Japan Entrepreneurship Alliance(ジャパン・アントレプレナーシップ・アライアンス)について

1.概要

 近年、技術革新やグローバル化の進展等により社会環境が急速に変化する中、新たな価値を生み出していく精神であるアントレプレナーシップを備えた人材が必要とされています。
 このため、国や地方公共団体等において、自ら社会課題を見つけ、課題解決に向かってチャレンジしたり、他者との協働により解決策を探求したりすることができる知識・能力・態度を身に付ける教育である「アントレプレナーシップ教育」の機会提供や充実に向けた取組が進められています。
 アントレプレナーシップ教育を主体的に実施する各団体が持つノウハウ、ネットワークを相互に共有・活用することで学校等や地方公共団体と産業界との連携をさらに強化し、アントレプレナーシップ教育を全国で効果的・効率的に実施することを目的として、経済産業省と「Japan Entrepreneurship Alliance」(ジャパン・アントレプレナーシップ・アライアンス)を立ち上げることといたしました。
 アライアンスに参画する団体は、本アライアンスに挙げた連携事項を実施し、アントレプレナーシップ教育の普及を図り、児童生徒や学生等がアントレプレナーシップ教育を受講しやすい環境を構築することを目指します。

参画機関一覧

 ・文部科学省
 ・経済産業省

※令和7年3月6日時点

参考:文部科学省 アントレプレナーシップ施策

2.アライアンス設置要綱、参画について

 参画を希望する団体は、以下の連携事項のうち、(1)、(4)を実施することが可能な、国、独立行政法人、政策金融機関、地方公共団体、公益社団法人、公益財団法人、一般社団法人、一般財団法人及び特定非営利法人であること。

<連携事項>
(1)効果的・効率的にアントレプレナーシップ教育を推進する観点からそれぞれが実施するアントレプレナーシップ教育の取組に関する情報や成果等を他の参画団体に共有する。
(2)起業家等を学校等に派遣する取組(以下「起業家派遣」という。)において、起業家等に対して文部科学省及び経済産業省が指定する特定の呼称及びロゴマークを付与することができる。
(3)他の参画団体からの要請に応じて、起業家派遣における起業家等の情報の共有に努めるものとする。
(4)本アライアンスの取組の対外発信等、本アライアンスに定める連携事項の発展に協力する。 なお、上記事項における具体的な連携や情報共有の仕組み等については、参画団体の間で協議の上、決定する。

<特定の呼称・ロゴマーク>
 

ロゴマーク

 JET-ALL(ジェット オール) Japan Entrepreneurship Alliance
 ※日の丸から右上に向かっていくジェット機で、日本から世界に飛び立つ人材育成を目指すチームを表現
 ※参画後、ロゴデータ、利用マニュアルを提供いたします

<申請方法>
アライアンスの趣旨に賛同し、参画要件を満たした上で、連携事項にご協力いただける団体は、「Japan Entrepreneurship Alliance 加入申請書」に必要事項を記載の上、以下事務局まで送付ください。

 事務局:科学技術・学術政策局 産業連携・地域振興課 産業連携推進室
 送付先:edge@mext.go.jp

3. Japan Entrepreneurship Allianceキックオフイベント開催について

 「Japan Entrepreneurship Alliance」の立ち上げにあたって、以下のとおりキックオフイベントを開催します。
 本イベントは、全国へのアントレプレナーシップ醸成に向けた連携方針や有識者のパネルディスカッションを通じて、アライアンスの目的・意義を広く周知することを目指します。

日時:令和7年3月15日(土曜日)11時00分から12時00分まで
場所:cafe lounge Space(東京都千代田区丸の内3丁目3-1新東京ビル4F)
対象:自治体関係者、起業家、小中学校・高等学校教員、児童、生徒、学生、大学教職員
主催:文部科学省、経済産業省
申込:以下よりお申込みください。(「一般」からお申込みください。)
※本イベントは、「UPDATEEARTH2025ミライMATSURI」のイベントの一部として実施します。

お問合せ先

科学技術・学術政策局 産業連携・地域振興課 産業連携推進室 大学発スタートアップ担当

メール: edge@mext.go.jp