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鍵山 秀三郎さん(株式会社 イエローハット 取締役相談役)
『青年の思索のために』
下村湖人著
鍵山 秀三郎さん
(株式会社 イエローハット 取締役相談役)
下村湖人の『青年の思索のために』が出版されたのは、私が二十二才の時でした。下村湖人は『次郎物語』の著者であり、また日本の良心と言われる生き方をした人でもありました。
上京して間がなく、社会の下層で生きていた私は、苦難が続く中で、ともすれば、希望を失いがちの時代におかれていました。その時、この本に巡り合い、何回も読み返すことによって、その時の境遇に左右されない生き方があることを教えられました。
人生には“小出発と大出発”があり、少なくとも三つある大出発の中で、最も重要で且つ自分で選ぶことができる大出発は、青年期にあると説かれていました。その大出発は、自分で選べる一方、全責任を負うことも述べられています。
大出発は、日々刻々の歩みである小出発の積み重ねであり、意義の過ごし方こそ人生の方向を決める重大事であると教えられました。以後、私の人生の基盤となって今日に至りました。
小さなこと、手間がかかって面倒なことを厭わずに、真剣に取り組むことが、自分の心を育て、頭脳の練磨になり、実践力を養うことを知り、それ以後、希望の灯を絶やすことはありませんでした。
──子どもたちに対する読書メッセージ
私たちは、会いたいと思う人に、会うことはほとんど叶えられません。今生きている人であってもです。まして、亡くなった人には絶対に会えません。
読書はその不可能なことを可能にしてくれる唯一の手段です。
古代ローマ時代のジュリアス・シーザーや歴代の皇帝、世界の偉人など全ての人に会うことができます。
読書は、知識だけでなく、心の世界を広げてくれるのです。
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