路青少年交流の家 より
【6. その他の情報コーナー】
◆『社会教育』3月号
◆リクルート進学総研より
◆「初中教育ニュース」ほか、
 メールマガジンの御案内について ほか
【★あさだより】
【編集後記】

<<特集>>━━━━━━━━━━━■◇■
-社会教育士-
人づくり・つながりづくり・地域づくりに
      いま、社会教育士が必要です
■◇■━━━━━━━━━━━━━━━━━

◆「社会教育士」特設サイトがオープンしました!

 文部科学省では、今年度から新しくスタートした「社会教育士」についての特設サイトと活躍事例動画を公開しました!
・「社会教育士」特設サイトはコチラ!
https://www.mext.go.jp/a_menu/01_l/08052911/mext_00667.html(※文部科学省のウェブサイトへリンク)
・活躍事例動画はコチラ!
https://youtube.com/playlist?list=PLGpGsGZ3lmbCo8aO3SUJQi0kE-0WaCLRq(※文部科学省のYouTubeチャンネルへリンク)

 「社会教育士」は、【学びを通じた人づくり・つながりづくり・地域づくりの専門人材】で、ファシリテーション能力・プレゼンテーション能力・コーディネート能力などの専門性を持ち、行政や企業、NPO、学校などの様々な場所で活躍することが期待されています。

 この特設サイトを通して、より多くの方に「社会教育士」を知っていただき、地域の「社会教育士」と連携・協働していただけるように、さらには、自分自身が「社会教育士」になって活動していただけるように「社会教育士」制度について詳しく解説するとともに活躍事例を紹介する動画も公開しています。
○特設サイトの主な内容
 ★社会教育士ってなに?
 ★社会教育士の活躍事例
  ・活躍事例を動画で紹介!
  【福祉×社会教育士】
  【防災×社会教育士】
  【多文化共生・観光×社会教育士】
 ★社会教育士になりたい方へ
  ・社会教育主事講習、養成課程について

 「社会教育士」に興味がある方もない方も是非、一度、御覧ください!

□お問合せ先
 総合教育政策局地域学習推進課
 西、山下、吉村
 総合教育政策局教育人材政策課
 峯
 TEL:03-6734-4111(内線2974・2962)

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□■コロナウイルス感染症対策関連情報■□

◆公民館の取組を紹介しています!
 文部科学省では、新型コロナウイルス感染拡大状況下の公民館の取組を紹介しています。
https://www.mext.go.jp/content/20200731-mxt_chisui02-100000060_2.pdf(※文部科学省のウェブサイトへリンク)
 また、ホームページでは、公民館に関する基礎資料等も掲載しています。今後も更新を行っていきますので、是非、御覧ください!
https://www.mext.go.jp/a_menu/01_l/08052911/001.htm(※文部科学省のウェブサイトへリンク)

◆業種別ガイドラインについて
https://www.mext.go.jp/a_menu/coronavirus/mext_00028.html(※文部科学省のウェブサイトへリンク)

◆文部科学省では、新型コロナウイルスに関連した感染症対策に関する対応についてまとめたwebサイトを設けています(随時更新中)。
https://www.mext.go.jp/a_menu/coronavirus/index.html(※文部科学省のウェブサイトへリンク)

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1.子供たちの未来をはぐくむ家庭教育
  全国の家庭教育支援チームを紹介! 
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<千葉県・安房郡鋸南町>
★鋸南町家庭教育支援チーム
~家庭教育支援に町全体で取り組んでいます~

 保護者同士の交流の場、親子の学びの場、家庭教育に関する相談の場の提供を目的として、公民館において、地域ぐるみで様々な家庭教育支援の活動を実施しているチームです。
 保育園や幼稚園、小中学校と連携し、それぞれのニーズに合わせた子育て講座や家庭教育支援学級を開催しています。
 また、公民館の教室を改修して開設した「子育て広場」では、多くの団体から協力を得ながら、毎週木曜日にイベントを開催しており、近隣の市町村からの参加者も徐々に増えてきています。

