マナビィ・メールマガジン第230号(令和2年10月24日配信)

■━━━━━□ INDEX □━━━━━■
□■コロナウイルス感染症対策関連情報■□
【1. 子供たちの未来をはぐくむ家庭教育】
★亘理町家庭教育支援チーム「ぶらんこ」より
【2. デジタル公民館 KK2】
【3.今月のニュース・お知らせ】
◆「地域とともにある学校づくり推進フォーラム」in愛媛
◆CSマイスターの派遣について
◆全国生涯学習・社会教育主管部課長会議の開催
◆青少年の体験活動推進企業表彰の募集
◆『文部科学広報』9月号を発行
◆文部科学省選定作品等の紹介
◆地域における学びを通じたステップアップ支援促進事業の追加募集
◆専修学校関係の最新の動向について
◆高等専修学校オンラインセミナー
◆「廃校活用マッチングイベント」開催
◆【日本博】企画展「国立公園」開催中
◆多言語発信!放送大学教員からのメッセージ
◆「アーカイブ保存修復研修」開催
【4.国立青少年教育振興機構の取組】
★国立大雪青少年交流の家 より
【5. インターンシップ学生の声】
【6.その他の情報コーナー】
◆『社会教育』11月号
◆リクルート進学総研より
◆「初中教育ニュース」ほか、メールマガジンの御案内について
◆マナパス-社会人の大学等での学びを応援するサイト- ほか
【★あさだより】
【編集後記】
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□■コロナウイルス感染症対策関連情報■□

◆公民館の取組を紹介しています!
 文部科学省では、新型コロナウイルス感染拡大状況下の公民館の取組(※文部科学省のウェブサイトへリンク)を紹介しています。
 また、ホームページ(※文部科学省のウェブサイトへリンク)では、公民館に関する基礎資料等も掲載しています。今後も更新を行っていきますので、是非、御覧ください!
 

業種別ガイドラインについて(※文部科学省のウェブサイトへリンク)
 

◆文部科学省では、新型コロナウイルスに関連した感染症対策に関する対応についてまとめたwebサイトを設けています(随時更新中)。
新型コロナウイルスに関連した感染症対策に関する対応について (※文部科学省のウェブサイトへリンク)

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1.子供たちの未来をはぐくむ家庭教育
  全国の家庭教育支援チームを紹介! 
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<宮城県・亘理郡亘理町>
◆亘理町家庭教育支援チーム「ぶらんこ」 
~「早ね早おき朝ごはん」をベースにワンチームで啓発活動~

 平成22年に実施した小学生の保護者に対するアンケートでの「朝食をとらない」「起床就寝時間が遅い子どもが多い」などの結果から、生活習慣の乱れを改善すべく、「朝ごはん」をテーマにした啓発活動を開始。親の背中を押したり、行き過ぎたときは引き寄せたりという意味を込め、チーム名を『ぶらんこ』と命名しました。
 現在では、地域や学校と連携をはかり、ワンチームで町内全ての小学校で、保護者・児童への啓発を実施。手作りのめくり絵しばいとパンフレットを活用して、親子で楽しく「食育」などを考えるきっかけとなるよう活動しています。

○チームからひとこと
 活動のモットーは、様々な立場のメンバーが現場で感じていることや経験を生かし、寄り添いながら、わかりやすく伝えること。
基本的生活習慣の啓発活動を手作りの「めくり絵しばい」等の手法で行ってきました。「早ね早おき朝ごはん」を基本とし、朝ごはんの大切さや亘理町の小学生の肥満の割合が高いことから肥満をテーマにし、具体的な数値も示し伝えています。小学一年生向けには、何故、「早ね早おき朝ごはん」が良いのか、クイズ形式のプリントを作成しました。
 また、文部科学省が作成した「家庭教育手帳」の活用は欠かさず行っています。
 児童、生徒、保護者、すべての人の人生において、基本的な生活習慣はとても大切だということをこれからも啓発していきたいと思います。

宮城県家庭教育支援チームについて(※宮城県のウェブサイトへリンク) 
「早寝早起き朝ごはん」国民運動の推進について(※文部科学省のウェブサイトへリンク)
 

