主管課及び関係課 | 基本目標 | 達成目標 | 指標 | 評価結果の概要 | 評価結果の政策への反映状況 (平成16年度以降の取組) |
---|---|---|---|---|---|
施策目標4−3 情報通信分野の研究開発の重点的推進 | |||||
【主管課】 研究振興局情報課 |
先端的な情報科学技術の研究開発及び研究開発に関する情報化を推進する。 | 大学等における情報通信技術のうち、実用化が期待できる技術(モバイル、光、デバイス)等について重点投資を行い、プロジェクト研究として推進し、プロジェクト研究成果の実用化・企業化を目指す。 | ![]() |
○平成15年度は、例えば超小型大容量ハードディスクの開発については、150ギガビット/平方インチ級の世界最高の記録密度を持つ磁気記録媒体の試作を行うとともに、光・電子デバイスの開発については、量子暗号通信に必要な、単一光発生器の開発に世界で初めて成功するなど、一部を除き、順調に進捗しており、情報科学技術の研究開発が着実に推進されている。 | ○本評価結果を受けて、平成16年度も引き続き左記のプロジェクト研究を推進中。また、平成16年8月に実施した本研究開発の中間評価の結果に基づき、一部の課題については進め方を見直し、成果を挙げている課題に予算を重点配分することとした。 |
観測実験・シミュレーション等で大容量のデータを扱い、超高速・広帯域のネットワークを必要とする高エネルギー・核融合科学をはじめとする先端分野の研究を一層推進するため、先端的研究機関を最速10![]() |
・スーパーSINETのノード数(接続拠点) | ○スーパーSINETについては、ノード(接続拠点)を平成16年3月までに28機関において整備しており、順調に進捗している。情報通信分野の研究開発を推進するという観点から、引き続き、その整備の充実と活用を推進していくことが必要。 | ○スーパーSINETについては、平成16年度中に新たに1大学、1国立試験研究機関にノードを整備。平成17年度も引き続き、運営体制の充実等により、活用の推進を図る。 | ||
世界最高水準の高度情報通信システム形成のための鍵となるソフトウェア開発を実現させ、いつでもどこでも誰でも安心して参加できるIT社会の構築に資する。 | ![]() |
○研究初年度の平成15年度は、例えば組み込みソフトウェアの設計作業をUML(統一モデリング言語)により支援し、設計作業結果の形式的整合性の検査とテスト実行を行うツールのプロトタイプを構築するなど、概ね順調に進捗しており、情報科学技術の研究開発が着実に推進されている。 | ○「情報科学技術に関する研究開発の推進方策」(平成14年6月科学技術・学術審議会研究計画・評価分科会決定)等に沿い、平成16年度も当初計画通りに研究開発を実施。なお、平成17年の夏に中間評価を実施することとしている。 | ||
分散したコンピュータを高速ネットワークで結び、百テラフロップス級の計算処理能力を持つグリッド・コンピューティング環境を構築し、産学官連携の推進や、ナノ分野等他分野と情報通信分野との連携の下で行う融合領域研究を進展させることにより世界水準の高速コンピューティング環境の実現を目指す。 | ![]() |
○研究初年度の平成15年度は、グリッド基盤ソフトウェアに必要とされる基本的機能の概念設計とプロトタイプ開発をするなど、概ね順調に進捗しており、情報科学技術の研究開発が着実に推進されている。 | ○「情報科学技術に関する研究開発の推進方策」(平成14年6月科学技術・学術審議会研究計画・評価分科会決定)等に沿い、平成16年度も当初計画通りに研究開発を実施。なお、平成17年の夏に中間評価を実施することとしている。 |
前のページへ | 次のページへ |
-- 登録:平成21年以前 --