MEXT春のアントレ祭!2026 つながる・学ぶ・高め合う、教員のための祭典
開催日 2026年3月20日(金)12:30〜19:00
at TiB (Tokyo Innovation Base)

春のアントレ祭2026とは

「春のアントレ祭2026」は、日々教室で子供たちと向き合い、未来を切り拓く挑戦を続けるすべての先生方のための祭典です。
現在、教育の選択肢は多岐にわたり、現場では先進的な取り組みが次々と生まれています。本イベントでは、その変革の主役である「先生自身のアントレプレナーシップ」にフォーカスします。
基調講演では、立命館小学校の正頭英和先生をお迎えし、既存の教育観を問い直す「アンラーニング」の重要性を深掘りします。優れた教育実践をたたえる「アントレプレナーシップ教育アワード2026」では、日々現場で試行錯誤を続ける先生方の情熱やユニークな取り組みを可視化し、その知見を共有します。また、青山学院大学の益川弘如教授らによる学習環境デザインのセッションや、茨城県立下妻第一高等学校の生井秀一校長らによる組織マネジメントの対話など、理論と実践が交差する濃厚なプログラムをご用意しました。
「明日からまた、新しい挑戦を始めたい」――。
年度末の節目に、ご自身の情熱をリチャージし、全国の志ある仲間と繋がる特別な一日。TIBで、皆様をお待ちしています。

アントレプレナーシップとは

文部科学省が定義するアントレプレナーシップとは、変化の激しい時代を自律的に生き抜くための「新たな価値を生み出す精神」のことです。これはビジネスの枠を超え、自ら課題を見出し、多様な他者と協働しながら解決に挑むために必要な資質・能力を指します。

子どもたちが自らの意志で未来を切り拓くための「生きる力」そのものであり、日々の探究的な学びや試行錯誤の先にあります。特別な教育ではなく、子どもたちの好奇心を挑戦へと繋ぐ。そんな教育の本質と可能性を、本イベントを通じて共に再確認しましょう。

開催情報

開催日時

2026年3月20日(祝・金)12:30~19:00 受付開始12:00〜

対象者

小・中・高等学校等の教職員等、および地方公共団体・民間団体等の教育関係者

会場

TiB(Tokyo Innovation Base)

※オンライン視聴可

ステージプログラムはYouTubeでリアルタイム&アーカイブ配信します。当日ご覧になれない方もぜひお申込ください。展示ブースの紹介VTRも映像でご紹介予定です。

ステージプログラム

最前線の実践知と専門的な理論が交差する、刺激的なプログラムをメインステージで展開します。トップランナーによる情熱的な講演や、学びの本質・学校経営を多角的に深掘りするパネルディスカッション、そして全国の挑戦を顕彰するアワード。管理職から現場の先生まで、立場を超えて明日への活力を得られる「発見と対話」の時間です。これからの教育の姿を、ステージを通じて共に描き出しましょう。

12:30~開会挨拶

12:40~基調講演

そこから『1歩』深める~アントレプレナーシップを体験で終わらせないために~

正頭英和氏

登壇者

正頭英和

立命館小学校・学校法人立命館起業事業化推進室 教育開発統括

2019年のGlobal Teacher Prizeにおいて、世界150ヵ国以上、3万人のエントリーの中から、日本人小学校教員初となるTop10に選ばれ、「世界の優秀な教員10人」となる。桃鉄教育版のエデュテイメントプロデューサーなどもつとめている。主な著書に「世界トップティーチャーが教える子どもの未来が変わる英語の教科書(講談社)」などがある。

13:30~アントレプレナーシップ教育アワード2026 最終発表会

本アワードでは、全国の小・中・高等学校から寄せられた40件の熱意ある実践の中から、厳正なる審査を経て選出された以下の受賞者および受賞団体が発表を行います。

受賞者および受賞団体一覧(発表順)

① 神奈川県立平塚中等教育学校 リサーチグループ

授業タイトル:『発明王』

発表者:加藤 大貴 氏

中高一貫6カ年の探究学習の起点となる中学1年生向け企画「発明王」。特許審査 AI「AISamurai」を用い、生徒のアイデアを判定する。単なる評価に留まらず、AI の診断結果を基に案を練り直す「試行錯誤」のプロセスを最重視。自分のアイデアが社会に通じる可能性への期待と、失敗を改善で乗り越える経験を通じ、将来の複雑な課題解決に必要な自己効力感と挑戦する力を育む。