□お問合せ先
 総合教育政策局地域学習推進課家庭教育支援室
 家庭教育振興係 前原、木村
 TEL:03-5253-4111(内線4972) 
 E-mail: katei@mext.go.jp
 HP: http://katei.mext.go.jp/contents4/index.html

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2.何時でも何処でも誰でも学べる
     デジタル公民館
  霞が関ナレッジスクエア(KK2)
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◆鹿児島「やねだん」と「KK2」をつないで
人徳養成道場「オンラインやねだん故郷創世塾」開催
~塾長 豊重哲郎さんとジャーナリスト池上彰さんの対談 他~

 やねだん(柳谷)は、鹿児島県大隅半島のほぼ中央部にある、108世帯251人が暮らす集落です。やねだん自治公民館長 豊重哲郎さんが率いる誰も置き去りにしないコミュニティは「行政に頼らない村づくり」を実践するパワースポットとなっています。豊重さんが主宰する人徳養成道場「やねだん故郷創世塾」はこれまで1,134名の卒塾生を輩出、全国各地で活躍しています。
 KK2はやねだんのホームページや卒塾生のメーリングリストの運営、やねだん自治公民館のWi-Fi環境整備等「デジタル公民館」活動を支援し、デジタルデバイドの解消、地域活性化のお手伝いをしています。
 10月3日にはwithコロナ時代の「オンラインやねだん故郷創世塾」を開催し、小泉環境大臣からのメッセージをはじめ、豊重塾長とジャーナリスト 池上彰さんとの対談の他、全国のリモート・スピーカーによる地方創生の取組み事例発表が行われました。当日の動画を公開していますので、是非、御覧ください(動画視聴には無料会員登録が必要です) 。

「オンラインやねだん故郷創世塾」について(※霞が関ナレッジスクエアのウェブサイトへリンク)
 

□お問合せ先
 霞が関ナレッジスクエア(KK2)事務局
 山田、原田、佐々木
 TEL:03-3288-1921
 HP: https://www.kk2.ne.jp/

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3.今月のニュース・お知らせ
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◆令和2年度「地域とともにある学校づくり推進フォーラム」in愛媛の開催について

 文部科学省では、令和2年度「地域とともにある学校づくり推進フォーラム」in愛媛を令和2年11月5日(木曜日)に開催します。「社会に開かれた教育課程」の実現に向けて、地域と学校の連携・協働を進めるため、コミュニティ・スクールと地域学校協働活動の一体的な推進を目指します。今年は、ライブ配信及びオンデマンド配信にて開催します。実践的な取組事例の発表や実際に携わった方たちによるパネルディスカッション等、地域と学校の連携・協働を進めていく上で、非常に参考となる内容となっていますので、多くの方の御参加をお待ちしています。

令和2年度「地域とともにある学校づくり推進フォーラム」in愛媛について(※文部科学省のウェブサイトへリンク)
その他の「地域とともにある学校づくり推進フォーラム」について(※文部科学省のウェブサイトへリンク)

□お問合せ先
 総合教育政策局地域学習推進課
 地域学校協働活動推進室
 地域学校協働推進係 神田橋
 TEL:03-5253-4111(内線3720)

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◆CSマイスターの派遣について

 文部科学省では、コミュニティ・スクール及び地域学校協働活動等について、経験と知識が豊富であり、実践に携わった実績を有する者(CSマイスター)を各地に派遣し、講話や助言などを含めた必要な支援を行うCSマイスター派遣事業を実施しています。現在、申し込みを受け付けておりますので、コミュニティ・スクールや地域学校協働活動等の推進に、是非、御活用ください。

CSマイスターの派遣について(※文部科学省のウェブサイトへリンク)
 

□お問合せ先
 総合教育政策局地域学習推進課
 地域学校協働活動推進室
 地域学校協働推進係 神田橋
 TEL:03-5253-4111(内線3720)

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◆令和2年度全国生涯学習・社会教育主管部課長会議の開催について

 文部科学省では、例年9月に実施していた全国生涯学習・社会教育主管部課長会議について、今年度は新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止の観点から、オンラインによる動画配信(オンデマンド方式)での実施といたしました。現在YoutubeのMEXTチャンネルにて動画を公開しております。是非、御覧ください。

