令和8年度の戦略的創造研究推進事業の戦略目標等を決定しました

令和8年2月27日

 文部科学省において、令和8年度における科学技術振興機構(JST)の戦略的創造研究推進事業の戦略目標と、日本医療研究開発機構(AMED)の革新的先端研究開発支援事業の研究開発目標を決定しましたので、お知らせいたします。
 令和8年4月以降、JST・AMEDにおいて、CRESTやさきがけ等のプログラムで研究提案の公募を開始する予定です。全国の研究者の皆さまからの意欲的な提案を期待しています。

1.概要

 文部科学省では組織・分野の枠を超えた基礎研究を戦略的に推進するため、根本原理の追求と政策的な意思を結びつける「戦略目標」及び「研究開発目標」を定めています。その目標の下で、国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)及び日本医療研究開発機構(AMED)において時限的な研究体制(ネットワーク型研究所)を構築し、イノベーションの源泉となる研究成果の創出を目指した戦略的創造研究推進事業(新技術シーズ創出)及び革新的先端研究開発支援事業を実施しています。
 これらの事業で公募する、チーム型のCREST(JST/AMED)、個人型のさきがけ(JST)/PRIME(AMED)などのプログラムは、科研費と並び、30年以上に渡って、多くの研究者コミュニティに根付いた基幹的な研究費です。
 これまで、Top10%論文など質の高い研究成果を多数創出しており、さらに大阪大学・坂口志文特任教授によるTreg細胞の発見や、京都大学・北川進特別教授による多孔性金属錯体(MOF)の設計等のノーベル賞受賞につながる研究を推進するなど、多岐に渡る新しい技術シーズの創出に貢献しています。さらに、採択が若手研究者の昇進の重要な契機になるなど、トップ成果の創出とともに、人材育成にも大きく寄与しています。

 これらの事業における令和8年度の「戦略目標」と「研究開発目標」の策定にあたっては、論文動向等の分析の他、有識者ヒアリングやワークショップの開催等を通じて、科学的価値や経済・社会的インパクト等、多角的な観点から議論を行いました。
 政策的な要請等との関連も踏まえ、下記2. のとおり6つの目標を設定しました。なお、本内容は円滑な事業の実施に向け予算成立に先立ち発表するものであり、国会審議の状況により変更等が生じる可能性があり得ます。

令和8年度戦略目標・研究開発目標

令和8年度戦略目標・研究開発目標 (PDF:4477KB) PDF
戦略的創造研究推進事業の特徴・強み(PDF:1.4MB)PDF

2.令和8年度 戦略目標及び研究開発目標

(1) 基礎量子科学技術研究がドライブする量子未踏領域の開拓【JST】 (PDF:1.2MB)PDF

(2) 持続可能社会につなげる超寿命マテリアルの創出【JST】(PDF:1.0MB)PDF

(3) デジタル時空間拡張【JST】 (PDF:1.2MB)PDF

(4) 拡張五感と認知【JST】 (PDF:353KB)PDF

(5) 生体環境インタラクション~生物とエクスポソームの相互作用の解明~【JST】 (PDF:956KB)PDF

(6) 核酸フロンティア~核酸科学の再定義と応用から創薬の未来を切り拓く~【AMED】 (PDF:576KB)PDF
 

3.今後の予定

  今後、JST、AMEDにおいて、戦略目標等の達成に最適な研究領域と研究総括等を選定し、4月以降、CRESTやさきがけ等のプログラムで公募を開始する予定です。幅広い分野の研究者の結集と融合により、イノベーションの源泉となる研究成果が創出されるよう、全国の研究者の皆さまからの意欲的な提案を期待しています。
 
スケジュール(予定)
・4月上旬  JST・AMEDにおいて研究提案の公募開始
・6月以降  研究提案の選考
・10月以降  研究開始
※スケジュールは現時点の見通しであり、変更等が生じる場合があります。
詳細はJST及びAMEDのホームページ等で確認してください。
JST 戦略的創造研究推進事業のホームページ
AMED 革新的先端研究開発支援事業のホームページ

お問合せ先

科学技術・学術政策局 研究開発戦略課
深澤、片山
03-6734-3983(内線3979)

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(科学技術・学術政策局研究開発戦略課)