キャリア教育

高校におけるインターンシップコーディネーターの配置

 産業構造や就業構造の変化、子ども・若者の変化等、社会全体を通じた構造的問題を背景に、学校から社会・職業への移行が円滑に行われず、若者の社会的・職業的自立に課題が生じており、キャリア教育の重要性が増しています。
 平成23年1月には中央教育審議会において「今後の学校におけるキャリア教育・職業教育の在り方について(答申)」が取りまとめられ、発達段階に応じた体系的・系統的なキャリア教育を実現していくための方策が示されました。
 また、第2期教育振興基本計画(平成25年6月)において、各学校段階のうち特に高等学校普通科におけるキャリア教育の推進の必要性が述べられております。

 こうした方針を踏まえ、本事業では、高等学校普通科にインターンシップコーディネーター(インターンシップにおいて学校と企業等を仲介する者)を配置することにより、学校におけるキャリア教育の更なる推進を図ることを目的としております。
 事業内容としては、高等学校普通科等におけるインターンシップ実施を定着させるために、教育委員会にインターンシップをコーディネートする外部人材を配置し、地域の経済団体や企業等に対して高校生のインターンシップを支援する協力を得ます。具体的には、新たなインターンシップの受入先を開拓することや、個々の学校のニーズを把握し、そのニーズに応じたインターンシップの提案・マッチングを行います。

お問合せ先

初等中等教育局児童生徒課

-- 登録:平成26年08月 --