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学習活動と言語活動 |
支援 |
ワークシート |
日なたと日影の地面の温度 |
1.課題の把握
- 日なたと日陰の地面を触って比べたことがあるか。
(R-60,63)
- 温かさは違うのか。(R-64)
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- 簡潔な導入(A3)
- 実際に日なたと日陰を指差して話す。(B2)
- 過去の経験を問う。(A2)
- テーマを板書する。(B8)
- 語句確認の質問をする。(A2)
- ワークシートに書かせる。(F1)
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【もんだい】
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2.予想
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- 「違う・違わない」などの選択肢を与えて答えさせる。(E1)
- ワークシートに書かせる。(F1)
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【よそう】
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3.観察
- 日なたと日陰の地面に手を当てて、温かさを比べてみよう。(R-92)
- グループごとに調べる場所を決めよう。
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- 観察方法確認の発問。(A2)
- ワークシートに書かせる。(F1)
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【かんさつ】
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4.結果と考察
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【けっか】
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5.次の課題の把握
- 次の勉強に移ろう。
- 温かさはどれぐらい違うか。(R-52)
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- 同じ展開で次の課題に入る。(A1)
- 新しい課題への移行を明示。(A4)
- 曖昧な表現は具体的な言い方に換える。(B4)
- どれぐらい→何度ぐらい
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【もんだい】
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6.予想
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- 他の子の予想を聞かせる。(E3)
- ワークシートに書かせる。(F1)
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【よそう】
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7.観察
- 温度計の使い方を知ろう。
(R-90)
- 近い方の目盛りを読む。
- 直角に読む。
- 液溜めに息がかからないように読む。
- 27度と読み、27℃と書く。
(略)
- 10時ごろと正午ごろの2回計る。
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- 温度計を見せながら話す。(B2)
- 「温度計(おんどけい)」と板書する。(D2)
- 教科書の写真で確認させる。(B2)
- 液溜は「ここ」で言い換える。(B4)
- 実際に行きを吹きかけてみせる。(B2)
- ワークシートの問題で確認する。(F4)
- 班での役割を決めてやる。(C1)
- 「正午」を「12時」と言い換えて理解を確認する。(B3)
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【かんさつ】
- 温度計どちらのめもりを読んだらいいですか。
- どこから読めばいいですか。
- 次のめもりを読みましょう。
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8.結果
- 結果を棒グラフにして比べる。
(R-107)
- 日なたと日陰は何度違うか。
⇒記録をもとにまとめる。 (R-114)
- 10時と正午では何度違うか。
⇒記録をもとにまとめる。 (R-114)
- 温度の「上がり方」を比べよう。
⇒比べてまとめる
(R-117)
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- 教科書のグラフを示して説明。(B5)
- グラフの見方を説明する。(B1)
- ワークシートに記入させる。(F1)
「上がり方」は抽象的なので、考えるためのヒントになる言葉を与える。
- たくさん上がったのはどっち
- 少ししか上がらなかったのはどっち
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【けっか】
- グラフにかきましょう。
- 温度のちがいを書きましょう。
- 日なたと日かげ
- 10時と正午の
- 温度の上がり方について書きましょう。
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9.考察
- 日なたの方が温度が高いのは、どうしてだろう。
(R-126)
- 日光が土を温めたからだ。
- 分かったことを出し合おう。
(R-193)
- ワークシートにまとめよう。
(R-114)
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- 「どうして」は抽象的なので、「誰が温めたのだろう」と擬人化して質問する。(B6)
- 日光→太陽の光(B4)
- 日光・地面などの語彙および漢字指導をする。(D3)
- ワークシートにまとめさせる。(F1)
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【わかったこと】
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10.発表
- 発表しよう。(R-130)
- この言葉は覚えておこう。
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- 他の子の発表を聞かせる。(E1、E3)
- 範読→斉読→指名読みの反復(E2)
- 日光・地面などの語彙および漢字の読みの指導をする。(D2、D3)
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【はっぴょう】
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学習活動と言語活動 |
支援 |
ワークシート |
影のでき方 |
1.課題把握
- 影はいつも同じ所にできているのか。(R-43)
- 影の方向は時間がたつとどうなるか詳しく調べよう。
(R-48)
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- 同じ展開で次の課題に入る。(A1)
- 「影は動かないのかな」などの補助説明を加える(B3)
- 「方向」→「どっちの方」(B4)
- 課題を書かせる。(F1)
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【もんだい】
- 今度は何がもんだいでしょうか。もんだいをかきましょう。
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2.予想
- 時間がたつと影の方向が変わる。
- 長さが変わる。
- 形が変わる。
(以上R-48への予想)
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- 「調べ学習」に不慣れな子には、調べる視点(形・大きさ・長さ・方向など)に関するヒントを与える。(B1)