○チームからひとこと
 コロナ禍において、多くの人が集まるいくつかの講座やイベントが中止となっています。このため、中止となったイベント等で制作する予定だった作品を、家庭で作製し、持ち寄って展示をするという方法をとっています。
 また、「子育て広場」では会食が禁止となりました。しかし、そのような中でも、地域の方々に楽しく使っていただきたいという気持ちから、東京湾や富士山、対岸の神奈川県がよく見える子育て広場の外にイスとテーブルを作製・設置し、屋外で気持ちよく会食をしてもらう方法もとってみました。
 このように制限のある中ですが、楽しく使っていただく取組を行っています。

詳しくは、こちらを御覧ください。
https://www.pref.chiba.lg.jp/kyouiku/shougaku/renkei/kateikyouiku/kateikyouikushienndayori.html(※千葉県のウェブサイトへリンク)


◆アウトリーチ型家庭教育支援の取組事例集を作りました!

 文部科学省では、地域の実情に応じたアウトリーチ型家庭教育支援の取組事例集を作成しましたので、お知らせします。
 本事例集は、それぞれの地域が抱える家庭教育に関する課題の解決に向けた、等身大の取組事例集となっており、保護者に寄り添い届けるという視点に立って、地域の実情に応じた多様な場所や方法による支援の取組を紹介しています。
 また、アウトリーチ型家庭教育支援の取組を検討・実施する時のよくある疑問に対する回答をFAQという形でまとめています。
 皆様の地域で行っている家庭教育支援の参考資料として、御活用ください。

詳しくは、こちらを御覧ください。
https://www.mext.go.jp/a_menu/shougai/katei/mext_00002.html(※文部科学省のウェブサイトへリンク)

□お問合せ先
 総合教育政策局地域学習推進課家庭教育支援室
 家庭教育振興係 石井、木村、本間
 TEL:03-5253-4111(内線4972) 
 E-mail: katei@mext.go.jp
 HP: http://katei.mext.go.jp/contents4/index.html

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2.何時でも何処でも誰でも学べる
    デジタル公民館
 霞が関ナレッジスクエア(KK2)
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◆コロナ禍で高めたいレジリエンス力!
チームとして成長するための「適応力と順応力」を動画で学んでみませんか?

 KK2では『タフな心の育て方』シリーズを2018年から開催しています。元消防学校教官で現在は全国の自治体消防人材育成事業を行う、レジリエンス人材トレーナー鎌田修広教官を講師に迎え、ワークショップ形式で参加者もアクションを起こし学ぶスタイルが好評です。
 1月20日にオンラインで開催した「環境変化に適応できるレジリエンス・マッスルの鍛え方:チーム編」は、「回復力としてのレジリエンス=適応力と順応力」にフォーカスしたプログラムでした。鎌田さんの地元・藤沢市における地域防災の取組事例をもとに、チームとして成長するとはどういうことかを考え、学びました。当日の収録動画を公開しましたので、ぜひ御視聴ください。次回は3月3日に「組織編」を開催予定です。

詳しくは、こちらを御覧ください。
https://www.kk2.ne.jp/kk2/biz02/taf09.html/(※霞が関ナレッジスクエアのウェブサイトへリンク)
(動画視聴にはKK2Web会員登録が必要です:無料)

□お問合せ先
 霞が関ナレッジスクエア(KK2)事務局
 山田、原田、佐々木
 TEL:03-3288-1921
 HP:https://www.kk2.ne.jp/

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3.今月のニュース・お知らせ
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◆「マナパス」の「新たなコンテンツ」について

 文部科学省では「マナパス」を通じて社会人の学びに関する情報を発信しています。
 〇「地方創生」「経済的支援」がテーマの特集ページを公開。自己の学びを地方創生に繋げる事例、「学びたいけどお金が・・・」といった方向けの記事を配信中。
 〇「閲覧数ランキング」を追加!「学びたいけど何から学べばよいか・・・」そんな方向けに閲覧数の多い講座について掲載中!ビジネスからAI、福祉、公開講座まで様々な分野のプログラムを紹介。
 〇「ガイド機能」の最新化!「まずどうやって使うのかな・・・」そんな方向けに、お手軽な講座から学位取得といった多様なニーズに合ったマナパスの使い方を紹介。
 また、内閣府の分析では社会人の学びが、収入増加等のプラスの効果があることを発表しています(→ https://www5.cao.go.jp/keizai3/seisakukadai.html)(※内閣府のウェブサイトへリンク)
 筆者もこの分析を見て更に学びへのモチベーションを高まりました。
 学びを始める第一歩として、マナパスを活用ください!

