平成13年4月13日
初等中等教育局長裁定
国際化の進展に伴い、日本語指導を必要とする外国人児童生徒を受け入れている公立学校が増加しており、このような外国人児童生徒が学校生活に速やかに適応するためには、学校における効果的かつ効率的な日本語指導が必要である。しかしながら、日本語の初期指導から教科学習へつながる段階の日本語カリキュラムが必ずしも十分に確立しておらず、各教員の努力に委ねられているのが現状である。このような現状を踏まえ、各学校での日本語指導に対する取組みを支援するため、学校での日本語教育における統一的なカリキュラムを開発し、外国人児童生徒の速やかな日本語習得と教科学習の深化に寄与する。
(1) 小学校レベルの教科横断的JSLカリキュラムの開発
(2)
小学校の国語・算数・理科及び社会の各教科単位の系統別JSLカリキュラムの開発
(3)
その他
(1) 学識経験者、日本語担当教員、日本語指導協力者等からなる協力者会議により検討を進める。協力者会議は本会議及び4部会(国語、算数、理科及び社会の各教科別)で構成する。
(2) 必要に応じて、専門的事項に関し、協力者会議委員以外の学識経験者にも協力を求める。
平成13年4月13日~平成15年3月31日
この事業に係る庶務は初等中等教育局国際教育課において処理する。
-- 登録:平成21年以前 --