■内  容 令和3年度概算要求について
■公開期間 令和2年12月末まで

令和2年度全国生涯学習・社会教育主管部課長会議について(※文部科学省のYouTubeチャンネルへリンク)
 

□お問合せ先
 総合教育政策局政策課総務係
 小山、大坪
 TEL:03-5253-4111(内線3475)
 E-mail: soseisk@mext.go.jp

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◆令和2年度「青少年の体験活動推進企業表彰」の募集について

 文部科学省では、青少年の体験活動の推進を図ることを目的として、企業が社会貢献活動の一環として実施した青少年の体験活動事業を募集し、優れた実践を広く紹介するとともに表彰を行っています。全国各地の企業の皆様からの御応募をお待ちしています。

■応募対象
 ○企業が社会貢献活動として主催した体験活動
 ○平成31年4月1日~令和2年3月31日に実施した体験活動
 ○参加する青少年を公募し、国内で実施した体験活動
■応募締切 令和2年11月13日(金曜日)必着

令和2年度「青少年の体験活動推進企業表彰」の募集について(※文部科学省のウェブサイトへリンク)
 

□お問合せ先
 令和2年度「青少年の体験活動推進企業表彰」
 事務局(株式会社時事通信社内) 極壇(ごくだん)
 TEL:03-3524-6942(10時~17時(土日祝日を除く))

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◆総合広報誌『文部科学広報』9月号を発行!

 『文部科学広報』は、文部科学省が発行する唯一の総合広報誌(e-book)です。
 最新号では、萩生田文部科学大臣が再任、新文部科学副大臣、文部科学大臣政務官就任、地域における文化観光の推進について特集するとともに、令和2年度学校基本調査速報公表についてや、令和元年度スポーツ功労者顕彰式(プロスポーツ関係者)を開催 、学びを通じたステップアップ支援促進事業 ~様々な角度からの社会人の学びの応援~、「文部科学省情報ひろば企画展示室」において新たな企画展示を開始しました!なども御紹介しています。
 本誌は、教育、科学技術・学術、スポーツ、文化・芸術等、文部科学行政全体を網羅し、様々な重要施策や最新情報について、総合的な紹介を行っています。また、音声による読み上げにも対応しています。

総合広報誌『文部科学広報』9月号について(※文部科学省のウェブサイトへリンク)
 

□お問合せ先
 大臣官房総務課広報室事業第一係
 溝口
 TEL:03-5253-4111(内線2171)

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◆ 2020年9月の文部科学省選定作品等の紹介

 文部科学省では、映画その他の映像作品及び紙芝居について、教育上価値が高く、学校教育又は社会教育に広く利用されることが適当と認められるものを選定し、併せて教育に利用される映像作品等の質的向上に寄与するために、教育映像等審査規程(昭和29年文部省令第22号)に基づいて映像作品等の審査を行っています。選定された作品については、文部科学省のホームページ上で毎月掲載しています。

文部科学省選定作品等の紹介について(※文部科学省のウェブサイトへリンク)

                                                                                                                                  
□お問合せ先
 初等中等教育局情報教育・外国語教育課
 松村、水落、大島、渡島
 TEL:03-5253-4111(内線2417)

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◆地域における学びを通じたステップアップ支援促進事業の追加募集について        

 文部科学省では 高校中退者等を対象に、高等学校卒業程度の学力を身に付け、それぞれの夢に向かって頑張ることができるよう、一人一人の挑戦と飛躍への「チャンス」を最大化するための学習相談及び学習支援を行う地方公共団体等の取組を支援することを目的に「地域における学びを通じたステップアップ支援促進事業」を実施しています。
 事業の概要としては、上記に資する取組を行う地方自治体に係る経費の3分の1を国が補助するものです(詳しくはお問合せください)。追加募集期間は10月15日~11月13日の予定です。
 誰しもが学び直しのチャンスを活用しステップアップを図るための一助としてぜひ本事業をご活用ください

地域における学びを通じたステップアップ支援促進事業について(※文部科学省のウェブサイトへリンク)
 

□お問合せ先※
 総合教育政策局生涯学習推進課
 職業教育推進係 川島、須山
 TEL:03-6734-3253(直通)
 FAX:03-6734-3281       
 E-mail:syokugyou@mext.go.jp

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◆令和3年度概算要求をはじめとする専修学校関係の最新の動向について

 文部科学省では、令和3年度概算要求をはじめとする専修学校(専門学校など)に関する最新の動向について、6つのポイントに分けて説明する動画を作成いたしました。
 本年5月に公開した行政説明動画から一定の時間が経過したことや、各種研修会が開催されず直接、皆さまに御説明する機会がなくなったことを踏まえ、ここ最近の専修学校施策の動向について情報を共有します!

