子どもたちが,本物の文化芸術に直接触れたり,創造活動に参加することにより,多くの感動体験を得て,感受性豊かな人間として成長するように,以下の施策を実施しています。
子どもたちが優れた舞台芸術を鑑賞するとともに,芸術団体などによる実演指導,ワークショップに参加し,さらにはこれらの団体と本番の舞台で共演するなど,舞台芸術に身近に触れる機会を提供しています。
特に優れた活動を行っている芸術家や伝統芸能の保持者などを出身地域の学校などに派遣し,優れた技の披露や,文化芸術活動の素晴らしさ,地域の誇りなどについての講話を通じて,子どもたちの芸術への関心を高める「学校への芸術家等派遣事業」を行っています。
また,高校生に文化部活動の成果発表の舞台を提供し,創造活動の推進と相互の交流を深めるため,「全国高等学校総合文化祭」(平成18年8月2日〜6日,京都府),「全国高等学校総合文化祭優秀校東京公演」(18年8月26日,27日,東京都)を実施しました。
子どもたちが,日常の生活圏の中で,年間を通じて多様な文化芸術に触れ,体験できるよう,市町村がプログラムを作成し,実施することを支援する「文化体験プログラム支援事業」を行っています。
次世代を担う子どもたちに対し,土・日曜日などにおいて,学校・文化施設などを拠点とし,茶道,華道,日本舞踊,伝統音楽,郷土芸能などを計画的・継続的に体験・習得できる機会を提供する「伝統文化こども教室事業」を実施しています。
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▲京都市伏見区弁天囃子保存会 |