② 白川村立 白川郷学園 「ひとりだち学習」

授業タイトル:『白川郷学園「ひとりだち学習」』

発表者:後藤 翔太 氏

本学園では、総合的な学習の時間、1、2年生の生活科の授業の一部を活用して、特別の教科「村民学」を開校以来、実践している。本年度から、この「村民学」の中にアントレプレナーシップを学ぶ「ひとりだち学習」を位置付け、「白川村や社会の中にある困り感から課題を見出し、仲間と協働してそれらを解決するために失敗を恐れずに考え、挑戦することを通して、村民の一人として新たな価値を創り出していく力」を育むことを目的に、9年間を通じた実践を行っている。

③ 千葉県立特別支援学校市川大野高等学園 流通コース商品管理グループ

授業タイトル:『生徒運営の校内コンビニ~地域とつくる「流通・サービス」実践~』

発表者:清水 崇史 氏

知的障害のある生徒が近隣コンビニエンスストアと連携し「校内コンビニSmileMart」を運営する取組である。発注、仕入れ、販売、売上管理のサイクルを生徒主体で回し、他コースの製品も扱うアンテナショップとして機能させている。実社会に即した「商品管理」の学習を通じて、主体性や働く力を育むとともに、関わる人全員が笑顔になることを目指す。本実践は、生徒の「やりたい」を起点に教育と社会を接続する取組である。

④ 京都橘中学校・高等学校 探究推進チーム

授業タイトル:『チェンジメーカープロジェクト ~課題の当事者意識を育む~』

発表者:長谷川 夕起 氏

京都市内の事業者様と連携し実施するカリキュラム。自社で抱えている課題をミッションとして提供してもらい、中学3年生がチームで解決策を考え、事業者様に提案する。企業訪問や複数回の打ち合わせを通して本気のフィードバックを受け、提案を再構築し、最終報告会で提案する。試行錯誤のサイクルを重ねながら、「提案者」に留まらず、社会課題に向き合う「当事者」として行動する姿勢を育む授業である。

⑤ 西大和学園高等学校 冨髙 雄介 氏

授業タイトル:『進学校の「知」と「実践力」の融合を。未来を切り拓くアントレプレナーシップ教育』

発表者:冨髙 雄介 氏

本プログラムは、社会に変革をもたらす「本物の人財」の創出を目的とした、学校認定単位の授業。生徒の志をカタチにする「プロジェクト探究」と、企業・自治体と挑む「PBL(課題解決型学習)」を柱に構成。年間50名以上の専門家による1on1の伴走型支援、北欧やグローバルサウスでの仮説検証型ツアー、さらには認定NPOと連携した独自の「探究学習ファンド」まで完備。デジタルツールも駆使し、生徒の挑戦を圧倒的なリソースで支える、持続可能な探究学習モデルである。

⑥ 茨城県立下妻第一高等学校 探究推進部

授業タイトル:『生徒の主体性を育むアントレプレナーシップ教育』

発表者:生井 秀一 氏

下妻一高のアントレプレナーシップ教育は「為櫻探究」を核とする。1年次で地域課題解決、2年次で専門「ラボ」に分かれ、学校が掲げる「逆境に立ち向かう力」を養う。楽天や地元企業と連携し、ビッグデータ分析や商品開発、ふるさと納税返礼品の企画等、実社会と結びついた実践を展開。単なる起業家育成に留まらず、AI時代を生き抜く主体性や発想力を育む。デジタルと探究を両輪とした独自の次世代人材育成プログラムである。

⑦ 新潟県立中条高等学校

授業タイトル:『中条高校未来探究〜WILLを技術と対話で社会実装する〜』

発表者:横堀 正晴 氏

自らの意志(Will)を起点に、他者と協働して新たな価値を創造する「生き方としてのアントレプレナーシップ」を育みます。地域をフィールドに、大学生メンターが伴走する「中条高校未来探究」を通じ、生徒は自ら掲げた問いを社会に実装する経験を積みます。このプロセスが、受動的な学習者を「自らの人生と社会を自ら創り出す主体」へと変容させます。地域との繋がりの中で、未来を自ら切り拓く力を生徒が獲得します。