詳しくは、こちらを御覧ください。
→ https://manapass.jp/(※マナパスのウェブサイトへリンク)         

□お問合せ先
 総合教育政策局生涯学習推進課職業教育係 
 川島、須山
 TEL:03-6734-3253
 E-mail:syokugyou@mext.go.jp

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◆「EDU-Port(日本型教育の海外展開)シンポジウム」開催

 文部科学省では、「日本型教育の海外展開推進事業(EDU-Portニッポン)の5年間の成果や次期事業(EDU-Portニッポン2.0)の方向性について広く議論し共有するため、以下のとおりシンポジウムを開催します。
 本シンポジウムには「日本型教育」に関心を持つ関係者が一堂に会します。「日本型教育」に寄せられる期待・ニーズや、海外での展開事例について知り、関係者間でネットワークを広げていただく絶好の機会となりますので、是非、御参加ください。

■日  時 令和3年3月9日(火曜日)14:00~17:30(受付開始13:30~)
■開催形態 対面とオンライン配信のハイブリッド方式
■場  所 対面:全国都市会館(全国市長会館)2階 大ホール(東京都千代田区平河町2-4-2)
      オンライン:Zoom

詳しくは、こちらを御覧ください。
https://www.eduport.mext.go.jp/summary/symposium/index.html(※文部科学省のウェブサイトへリンク)

□お問合せ先
 大臣官房国際課
 日本型教育の海外展開推進プロジェクトチーム
 江上、河野
 TEL:03-5253-4111(内線2611)

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◆「文部科学省IB教育推進コンソーシアム 地域セミナーin中国地方」

 文部科学省IB教育推進コンソーシアム事務局は、地域セミナーin中国地方を開催します。国際バカロレアの推進についての講演やIB教育導入サポーターによるパネルディスカッションを予定しています。シンポジウム終了後には、希望者向けのアフターセッションとして、パネリストによる個別相談会や国際バカロレア機構主催のIB導入説明会も開催します。是非、お気軽にお申込みください。

■日 時 令和3年2月28日 (日) 13:30~15:00
■方 法 オンライン配信(Zoom会議システム) ※参加費無料
■対 象 IB教育に関心のある教育関係者、生徒、保護者等(先着約50名)
■内 容 講演、パネルディスカッション 他

詳しくは、こちらを御覧ください。
https://ibconsortium.mext.go.jp/topics-detail/20210108/ (※文部科学省のウェブサイトへリンク)

□お問合せ先
 大臣官房国際課 外国人教育政策係
 加藤、清野
 TEL:03-5253-4111(内線3222)

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◆2021年ユネスコ/日本ESD賞の国内公募を開始!     

 文部科学省では、ユネスコが実施する2021年「ユネスコ/日本ESD賞」の国内公募を開始しました。本賞は、世界中のESD実践者にとってより良い取組に挑戦する動機付けと、優れた取組を世界中に広めることを目的として、我が国の財政支援により、ESD活動に取り組む機関・団体が実施する優れたプロジェクトを表彰するものです。このたび、国際公募が開始されたことを受け、我が国からユネスコに推薦する取組(最大3件)を募集します。ユネスコでの審査を経て選ばれた受賞機関・団体(3件)には、5万USドル/件が授与されます。多数の応募をお待ちしております。
※ESD:持続可能な開発のための教育(Education for Sustainable Development)

■国内公募締切 令和3年3月2日(火曜日)正午

詳しくは、こちらを御覧ください。
→ https://www.mext.go.jp/unesco/004/1412980_00001.htm(※文部科学省のウェブサイトへリンク)
         