令和3年度概算要求をはじめとする専修学校関係の最新の動向について(※文部科学省のYouTubeチャンネルへリンク)
 

□お問合せ先
 総合教育政策局生涯学習推進課 
 専修学校教育振興室
 濱野、福島、牧野 
 TEL:03-5253-4111(内線2915)

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◆中学卒業後のもう1つの進路 高等専修学校オンラインセミナー

 文部科学省では、高等専修学校の魅力を、多くの方々、特に中学校の先生方や中学生、その保護者の方々に知っていただくために動画を公開!
 高等専修学校とは、学校教育法に位置付けられた専修学校の一つです。中学校卒業者を対象に、実生活に必要となる基礎的な内容を学びつつ、専門知識と技能を身に付けることに重点を置いた教育機関です。高等専修学校はカリキュラムの自由度が高く、資格をとりたい人、興味ある分野を深く学びたい人、普通の高校では馴染めないかもしれない人、不登校や高校中退を経験したけれど再スタートを切りたい人など、多様な生徒たちを受入れ、一人一人の個性を尊重しながら能力を伸ばし、支援の必要な生徒のケアを手厚く実施しています。

高等専修学校オンラインセミナーについて(※文部科学省のYouTubeチャンネルへリンク)
 

□お問合せ先
 総合教育政策局生涯学習推進課 
 専修学校教育振興室
 濱野、福島、牧野 
 TEL:03-5253-4111(内線2915)

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◆「廃校活用マッチングイベント(東京会場)」開催!

 全国で1年に発生する廃校の数は約500校に及びます。文部科学省では、2010年9月に「みんなの廃校プロジェクト」を立ち上げ、廃校活用を推進しています。
 この度、廃校活用について学び、廃校を「使ってほしい」自治体と「使いたい」事業者とのマッチングを図るイベントを開催します。ぜひお越しください!

■日 時 令和2年12月4日(金曜日)13:30~15:30
■場 所 大田区産業プラザPIO
   (東京都大田区南蒲田1丁目20-20)     
    京浜急行「京急蒲田」駅より徒歩約3分
■参加費 無料(先着順、定員150名)
 ※申込締切:令和2年11月20日(金曜日)17時

「廃校活用マッチングイベント(東京会場)」開催について(※文部科学省のウェブサイトへリンク)
 

□お問合せ先
 大臣官房文教施設企画・防災部施設助成課
 振興地域係 
 萩尾、高山
 TEL:03-5253-4111(内線2001)
 E-mail: minpro@mext.go.jp

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◆【日本博】企画展「国立公園」開催中!
 
 国立科学博物館(東京・上野)では、企画展「国立公園-その自然には、物語がある-」が開催されています。
 現在、日本には34の国立公園が存在し、そこでは日本の自然を象徴する風景や環境、生物が多く見られます。本展は、日本の多様な自然が織りなす"物語"を、国立公園を切り口に紹介する展覧会です。御興味ある方は、是非、御覧になってください!
 
■日 時 令和2年8月25日(火曜日)~11月29日(日曜日)
     ※入館は事前予約制です
■場 所 国立科学博物館 地球館特別展示室(〒110-8718 東京都台東区上野公園7-20)
 
【日本博】企画展「国立公園」について(※国立科学博物館のウェブサイトへリンク)
日本博について(※日本博のウェブサイトへリンク)

 
□お問合せ先
 文化庁参事官(芸術文化担当)付 
 新文化芸術創造活動推進室
 小林、森
 TEL:03-5253-4111 (内線 4898 )

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◆多言語発信!新型コロナウイルス感染症に関する放送大学教員からのメッセージ

 放送大学では、新型コロナウイルス感染症に関して学術的な知見からまとめた番組「新型コロナウイルス流行の中で~放送大学教員からのメッセージ~」の総集編に、英語、ベトナム語の翻訳字幕を付け、放送大学YouTubeチャンネルで公開しました。
 是非、御覧いただき、身近な外国人の方々の支援につなげていただければ幸いです。

「新型コロナウイルス流行の中で~放送大学教員からのメッセージ~」について(※放送大学のウェブサイトへリンク)
・放送大学広報課Facebookにも掲載
 「放送大学(The Open University of Japan)広報課」で検索ください!

