情報科学を活用した地震調査研究プロジェクト(STAR-Eプロジェクト)

研究課題②(研究代表者:産業技術総合研究所 内出崇彦)

信号処理と機械学習を活用した地震波形ビッグデータ解析による地下断層の探索

研究概要

強震動予測のための断層モデルの構築やテクトニクスの理解に資するため、地震波形データに基づいて地下断層を検出し、その形状を客観的に推定することを目指します。そのために、地震波形データの自動処理を起点として、震源分布による地下断層面の自動推定や、後続波による反射面等の形状の推定につなげる研究を行います。さらに、開発したプログラムの公開などを通して、地震研究に情報科学を活用する研究基盤を整備します。



実施体制図



研究代表者メッセージ

  • 研究代表者メッセージ
  • 本研究課題では、地震活動や地震波の反射等の情報に基づいて地下の断層を探索することを通して、より現実的な地震発生シナリオの作成を支援することを目指しております。これは弊所で行ってきた活断層調査研究と人工知能研究との間に立つ研究課題とも位置付けられます。弊所の総合研究所らしい幅の広さを生かして、ポスドクとして参画される若手研究者の方々と共に、地震研究と人工知能研究の発展に貢献します。

    産業技術総合研究所 内出崇彦


関連リンク

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