15:20~アントレプレナーシップ教育アワード2026 表彰式

16:00~パネルセッション1

『やりがいのある問い』が生まれる学習環境のデザイン
~学習科学から紐解くアントレプレナーシップ教育の仕掛け~

益川弘如氏

モデレーター

益川弘如

青山学院大学教育人間科学部教育学科・教授

博士(認知科学)。静岡大学教職大学院准教授、聖心女子大学教授などを経て、2024年4月より現職。国立教育政策研究所フェロー、(一社)教育環境デザイン研究所(Nahomi Institute, CoREF)理事、文部科学省「全国的な学力調査に関する専門家会議」委員などに携わっている。専門は学習科学、認知科学、教育工学。一人ひとりなりに持っている「問い」や「学ぶ力」を引き出し深く学ぶことができる授業づくりと学習評価の在り方、ICT・AI活用を追求している。また、学校教育を通して、自身の周りや社会の変革に貢献していくためのコミュニケーション能力、コラボレーション能力、イノベーション能力を育む学習環境デザインに興味がある。

小牧瞳

パネラー

小牧瞳

千葉大学アントレプレナーシップセンター 特任助教

千葉大学大学院人文公共学府博士後期課程に在籍。専門は教育方法学。
産官学連携によるアントレプレナーシップ教育の授業デザインをテーマに、学校現場と地域を横断した実践的研究を行っている。
2023年、非営利型の一般社団法人Spiceを設立。民設民営の第三の居場所「ちばユースセンターPRISM」の運営をはじめ、教育プログラムの開発・提供に取り組む。地域コーディネーターとして取り組んだ産官学連携のプロジェクトが評価され、2025年に第15回ちばコラボ大賞(千葉県知事賞)を受賞。
主な著作に『企業とつくる「魔法」の授業』(教育同人社、2018年、分担執筆)がある。
2023年10月より千葉大学教育学部特任助教。
2024年4月より千葉大学学術研究・イノベーション推進機構(IMO)URA。
2025年4月より千葉大学アントレプレナーシップセンター特任助教。現在に至る。

深沢享史

深沢享史

世田谷区立深沢中学校 主幹教諭 進路指導主任 研究主任 第二学年主任

公立中学校教諭(数学科)。日本キャリア教育学会・日本特別活動学会会員。世田谷区キャリア教育推進リーダー。東京都中学校進路指導研究会および特別活動研究会に所属し、現場の最前線でキャリア教育の普及に努める。令和7年度東京都教育委員会職員表彰受賞。

17:00~パネルセッション2

先生が変われば、学校は変わる
~教員の「アントレプレナーシップ」を引き出す組織マネジメント~

生井秀一

モデレーター

生井秀一

茨城県立下妻第一高等学校・附属中学校 校長

花王に入社し、営業部門を経てヘアケアブランドのマーケティングを担当、2021年にDX戦略推進センターを設立、花王のEC推進部長としてEC戦略を統括した。花王在籍時代には社長表彰を3度受賞し、24年間の花王人生に幕をとじた。
2023年にキャリアトランスフォーメーションに挑戦。茨城県内の公立中高一貫校の「校長」を教員免許不問で公募するプロジェクトに応募。1645人の応募者の中からの3人に選ばれ2024年4月から民間出身者の校長として現職に至る。
花王で培ったマーケティングスキルやアントレプレナーシップ精神を教育業界にも持ち込み、VUCA時代を生き抜く為の次世代人材育成に邁進している。

小宮山利恵子

パネラー

小宮山利恵子

東京学芸大学大学院 教育学研究科 教授
株式会社リクルート スタディサプリ教育AI研究所所長

1977年東京生まれ。早稲田大学大学院修了後、衆議院、ベネッセ等を経て2015年より現職。国立大学法人 東京学芸大学大学院教育学研究科教授を兼務。専門はICT教育、アントレプレナーシップ教育。2020年よりAIにできないアナログ・リアルなことに関心を持ち、多様な資格と体験を通じて「人にしかできない学び」を探究。近著に『好奇心でゼロからイチを生み出す「なぜ?どうして?」の伸ばし方』(ディスカヴァー21、2025年)。