□お問合せ先
 国際統括官付ユネスコ第二係
 仙台、松永
 TEL:03-5253-4111(内線3670)
 E-mail:jpnatcom@mext.go.jp  

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◆成年年齢引下げに向けた高校生向けリーフレットの配布

 法教育推進協議会では、令和4年4月に実施される成年年齢の引下げに向け、契約を題材として私法の基本的な考え方を伝え、権利・義務の主体として能動的に行動することの意義や法的なものの考え方を学ぶことができる高校生向けのリーフレットを作成しました。授業でも生徒の自学用でもお使い頂けます。
 本リーフレットは、本年度中に全国の高校2・3年生を対象として各学校宛てに送付します。また、法務省ホームページにも掲載しておりますので、是非御一読ください。本リーフレットの送付を御希望の方は、下記お問合せ先まで御連絡ください。
 その他、法教育に関する各種教材についても法務省ホームページに掲載しておりますので、併せて御覧ください。

詳しくは、こちらを御覧ください。
http://www.moj.go.jp/housei/shihouseido/houkyouiku_koukouseimukeleaflet.html(※法務省のウェブサイトへリンク)

□お問合せ先
 法務省大臣官房司法法制部司法法制課
 司法制度第二係 一柳
 TEL:03-3580-4111(代表)内線2364
 E-mail:houkyouiku@i.moj.go.jp

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◆日本全国の文化プログラム紹介サイト「Culture NIPPON」には文化芸術イベント情報が満載!

 文化庁では、文化芸術イベントに関する情報が満載の「日本全国の文化プログラム紹介サイト『Culture NIPPON』」を開設しています。
 Culture NIPPONでは、文化庁が中心となって推進しているbeyond2020プログラムを始めとする、日本全国の文化プログラム(文化芸術イベント)を検索することができます。
 さらに、文化プログラムの内容や見どころを紹介する特集記事が掲載されています!是非御覧ください!

・詳しくは、こちらを御覧ください。
https://culture-nippon.go.jp/ja(※Culture NIPPONのウェブサイトへリンク)
・beyond2020プログラムについては、こちらを御覧ください。
https://culture-nippon.go.jp/ja/beyond2020(※beyond2020プログラムのウェブサイトへリンク)

□お問合せ先
 文化庁参事官(芸術文化担当)付 
 新文化芸術創造活動推進室
 小林、森
 TEL:03-5253-4111(内線4898)

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◆「第18回文化庁文化交流使フォーラム」の開催について

 文化庁では,令和元年度に世界各国へ派遣された「文化交流使」が海外で行った実演やワークショップ等の活動とその成果について報告を行うフォーラムを,オンラインにて開催します。歌舞伎俳優の中村京蔵さんによる実演、尺八奏者の黒田鈴尊さんによる演奏もございます。是非、御視聴ください!

■日 時 令和3年3月10日(水曜日)14:00~16:40
■方 法 オンライン(ライブ配信) 
               ※事前申込制、視聴無料
■出演者 黒田鈴尊、清水利仲、田村圭吾、中村京蔵、三谷純、森隆宏
■モデレーター 鶴田真由

詳しくは、こちらを御覧ください。
→ https://culturalenvoy.jp/(※文化庁のウェブサイトへリンク)

□お問合せ先
 文化庁文化経済・国際課 
 徳留、成山
 TEL:03-5253-4111(内線3110)
 E-mail:int-culturalexchange@mext.go.jp

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◆パラアスリートから楽しく学ぶダイバーシティ研修無料体験会

 日本財団パラサポセンターでは、現役のパラアスリートが講師となり日常生活や競技生活での“リアル”をお話することで、障がい者と健常者のコミュニケーション方法を学ぶダイバーシティ研修「あすチャレ!Academy」。講師と受講者が双方向に対話する90分のプログラムですので、オンライン授業の1コマにおすすめです。受講者の満足度98.9%、まずは無料でご体験ください。

■日 時 令和3年3月8日(月曜日)15:30~17:10
■対 象 大学教職員・大学研修担当者
■形 式 オンライン(Zoom)

