量子ビーム

(1)J-PARCってなあに?

 大強度陽子加速器施設「J-PARC」は、世界最高レベルの強さの陽子ビームを標的に当てて発生させた、様々な二次粒子(中性子、ミュオン、ニュートリノなど)のビームを使って研究を行う施設です。素粒子・原子物理学、物質・生命科学など基礎研究から新産業創出につながる応用研究に至るまで、幅広い分野の最先端研究を行っています。

陽子のP君が原子核を壊して、ニュートリノやK 中間子等の様々な二次粒子を発生させる。
図:陽子ビームを標的に当てると様々な粒子が発生する

 J-PARCは茨城県東海村にあり、国立研究開発法人日本原子力研究開発機構(JAEA)と大学共同利用機関法人高エネルギー加速器研究機構(KEK)が共同で運営しています。物質・生命科学実験施設やハドロン実験施設、ニュートリノ実験施設など複数の施設からなり、中でも物質・生命科学実験施設の中性子線施設は、JAEAが利用者への様々な支援を担当する一般財団法人総合科学研究機構(CROSS)と一緒に運営しています。(平成29年7月現在)

J-PARCの航空写真
写真:空から見たJ-PARC

【J-PARC公式ホームページ】
 J-PARC|大強度陽子加速器施設(J-PARCホームページへリンク)
【J-PARCの紹介動画】
 J-PARCの概要(※国立研究開発法人日本原子力研究開発機構ウェブサイトへリンク)
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(2)なにができるの?

お問合せ先

科学技術・学術政策局研究開発基盤課量子研究推進室

(科学技術・学術政策局研究開発基盤課量子研究推進室)

-- 登録:平成24年02月 --