キャリア教育

平成26年度「高校におけるインターンシップコーディネーターの配置」事業選定結果(第1次)

埼玉県教育委員会

埼玉県教育委員会の取組概要  (PDF:195KB) PDF
 埼玉県のインターンシップ実施については、専門高校ではほとんどの学校で実施しており、普通科の高校でも全日制の約6割の学校で実施しているが、3年間を通し1回でもインターンシップを体験している生徒の割合(平成25年3月卒業生)は、専門高校では約53%、普通科高校では約13%である。
 埼玉県教育委員会では、インターンシップを含め、キャリア教育の一層の充実を図るために、一般社団法人埼玉県経営者協会と連携を図りながら、県立高校の生徒を対象としたキャリア教育に取り組む意思のある企業の募集及び登録を行うとともに、優れた実践事例に対して表彰を行うため、埼玉県キャリア教育実践アワードを実施している。
 本事業では、埼玉県キャリア教育実践アワードに係る、キャリア教育支援宣言企業の登録数を50事業所に、キャリア教育実践表彰エントリー企業数を20事業所に増やすことを目標とし、インターンシップコーディネーターを埼玉県経営者協会に配置し、同協会の協力を得ながら県内企業を訪問する。その訪問により、インターンシップの受入れを含め、県立高校のキャリア教育に協力いただける取組内容について情報を収集し、その情報を県立高校に発信する。また、県立高校からの希望も適宜受け付けることで、県内企業等外部機関と県立高校とのパイプ役としての機能を担い、マッチングを図っていく。

三重県教育委員会

三重県教育委員会の取組概要  (PDF:757KB) PDF
 三重県の高等学校におけるインターンシップについては、平成元年から就職希望の多い学校を中心に各商工会議所の支援を受けて取り組んできており、近年は多くの学校がインターンシップを実施し、看護体験など学校外のプログラムを積極的に活用する生徒もいるなど、その割合は年々増加している。しかし、高等学校在学中にインターンシップを1回以上体験した生徒の割合は3割に満たず、多いとはいえない状況である。特に、進学者が多い普通科やその他学科は、地域の事業所において就業体験を行う機会が少ない。大学卒業後に就職することを踏まえ、今後は進路先の研究や将来設計を具体化するためのインターンシップの充実に取り組む必要がある。
 そこで、本事業では高校生が働くことや生きることの尊さを学び、将来の自分の理想とする姿を見いだす機会として、普通科を始め全ての学科においてインターンシップの拡大・充実に取り組み、目的意識を持って学校生活に取り組む姿勢の確立や学習意欲の向上などの教育的効果を期待し、生徒がインターンシップを通して自己の職業適性や将来設計について考える機会を多くつくることを目標とする。
 高校生が職業への円滑な移行に必要な力を身に付けるとともに、地域・事業所が一体となって担い手の育成を進めるために、各高等学校が実施するインターンシップの体験内容を充実させる。インターンシップを通して生徒に身に付けさせたい力を明らかにし、生徒が目的意識を持って体験できるようにするための体験プログラムの工夫・改善に取り組み、学校と地域・事業所が一層の連携を図る。

奈良県教育委員会

奈良県教育委員会の取組概要  (PDF:194KB) PDF
 奈良県の普通科インターンシップ実施率は低く、全国平均を下回っている。
 平成24年度の全国平均が74.0%に対し、奈良県では65.0%であり、特に普通科におけるインターンシップ実施率は62.5%と低い。
 本事業では、高等学校普通科におけるインターンシップ実施率の向上を目指し、インターンシップ受入先企業の開拓、学校への情報提供、重点サポート校の指定(普通科で、進学・就職どちらの希望もある高校や就職希望者の多い高校)、インターンシップコーディネーター1名の配置を行っていく。

お問合せ先

初等中等教育局児童生徒課

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-- 登録:平成26年08月 --