□お問合せ先
 放送大学学園総合戦略企画室 大井
 TEL:043-298-4541

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◆国立女性教育会館「アーカイブ保存修復研修(基礎コース)」開催

 国立女性教育会館(NWEC)では、女性の歴史を今に生かし未来につないでいくために、女性に関わる原資料(女性アーカイブ)の保存と活用に取り組んでおり、その一環として研修を実施しています。
 今年度はコロナウイルス感染拡大防止のため、オンラインで実施します。女性関連施設職員・図書館・文書館の実務担当者、地域女性史編纂関係者の方のご参加をお待ちしております。

■Zoomによるライブ配信:令和2年11月18日(水曜日)~19日(木曜日) 40名程度
■YouTubeによるオンデマンド配信期間:令和2年11月24日(火曜日)~12月7日(月曜日)

「アーカイブ保存修復研修(基礎コース)」開催について(※国立女性教育会館のウェブサイトへリンク)
 

□お問合せ先
 独立行政法人国立女性教育会館情報課
 森
 TEL:0493-62-6195

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4.国立青少年教育振興機構の取組
  ~全国28の教育施設で
    体験活動を推進しています!~
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<北海道>
◆国立大雪青少年交流の家
~最北の施設だからこそ~

 国立大雪青少年交流の家は、北海道のほぼ中央、丘のまちで知られる美瑛町にあります。背後には、標高2,077mの十勝岳がそびえ、全国28施設の中で四番目に設置された最北にある国立の青少年教育施設です。
 当交流の家は、大雪山国立公園内に位置し、周囲を原生林と高山植物に囲まれた自然豊かな環境に恵まれ、夏は登山、冬は-20℃以下になる極寒の地で、寒い日には、日中でもダイヤモンドダストが見られ、その中で、クロスカントリースキーやスノーシューハイクなどの自然体験活動を楽しむことができます。
 冬の厳しい寒さと、雪を利用したアクティビティがおすすめの当交流の家では、昨年度の冬の事業で「子どもたちのワンダーランド」という事業を実施しました。プログラムの一つで、イグルー作りを行い、スタッフや参加者全員で協力して雪を踏み固め、そこから雪のブロックを切り出しながら積み重ねていきました。出来上がったイグルーを見て、子供たちは歓声をあげるなど、達成感を全身で表していました。
 屋内に籠りがちな冬もワクワクやドキドキな冬のイベントを毎年実施しています。様々な体験を通して、利用者同士の交流の促進や、大雪でしかできない感動体験をしてもらえるよう、職員も心を込めてサポートさせていただきます。是非お越しください。

<大雪青少年交流の家からのクイズ>
 大雪青少年交流の家のマスコットキャラクターは「たびうさぎ」ですが、十勝岳山域に生息する氷河期の生き残りといわれる○○○○○をモチーフにしたものです。何という生き物でしょう。(答えは当施設のHPをご覧ください。)

□お問い合わせ先
 独立行政法人国立青少年教育振興機構
 国立大雪青少年交流の家 小川、小俣
 TEL:0166-94-3121
 HP: https://taisetsu.niye.go.jp/ 

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5.2020年度文部科学省
 インターンシップ学生の声
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 文部科学省では、学生の皆さんに文教・科学技術・学術行政事務に接する機会を提供することにより、職業意識の向上、学習意欲の喚起、行政に対する理解を深めていただくことを目的として、インターンシップを実施しています。今号では総合教育政策局にインターンシップで参加された2名の現役学生の率直な感想をお届けします。