・詳しくは、こちらを御覧ください。
https://drive.google.com/file/d/1qdIfa3Tl5ci529w0BSufFFdNjHlgw4lA/view?usp=sharing(※あすチャレ!Academyのウェブサイトへリンク)
・2分で分かる!オンライン版「あすチャレ!Academy」
https://youtu.be/GXFEBatUBRs(※あすチャレ!AcademyのYouTubeチャンネルへリンク)

□お問合せ先
 日本財団パラリンピックサポートセンター
 「あすチャレ!Academy」事務局 上野
 E-mail: academy@parasapo.tokyo
 TEL:03-6229-5409 

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◆公開シンポジウム「今こそアクションを!人文社会科学からの発信」

 人文社会科学系学協会男女共同参画推進連絡会(GEAHSS)では、学術・研究・教育分野におけるジェンダー平等を推進するため、加盟学協会の協力のもとに公開シンポジウムを開催いたします。第一部では、幹事学協会である日本心理学会から講師を招聘し、ジェンダー・バイアスに関する近年の研究を紹介していただきます。第二部では、GEAHSS加盟学協会のさまざまな取り組みについて話題提供していただき、グッド・プラクティス基本構想の構築に向けた討論を行います。

■日 時 令和3年3月28日(日曜日)13:30~17:00
■オンライン開催(事前申し込み必要)
■内 容 
〇第一部 基調講演「ジェンダー・バイアス研究の最前線」
     講師:森永康子さん(広島大学大学院・日本心理学会)
〇第二部 パネルディスカッション「グッド・プラクティス基本構想の構築に向けて」
     GEAHSS加盟学協会からの話題提供と討論

詳しくは、こちらを御覧ください。
→ https://geahssoffice.wixsite.com/geahss/blank-3(※人文社会科学系学協会男女共同参画推進連絡会のウェブサイトへリンク)

□お問合せ先
 ギース事務局 宇井美代子
 E-mail: geahss.office@gmail.com                                   

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4.全国の生涯学習の取組
    ~生涯学習を通じた地域振興~
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◆山形県天童市の取組

 山形県天童市は、山形県のほぼ中央に位置する、人口約6万2000人のまちです。天童温泉のいで湯やフルーツ、そして日本一の生産量を誇る将棋駒で知られており、春には「人間将棋」が開催され、市内外から観光客が訪れ、にぎわいを見せています。
 本市は、第七次天童市総合計画に掲げるまちづくりの将来像である「笑顔・にぎわい・しあわせ実感・健康都市」の実現を目指し、「豊かな人生を創造する」生涯学習・社会教育の充実を図っています。
 市内13地域にある市立公民館を中心に生涯学習活動を展開しており、特に、各地域に設置された地域づくり委員会では、「市民が生き生きとした、活力ある地域社会を実現すること」を目的に、各地域の豊富な人材や自然を生かした文化活動、交流活動などの多種多様な活動に取り組んでおります。地域の活性化に寄与する取組みは、全国でも高い評価を得ており、近年では市立山口公民館が優良公民館として表彰されています。
 また、明治大学創立者の一人である宮城浩蔵先生の生誕地でもあり、その繋がりから大学との連携講座を実施しており、同大学の知的財産及び人的ネットワークを活用し、市民に対して質の高い生涯学習の機会を提供しています。
 今後も地域に根ざし、幅広い世代に対応した生涯学習・社会教育を推進し、魅力的な天童市を目指していきます。


□お問合せ先
 天童市教育委員会生涯学習課
 小田中
 TEL:023-654-1111(内線832)

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5.国立青少年教育振興機構の取組
  ~全国28の教育施設で
    体験活動を推進しています!~
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◆国立淡路青少年交流の家
社会教育って?~“先生”から“淡路のスタッフ”になって感じたこと~

