主管課及び関係課 | 基本目標 | 達成目標 | 指標 | 評価結果の概要 | 評価結果の政策への反映状況 (平成16年度以降の取組) |
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施策目標4−5 ナノテクノロジー・材料分野の研究開発の重点的推進 | |||||
【主管課】 研究振興局基礎基盤研究課 |
ナノテクノロジーに関して、我が国における産学官の英知を結集した戦略的な取組を行うとともに、物質・材料に関して重点的に発を進め、世界に先駆け技術革新を先導する。 | 分野別バーチャルラボによって10〜20年後の実用化・産業化を展望した挑戦的な研究に関して研究者の緊密な連携の下に効果的な研究を行う。 | ![]() |
○分野別バーチャルラボについては、平成14年度に、科学技術振興事業団(現科学技術振興機構)において、![]() ![]() ![]() |
○科学技術振興機構の戦略的創造研究推進事業の活用により、「ナノテクノロジー分野別バーチャルラボ」として研究を引き続き推進(14年度〜)。また、研究者間の交流の一層の促進を図るため、各研究領域毎の会議を引き続き開催するとともに、全ての領域から研究者が参加する合同シンポジウムを開催。 |
ナノテクノロジーとバイオテクノロジーの融合によって、生体適合材料等を開発し、人体の機能を代替・補助する医療用機器を創製するとともに、国際的な医療産業における競争力の強化を図る。 | ![]() |
○平成15年度は、「ナノテクノロジーを活用した人工臓器の開発」の事業を開始し、生体適合材料等の開発に着手した。また、医学応用・産業化に向けた企業との連携をとる医工連携の研究体制を整備するなど、概ね順調に進捗している。 | ○経済活性化のための研究開発プロジェクトとして、「ナノテクノロジーを活用した人工臓器の開発」を引き続き実施。 | ||
2010年頃に訪れると予想されるシリコン電子デバイスの微細化の限界を打破するため、より小型、より高速、より省電力の新原理のデバイスをバイオテクノロジーを利用した新原理プロセスを用いて世界に先駆けて開発し、IT分野において世界を先導することを目指す。 | ![]() |
○平成15年度は「ナノテクノロジーを用いた新しい原理のデバイス開発」の事業を開始し、バイオテクノロジーと半導体ナノテクノロジーの本格的融合によるバイオナノドットを利用したメモリデバイスの開発に着手した。現在までに、バイオの側面では、バイオナノドット内包の組換体かご状タンパク質の供給体制を確立し、ナノ粒子の基板上高密度配列に成功した。半導体の側面ではメモリ作製の基礎技術開発に成功するなど、概ね順調に進捗している。 | ○経済活性化のための研究開発プロジェクトとして、「ナノテクノロジーを活用した新しい原理のデバイス開発」を引き続き実施。 | ||
広範な科学技術分野の研究開発に資するとともに、産業の技術革新のための基盤技術として重要な、世界最先端のナノ計測、分析、評価機器を開発する。 | ![]() |
○平成15年度は、「次世代の科学技術をリードする計測・分析・評価機器の開発」の事業を開始し、新たな方式の核磁気共鳴の開発に着手した。その他、試料作製法の開発やアプリケーションの開発なども並行して行っており、概ね順調に進捗している。 | ○経済活性化のための研究開発プロジェクトとして「次世代の科学技術をリードする計測・分析・評価機器の開発」を引き続き実施。 | ||
ナノテクノロジー総合支援プロジェクトの一環として、大型・特殊施設・設備の共同利用の促進を行い、また、情報収集・発信及び研究者の交流促進を図り、総合的に研究活動を支援することを通じて、我が国におけるナノテクノロジーを戦略的に推進する。 | ![]() |
○ナノテクノロジー総合支援プロジェクトについては、放射光グループ(SPring-8、立命館大学)、極微細加工・造形支援グループ(産総研、東工大、早大、広島大、大阪大)、超高圧透過型電子顕微鏡グループ(物材機構、東北大、大阪大、九大)、分子・物質総合合成・解析グループ(自然科学研究機構、京大、九大)各グループによる大型・特殊施設・設備の共用を行っている。各支援機関による技術的支援等を含めた共同利用が活発に行われており、我が国のナノテクノロジーの戦略的推進に貢献している。平成15年度の、本支援事業が関連した研究発表も1000件(論文、誌上、口頭の合計)を超えたことからも本事業が概ね順調に進捗している。 また、ナノテクノロジー総合支援プロジェクトセンターにおいてナノテクノロジーに関する情報を掲載したホームページ公開、最新の動向紹介などからなるメールマガジンの配信等インターネットを活用したシステムを構築するとともに、延べ参加者数1700人あまりを数えた「第2回ナノテクノロジー総合シンポジウム」を開催するなどナノテクノロジーに関する情報収集・発信、研究者の交流促進を図っており、総合的な支援を通じたナノテクノロジー研究の戦略的な推進に貢献していることから、概ね順調に進捗している。 |
○「ナノテクノロジー総合支援プロジェクト」により、外部研究者に対する大型・特殊施設・設備の提供及び技術支援等、並びにメールマガジンの配信やシンポジウムの開催等によるナノテクノロジーに関する情報収集・発信等を引き続き実施。 | ||
強度2倍かつ寿命2倍の超鉄鋼材料技術を実現する。 | ![]() |
○超鉄鋼研究については、650![]() |
○超鉄鋼研究については、独立行法人物質・材料研究機構において引き続き研究開発を行うとともに、その成果の実用化・普及のための取組を産業界等との連携の下に実施。 |
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