********************
 私は地域学習推進課で2週間インターンシップに参加させていただきました。地域学習と一言にいっても、家庭教育支援や青少年育成、コミュニティ・スクール、図書館や公民館に関連する業務など、幅広い業務を所掌していました。
 今回の2週間のインターンシップで、特に私が体験して印象に残ったこと、また与えられた1番の課題は、ある教育委員会に対して、教育ICT機器の提案を行ったことです。提案する相手方が教育に関してどのような観点、課題や現状があるのかというのを正確に把握して、適切なアプローチで、かつ納得性のある提案をすることは非常に苦労しました。行政機関に自分の考えを提案するということは、学生生活の間で滅多にない機会であり、大変貴重な体験をさせていただけたと感じています。
 今回のインターンシップで体験したことや学んだことなどを今後の学業やアルバイト、進路選択等の糧にしたいと思います。
 コロナ禍にもかかわらず2週間も受け入れて下さり、本当にありがとうございました。
(T.Y 大学3年生)

********************
 私は教育人材政策課にて、2週間インターンシップさせて頂きました。教育人材政策課では、教員の養成・免許・研修について業務説明を受けたり、打ち合わせに参加させて頂いたりしました。また、教員の魅力向上案をテーマとして意見をまとめる課題を頂き、報告する機会がありました。
 インターンシップを通して、教育行政という立場は、広い視野を持って教育のレベルを向上させるためのアプローチをする魅力的なものであることを学ばせて頂きました。職員の方々は、幅広い視野を持って考える「横断性」と「専門性」の双方を兼ね備えており、「未来のより良い教育」のために目的を持って働く姿が印象的でした。自分自身も将来「教育」に貢献できる人材になれるよう邁進したいという思いが強くなりました。
 大学での学びの中では経験できない刺激的な時間を、本当にありがとうございました。
(O.M 大学3年生)

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6.その他の情報コーナー
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◆『社会教育』11月号(普通号)の特集:学びを止めない(その1)

 『社会教育』編集長の近藤真司です。
 11月号は普通号96ページ構成でその特集は「学びを止めない(その1)」です。
 まず論文として、横浜国立大学名誉教授で株式会社ベンチャー・アカデミア代表取締役社長 朝倉祝治さんが「リカレント教育講座の実践経験とリカレント教育推進協会(APRE)設立の提案」を寄稿しています。そのポイントは「リカレント教育を実践する際に、社会から寄せられる期待やニーズの調査を行うことだ」と主張します。「企業が技術者に求めているのは先端技術ではなく基礎知識であるという。総合的な能力として重視しているのは問題発見、対応能力、独創性、理論的思考能力である。臨時教育審議会の答申にある「生涯学習体系への移行」に結びついている」としています。
 もうひとつの論文は、公益財団法人 音楽文化創造理事 久保田慶一さんの「再考・生涯音楽学習―コロナパンデミックを経験して」です。「生涯」「音楽」「学習」という視点から読み解きます。「現在、多くの大学の授業がオンラインとなっている。「学びを止めない」ためには、一人ひとりの「学び」が継続しているのか、放送大学等の成人教育のような、大学生にも、成人と同じような学習態度や学習認知が必要である」と主張します。「受け身である子どもの学びから自己を変容していくような、自律した学習者であることが求められる」と子どもの学びからおとなの学びへの転換を提案しています。
 次に「オンライン開催への転換から学びとれるもの」を図書館総合展の実施のプロセスから、図書館総合展運営委員会事務局長の長沖竜二さんが「失敗を恐れないことが重要である」と執筆しています。
 もうひとつは「オンライン反転授業」について、その有効性を株式会社Weness 代表取締役社長 伊藤太さんが解説します。コロナ禍によって生じたオンライン学習を「おとなの学び」につないでいく可能性について言及しています。
読書・文化・スポーツの秋に、社会と教育の変化を踏まえた「新しい社会教育」について思考を深めてみませんか。詳しくは本誌をご覧ください。
 
詳しくは、『社会教育』(※一般社団法人日本青年館のウェブサイトへリンク)を御覧ください。

□お問合せ先
 (一財)日本青年館「社会教育」編集部 近藤
 TEL 03-6452-9021
 E-mail: leh07376@nifty.com

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◆リクルート進学総研による大学・専門学校・高等学校に関する最新情報について(※リクルート進学総研のウェブサイトへリンク)

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◆文部科学省、また関係機関では、様々なメールマガジンを配信中です。是非、これらの配信登録もお願いいたします。バックナンバーはこちらから御覧いただけます。
初中教育ニュース(※文部科学省のウェブサイトへリンク)
NITSニュース(※独立行政法人教職員支援機構のウェブサイトへリンク)
NWECだより(※独立行政法人国立女性教育会館のウェブサイトへリンク)