 この4月、徳島県の高等学校から、美しい海と自然に囲まれた「国立淡路青少年交流の家」に異動してきました。突然“先生”でなくなったことに驚き、戸惑う毎日ですが、様々な体験を通して感じていることがあります。それは、「学校ではできない学びを、今、ここで」ということです。
 私は高等学校の英語科教諭ということで、淡路では初の試みとなる、小学生対象のEnglish Campを行いました。企画段階から、「せっかく社会教育施設に来たのだから、学校の授業で実践したくてもできなかったことは全てやろう」という思いがありました。
 実際、日本航空からは客室乗務員の方を、ホテルニューアワジからはフロントスタッフの方を講師としてお招きし、日常的にどのように英語を使って仕事をしているのか実演していただきました。講師の方が、地元の学校で勤務するALTの方と英語でやりとりする姿に、参加者は心を奪われており、「ホンモノが来てホンモノの体験ができてよかった」等の感想も多々見受けられました。
 English Campや他の教育事業を実施してみて、学校教育以外の学びが、子どもたちを大きく成長させることに気づきました。学校に戻るまで「学校ではできない学びを、今、ここで」提供するとともに、私自身も学校では決して体験できない学びを通して成長していきたいと思います。

□お問合せ先
 国立淡路青少年交流の家
 事業推進室 左海・平岡
 TEL: 0799-55-2696
  E-mail: awaji-shinsei@niye.go.jp
 HP: https://awaji.niye.go.jp/hp/

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6.その他の情報コーナー
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◆「社会教育」3月号(普通号)の特集:2020年度の社会教育・生涯学習から2021年度への展望

 『社会教育』編集長の近藤真司です。
 3月号の特集テーマは「2020年度の社会教育・生涯学習から2021年度への展望」です。
 文部科学省総合教育政策局地域学習推進課長、中教審生涯学習分科会委員ほかの有識者にお集まりいただき、2020年度の社会教育・生涯学習を振り返るとともに2021年度への展望を議論しました。まず、「第10期中央教育審議会生涯学習分科会議論の整理」についてその概要と重要なポイントを共有し、昨年2月からの新型コロナウイルス感染症による社会教育事業の変化、特に「オンライン」を活用した事業について議論が深まりました。また、高校生の地域連携事業として「学校の中に社会を届ける」視点からの具体的な事例紹介がありました。コーディネートの重要性が確認できました。さらに「社会教育士」への期待が語られました。 
 また、先月号から紹介している「社会教育の再設計〈シーズン2〉」の第2回、島根県益田市“ひとづくり”を社会教育施策から市の施策へ?と地方創生の鍵はひとづくり?を紹介しています。「学びと実践の往還」による「未来の担い手となる市民の育成につなげている」仕掛けが参考になります。
 ほかに「経済・金融学習」の連載200回を記念して関係者による鼎談を紹介しています。テーマは「若者青年・成人に必要な金融リテラシーから『金融』の力を使い、地域づくりへの可能性を探る」です。いま、どのようなパラダイムシフトが起きているのか、「学び」を「実践」につなげるための議論を展開しています。
 コロナ禍の2020年の経験を生かし、2021年度の「社会教育・生涯学習」を充実・発展させていきましょう。詳しくは本誌をご覧ください。
 
詳しくは、こちらを御覧ください。
→ https://social-edu.com/(※「社会教育」のウェブサイトへリンク)

□お問合せ先 
 (一財)日本青年館「社会教育」編集部 近藤
 TEL:03-6452-9021
 E-mail: leh07376@nifty.com

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◆リクルート進学総研による大学・専門学校・高等学校に関する最新情報は、こちらを御覧ください。
 → http://souken.shingakunet.com/(※リクルート進学総研のウェブサイトへリンク)

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◆文部科学省、また関係機関では、様々なメールマガジンを配信中です。是非、これらの配信登録もお願いいたします。バックナンバーはこちらから御覧いただけます。
◯初中教育ニュース
 → http://www.mext.go.jp/magazine/backnumber/symel.htm(※文部科学省のウェブサイトへリンク)
◯NITSニュース
 → https://www.nits.go.jp/magazine/(※NITSのウェブサイトへリンク)
◯NWECだより
 → https://www.nwec.jp/about/pr/mail/index.html(※NWECのウェブサイトへリンク)

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◆障害者の生涯学習の推進については、こちらを御覧ください。
 → http://www.mext.go.jp/a_menu/ikusei/gakusyushien/index.htm(※文部科学省のウェブサイトへリンク)

