令和元年6月28日(金),「生活者としての外国人」のための日本語教室空白地域解消推進事業「空白地域解消推進協議会」を開催しました。
本協議会は,都道府県・市区町村の地方公共団体等で日本語教育に関わる行政職員やコーディネーターを対象に,平成30年度より実施しています。今年度は「日本語教室設置のために必要なメソッド~立ち上げ・改善・安定に向けた取組~」をテーマに,全国から49名の方に御参加いただきました。
進行を行う犬飼講師
まず,文化庁からの施策説明を行い,さらに文化審議会国語分科会日本語教育小委員会のこれまでの審議内容について報告しました。
また演習では,「空白地域に日本語教室を立ち上げるには~開設の過程と体制整備~」をテーマとして,日本語教室を立ち上げた上で,日本語教育の体制整備をしている事例を共有したり,各自の課題の解決方法について意見交換を行ったりしました。
事例報告を行う佐賀県嬉野市・笠原氏
参加者からは,「実際の日本語教室立ち上げ事例を聞くことができて参考になった」「講師から日本語教室の立ち上げに際してするべきことが示され参考になった」等の声が寄せられました。
今年度の協議会での配布資料及び発表資料は以下を御参照ください。
来年度も本協議会の実施を予定しておりますので,地域の日本語教育担当の方々の御参加をお待ちしております。
2 配布資料
3 発表資料
〇施策説明
〇報告
〇演習
〇事例報告
4 参考資料