CO-SHA Platform とは?

「CO-SHA Platform(コーシャプラットフォーム)」は、未来の学校施設づくりを支援するプラットフォームです。主に小中学校の学校設置者や教職員のみなさんに向け、学校施設の整備や活用を進めるための、オンライン/オフラインでの共創・共有の場づくりを目指します。
「CO-SHA」は、共創 (CO-creation)、アイデアをシェアする (SHAring ideas) 、と、「校舎」をかけ合わせて生まれた言葉です。

本プラットフォーム事業の背景

令和3年1月、中央教育審議会において取りまとめられた答申「「令和の日本型学校教育」の構築を目指して」では、全ての子どもたちの可能性を引き出す個別最適な学びと協働的な学びの一体的な充実を図る「令和の日本型学校教育」を実現することが求められています。

これを踏まえ、文部科学省は令和4年3月に「新しい時代の学びを実現する学校施設の在り方について(最終報告)」を公表しました。そこでは、例えば以下のような、新しい時代の学びを実現する学校施設の在り方が描かれています。

  • 個別最適な学びと協働的な学びの⼀体的な充実に向け柔軟で創造的な学習空間
  • 新しい⽣活様式を踏まえた、健やかな学習・⽣活空間
  • 地域や社会と連携・協働し、ともに創造する共創空間
  • ⼦供たちの⽣命を守り抜く、安全・安⼼な教育環境
  • 脱炭素社会の実現に貢献する、持続可能な教育環境

新しい時代の到来に向け、これらの在り方を実現していくことは喫緊の課題です。
しかし各学校設置者は学校施設整備を推進するにあたり、改修ノウハウや専門職員の不足など、様々な課題を抱えています。

本事業は、これらのような課題を踏まえ、特に初等中等教育段階を対象とする全国の学校設置者や教職員のみなさんが学校施設の整備や活用を進めていくにあたっての、支援の一環として実施することになりました。

教室空間と隣接する多目的スペースとの連続性・一体性を確保し多様な学習活動へ柔軟に対応していく姿
学校施設全体を学びの場として捉え、階段状の空間を、ステージやプロジェクタ等を備えた発表・表現の場としていく姿
単一的な機能・特定の教科等に捉われず、横断的な学び、多目的な学びに対応できるよう、創造的な空間に転換していく姿
どの教室からも利用しやすいよう学校の中心に図書館を計画し、調べ学習や自主的・自発的な学習が展開されていく姿