西田拓大

西田拓大

和歌山県白浜町教育長 CWO
ウェルビーイングダイアログカードファシリテーター
2030 SDGs ゲーム公認ファシリテーター

大阪生まれ。小学校3年より千葉市、松戸市に育つ。父の故郷和歌山に戻り、白浜町で中学校理科教員として24年勤め、教頭職3年、小学校校長を1年、中学校校長2年ののち、2025年4月、白浜町教育長拝命。「学校はウェルビーイングなパワースポット」を合言葉として、ESDやウェルビーイングを軸とした教育を進めている。曹洞宗如々山不動寺九世佛心拓大和尚として僧侶を兼職。

アントレプレナーシップ教育アワード2026

アントレプレナーシップ教育アワードとは

本アワードでは、小・中・高等学校等におけるアントレプレナーシップ教育の優れた実践事例を顕彰し、広く知見を共有することで、全国へのアントレプレナーシップ教育の醸成を目指すとともに、教育現場での取組の質向上と持続可能な実施体制の構築を支援することを目的としています。

最終発表会・表彰式(時間:13:30~15:40予定)

全国の小・中・高等学校から寄せられた数多くの熱意ある実践の中から、厳正なる審査を経て選出された受賞者および受賞団体の皆さまをご紹介します。

ステージで語られるのは単なる成果報告ではなく、先生方自身の葛藤や喜び、そして未来へのビジョンです。日本の教育の最前線を切り拓く、受賞者たちの魂のプレゼンテーションを会場やオンラインでぜひご覧ください。

審査基準

  • ① 指導計画性・教育的構造
    学習目標が明確であり、教育課程の中に体系的に位置づけられているか。

  • ② 創意工夫・試行錯誤のプロセス
    教員自身が課題を見出し、改善・発展させる取り組みを行っているか。

  • ③ 教育現場への波及性・再現性
    他校や他の教員が参考にできる具体的な指導案や実践方法が示されているか。

  • ④ 持続可能性
    特定の個人に依存せず、外部連携や組織的な工夫により継続可能な体制が構築されているか。

ご応募いただいた学校一覧(学校名五十音順)

アワード エントリー校⼀覧(PDF)

審査員(順不同)

審査員長:島岡 未来子氏

審査員長:島岡 未来子

早稲田大学研究戦略センター教授 神奈川県立保健福祉大学ヘルスイノベーション研究科教授

大東 寿夫氏

大東 寿夫

日本政策金融公庫 国民生活事業本部 創業支援部 部長

平井 由紀子氏

平井 由紀子

株域会社セルフウイング 代表取締役
SELFWING VIETNAM CO.,LTD 創業者
早期起業家教育研究家
文部科学省 アントレプレナーシップ推進大使
愛知県教育委員会 教育アドバイザー
一般社団法人東京ニュービジネス協議会
NBCジュニア委員会 委員長

山崎 暁氏

山崎 暁

株式会社FROGS 代表取締役 兼 CEO

溝田 岳氏

溝田 岳

文部科学省 科学技術・学術政策局 産業連携・地域振興課 産業連携推進室 室長

大竹 真貴氏

大竹 真貴

中小企業庁 経営支援部 創業・新事業促進室 室長

交流会

開催時間

17:50~19:00(自由参加/参加無料)

登壇者、出展団体、ジャパン・アントレプレナーシップの参画団体、アントレプレナーシップ推進大使、教職員の方等、アントレプレナーシップ教育に興味がある方々にご参加いただける交流会です。ぜひご参加ください。

展示ブース

開催時間 12:00-17:00

会場の展示ブースでは、アントレ教育の最前線を走る団体や企業が一堂に集結。授業で活用できる教材や最新資料を直接入手できるほか、専門家への相談を通じた情報収集、実践者同士の活発な情報交換が可能です。次年度のヒントが詰まった「学びと交流の場」へぜひ。現場のリアルな知見に触れ、情熱をリチャージしましょう!

出展ブースは以下の通りです(団体名五十音順)

会場アクセス

TiB(Tokyo Innovation Base)

〒100-0005 東京都千代田区丸の内3-8-3

アクセス

JR山手線・京浜東北線「有楽町駅」京橋口|徒歩1分
東京メトロ有楽町線「有楽町駅」D9出口すぐ
東京メトロ有楽町線「銀座一丁目駅」1出口|徒歩3分

TOPページへ戻る
イベント参加
事前登録はこちら