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◆マナパス-社会人の大学等での学びを応援するサイト-
 キャリアアップ・キャリアチェンジに役立つ学び直し講座や支援制度に関する情報を発信する社会人のためのポータルサイト「マナパス」(※マナパスのウェブサイトへリンク)を公開中です。是非御覧ください。

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障害者の生涯学習の推進について(※文部科学省のウェブサイトへリンク)

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◆文部科学省による選定教育映像作品等の紹介について(※文部科学省のウェブサイトへリンク)

────────────────────
◆文部科学省での企画競争・公募等の公表、一般競争入札情報に関する調達情報は、こちらを御覧ください。
 ・企画競争・公募等の公表(※文部科学省のウェブサイトへリンク)
 ・一般競争入札情報(※文部科学省のウェブサイトへリンク

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◆前回読まれた記事TOP3(10月8日~10月23日)※10月8日配信号
1.「社会教育士」をご存じですか?(※文部科学省のウェブサイトへリンク)
2.第10期中央教育審議会生涯学習分科会「議論の整理」の公表について(※文部科学省のウェブサイトへリンク)    
3. コロナ感染拡大状況下の公民館の取組(※文部科学省のウェブサイトへリンク)
 
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★ あさだより
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 皆さんは仕事ではない、外部での継続的な「勉強会」のようなものに参加したことがありますか?
 私はこれまで縁あっていくつかの勉強会に参加する機会がありました。教育関係が多いですが、そうでないものもあります。
かつて私も「若手」だった頃、大学の若手研究者の方々と定期的に朝食勉強会をしていました。そのメンバーから後に学長が誕生した時には、昔のメンバーで同窓会のように集まり激励会をやりました。
 特に印象に残っているのは、1業種1社1名のような形でいろんな企業から集まったメンバーで、1年間にわたり国の将来を論じた異業種勉強会です。30人ほどの全体会と、10人弱の分科会での活動があり、特に後者は毎週1回のペースで夜に集まり、真面目に議論をしたり、その後も飲みながら盛り上がったりしていました。今でも続けている「読書記録」は、その時の活動をきっかけに始めたものです。
 これらの勉強会での経験や仲間たちは、今でも私にとって大きな財産です。仕事が忙しい中で早朝や夜の勉強会に出て議論に参加するのは結構しんどいですが、頑張ったことはきっと自分の糧になります。私はどれも無駄ではなかったと感じています。
ところで、池上彰さんが新聞の連載で「私もNHKを退職後、大学の社会人講座に通って学び直した一人です」と書いておられました。そうなんだ、と勇気づけられる気がしました。皆さんも新しい学びを始めませんか。

 (総合教育政策局長 浅田 和伸)

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編集後記
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 マナビィ・メルマガでは、"クリック数"というものを取っております。読者のみなさまが、メルマガにあるリンク先にどれだけ飛んだかが、配信システムを通して見ることができます。毎号掲載をしている「前回読まれた記事TOP3」なんかはこの機能を使ってランキングを出しています。
 このクリック数を見て、どれだけの方が記事を読んでいただけているのかを楽しみにしながら、毎回編集を行っております。みなさまからのたくさんのクリック数という名の"反応"があると編集担当としても励みになりますので、気になる記事がありましたらどんどんリンク先に飛んでくださいね!
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編集長 横井 理夫
      文部科学省総合教育政策局
      地域学習推進課長
編  集 田中・西・山下
TEL:03-5253-4111(内線2974)
E-mail:manaby@mext.go.jp
※無断転載禁止
※このメールマガジンは、配信登録をしていただいた方並びに文部科学省のマナビィ業務関係職員と名刺交換させていただいた方にお送りしております。
※配信登録・解除はこちらです。
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解除できない場合は、お手数ですが上記アドレスまで御連絡ください。

お問合せ先

総合教育政策局地域学習推進課 地域学習推進係・地域振興係

電話番号:03-5253-4111(内線2974)
メールアドレス:manaby@mext.go.jp

(総合教育政策局地域学習推進課 地域学習推進係・地域振興係)