- 予想を書かせる。(F1)
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【よそう】
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3.観察
- 教科書に書いてある調べ方を読みなさい。
- 調べるときにしてはいけないことは何か。(R-109)
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- 範読→斉読などで十分に耳に入れる。(E2)
- 遮光プレート→これ(B2)
- 写真を示しながら話す
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【かんさつ】
- しらべ方を書きましょう。
- してはいけないことを書きましょう。
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4.結果
- 調べて分かったことは何か。(R-111)
- 影はどこにできるか。
- 影の方向は時間がたつとどうなったか。(R-99)
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- 「どこにできるか」が難しければ、「影は太陽と同じ方向にできるか、反対側にできるか」と補足する。(B3)
- 「どうなったか」では抽象的な場合は、「方向は変わったか」と聞く。(B4)
- 結果をワークシートに書かせる。(F1)
- 表現が難しい場合は穴埋め式にする。
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【けっか】
- かげは日光をさえぎるものがあると太陽の[ ]にできます。かげの方向は時間がたつと[ ]。
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5.考察
- 影はなぜできるか。
(R-126)
- 影の方向が時間がたつと変わる。
- それはなぜか。(R-126)
- 何と関係があるか。
(R-119)
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- 「なぜ」が難しければ、「誰が(何が)影を作ったか」と擬人化する。(B6)
- 分かったことをワークシートに書かせる。(F1)
- 表現が難しい場合は穴埋め式にする。
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【わかったこと】
- かげの方向がかわるのは、太陽が少しずつ[ ]からです。
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6.発表
- 発表しよう。(R-130)
- これは漢字で書けるようにしよう。
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- 他の子の発表を聞かせる。(E1、E3)
- 方向・太陽の語彙指導をする。(D2、D3)
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【はっぴょう】
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学習活動と言語活動 |
支援 |
ワークシート |
太陽はどのように動いているか |
1.課題把握
- 太陽は1日の間で、どのように動いているか。(R-45)
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- 同じ展開で次の課題に入る。(A1)
- 「1日の間でどのように」が難しければ、「朝→昼→夕方と、どう動いているか」と補足する。(B3、B4)
- ワークシートに書かせる。(F1)
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【もんだい】
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2.予想
- 今あそこに太陽がある。
- 3時間後、どこにあるか。
(R-58)
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- 実際に太陽の位置を確認させる。(B2)
- 「どう動くか」ではなく、3時間後の位置という具体的な形で問う。(B5)
- 太陽の位置を言葉で表すのは難しいので、絵で表すようにする。(B2、F1)
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【よそう】
- まどから見える太陽のいちを絵にかきましょう。
- 3時間後のいちをかきましょう。
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3.観察
- 太陽と影の方向を調べて記録しよう。(R-106)
- 教科書の調べ方を読みなさい。
- これを「方位磁針」という。
- 針は北と南をさして止まる。
- 色のついた針が向いた方向が「北」だ。
- 班で係を決めなさい。
(R-183~185)
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- 「太陽がここにあるとき影はどっちにあるか」と言い換える。(B4)
- 範読→斉読などで十分に耳に入れる。(E2)
- 地図を示しながら南北を確認する。(B2)
- 班での役割を決めてやる。(C1)
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【かんさつ】
- しらべ方を書きましょう。
1.
2. (箇条書きに)
- この名前を書きましょう。
- 北はどっちですか。
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4.結果
- 調べた結果を絵にしなさい。(R-122)
- 絵には太陽の位置、棒の影の方向、方位を書き込みなさい。
- 方位とは東西南北のことです。
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- 言葉での表現が難しければ、「こう変わっていった」「こう動いていった」という表現でもよいと認めてやる。(D4)
- 方位→東西南北と言い換え(B4)
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【けっか】
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5.考察
- 絵を見て分かったことを話し合いなさい。(R-125)
- 影の方向はどう変わったか。
- 太陽はどのように動いたか。
- ワークシートに書き込みなさい。
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- 話題(影の方向・太陽の動き方)を具体的に示してやる。(B2)
- 「~君は~についてどう思いますか」「…さんは~くんと同じですか」など、答えられそうな質問を与える。(B1)
- 文で答えるのが難しい場合は穴埋め式で答えさせる。(E1)
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【わかったこと】
- 太陽は( )から( )へとうごきました。
- かげは反対に( )から( )へとうごいていきました。
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6.発表
- 分かったことを発表しよう。
(R-130)
- これは漢字で書けるようにしよう。
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- 他の子の発表を聞かせる。(E1、E3)
- 「~君はここを発表してみたら」と、発表の役割を与えるよう班を指導する。(E4)
- 東西南北の漢字指導をする。(D2、D3)
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【はっぴょう】
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