CLARINETへようこそ

平成25年度「公立学校における帰国・外国人児童生徒に対するきめ細かな支援事業」に係る報告書の概要(横須賀市)

平成25年度に実施した取組の内容及び成果と課題【実施主体 横須賀市教育委員会】

1.事業の実施体制(運営協議会・ 連絡協議会の構成員等)
・教育委員会担当指導主事1名
・日本語指導員19名
・国際教育コーディネーター1名

 

2.具体の取組内容
 [3]日本語能力測定方法の活用
・日本語指導対象の児童・生徒に対しアセスメントを行い、指導時間・指導内容を決定した。
・日本語指導終了を見極めるためにアセスメントを行った。

[4]日本語指導ができる支援員の派遣
◆日本語指導員の派遣
(1)日本語指導               
(2)国際理解教育への協力
(3)学級担任及び受入れ担当教諭との連携  
(4)教材の作成
(5)指導計画の作成と提出          
(6)指導記録の提出
(7)面談等の通訳、週のお知らせ等の翻訳   
(8)緊急時の対応
◆国際教育コーディネーターの派遣
(1)各校での支援体制、支援プログラム作成のための指導助言
(2)学校と外部支援者との連携づくりにかかわる指導助言

 

3.成果と課題
[3]日本語能力測定方法の活用
<課題>
・限られた回数の日本語指導員研修会、国際教育担当者連絡会で本測定方法についてのテスター研修を行うことが難しい。
・国際教育コーディネーターを中心とした研修実施とテスター養成。
・国際教室担当教諭への本評価法の周知とテスター研修実施。

[4]日本語指導ができる支援員の派遣
<成果>
・国際教育コーディネーターの活動により、派遣時間・回数等、スムーズに決定することができ、また日本語指導員のスキルが向上した。
・児童生徒指導の課題解決のために、国際教育コーディネーターや日本語指導員が学校と保護者の間に入り、適切に支援をすることができた。
<課題>
・日本語指導終了(修了)のタイミングや、そのためのアセスメントでの見極めが難しい。
・保護者の教育相談(特に進路相談等)に十分に対応できない。
・予算の関係で、十分な指導時間を確保できない。
<展望>
・アセスメントの精度をあげるとともに、派遣の目的を再確認し、必要な児童生徒に適切に派遣していく。
・進路相談に対応する機会を設定する。
・学習支援が必要な場合は、校内の他の資源につないでいく。

 

4.その他(今後の取組等)
・アセスメントの精度の向上、派遣目的の再確認。
・進路相談に対応する機会の設定。

お問合せ先

総合教育政策局国際教育課

電話番号:03-6734-2035

-- 登録:平成26年10月 --