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◆文部科学省による選定教育映像作品等の紹介については、こちらを御覧ください。
 → http://www.mext.go.jp/a_menu/shougai/movie/main9_a1.htm(※文部科学省のウェブサイトへリンク)

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◆文部科学省での企画競争・公募等の公表、一般競争入札情報に関する調達情報は、こちらを御覧ください。
 ・企画競争・公募等の公表
  → http://www-gpo3.mext.go.jp/MextKoboHP/list/kp010000.asp(※文部科学省のウェブサイトへリンク)
 ・一般競争入札情報
  → http://www-gpo3.mext.go.jp/kanpo/gporesulti.asp(※文部科学省のウェブサイトへリンク)

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◆前回読まれた記事TOP3(2月8日~2月23日)※2月8日配信号
1. 中央教育審議会「「令和の日本型学校教育」の構築を目指して(答申)」について
https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chukyo3/079/sonota/1412985_00002.htm(※文部科学省のウェブサイトへリンク)
2. 令和2年度地域とともにある学校づくり推進フォーラム(栃木デジタルフォーラム)の開催について
 → https://manabi-mirai.mext.go.jp/2021/01/post-27.html(※文部科学省のウェブサイトへリンク)
3. コロナ感染拡大状況下の公民館の取組
 → https://www.mext.go.jp/content/20200731-mxt_chisui02-100000060_2.pdf(※文部科学省のウェブサイトへリンク)

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★ あさだより
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 世の中にはいろんな道の達人がいます。
 臭気判定士(臭気測定業務従事者)という国家資格があるそうです。全国で多数発生する悪臭に関する苦情を解決するために、工場や事業所などから出るにおいを測定すること(嗅覚測定)が主な仕事で、自治体からの委託を受けるためにはこの資格が必要です。
 私はこういう国家資格があることを、臭気の測定器材メーカーでのお勤めを経て、現在は「におい・かおり環境アドバイザー」として活躍しておられる石川英一さんの記事で知りました。
 嗅覚は生来の特殊能力ではなく、長年の経験で磨くことができるそうです。人が認識できるにおいの数は約40万で、そのうち普段の生活で触れるにおいは1千種類程度だとか。う~ん、さっぱり見当がつきません。私は子供の時からしょっちゅう耳鼻科に通っていたくらいで、鼻にも全く自信がありません。練習すれば分かるようになるのかな。
 臭気判定士の方は、職務上、いろんな「悪臭」に詳しくないといけませんよね。いったいどんな練習をするんだろう? 
 石川さんによれば、においは心理や感情にも左右されるもので、究極の消臭対策は「気にしないこと」だそうです。これは大いに納得できます。
 資格を取るには嗅覚検査と筆記試験の両方に合格する必要があるようです。いかがですか?

(国立教育政策研究所長 浅田 和伸)

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編集後記 
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 今号では特集として「社会教育士」の特設サイトについて取り上げました。みなさんは社会教育士または社会教育主事をご存知でしょうか??
 社会教育主事は教育委員会での発令により置かれる教育の専門職です。社会教育士は、この社会教育主事有資格者の方々が教育委員会以外でも活躍できるように作られた称号です。詳しくは特設サイトを御覧くださいね!
コチラ→ https://www.mext.go.jp/a_menu/01_l/08052911/mext_00667.html(※文部科学省のウェブサイトへリンク)
 実は私も昨年度まで、社会教育主事としての発令を受けお仕事をしておりましたが、発令を受けたからといって「じゃあ具体的に何をしたら良いの??」と疑問に思いながら取組む日々でした。今回、この特設サイトや活躍事例動画の作成に関わり、全国で活躍されている主事有資格者の方々から「社会教育主事としてどのように考え、どうのように動くか」といった主事としてのマインドを多く学ばせていただきました。
 また社会教育主事として仕事をしたいなと思いつつ、社会教育士として様々な分野で社会教育をしたいなとも思っております。自分の学びもまだまだ止めたくないですね!
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編集長 横井 理夫
    文部科学省総合教育政策局
    地域学習推進課長
編 集 田中・西・山下
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