主管課及び関係課 | 基本目標 | 達成目標 | 指標 | 評価結果の概要 | 評価結果の政策への反映状況 (平成16年度以降の取組) |
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施策目標3−3 意欲ある学生への支援体制の整備 | |||||
【主管課】 高等教育局学生支援課 |
教育を受ける意欲と能力のある者がより多くこれを受けられるよう奨学金の充実を図る。 | 学生が経済的な面で心配することなく、安心して学べるよう、基準適格申請者に対する貸与率の改善に努める。 | ・基準適格申請者に対する貸与率 | ○奨学金を希望する学生が増加し、基準適格者数も増加している中で、基準適格者に対する貸与率が着実に改善。(3.9ポイント増の93.7パーセントへ改善) 奨学金を希望する学生がより多くこれを受けられるよう、貸与人員を増員。(6万9千人増の86万6千人へ増員) 以上を踏まえ、想定どおり達成と判断。 今後とも、より多くの学生が経済的な面で心配することなく、安心して学べる環境を整備するため、基準適格申請者に対する貸与率を前年度より高めるられるよう、学生のニーズ等を踏まえ引き続き充実に努めていくこととする。 |
○平成16年度については、基準を満たす希望者全員に貸与できるよう、無利子奨学金及び有利子奨学金合わせて適切な事業規模を確保し、充実を図った。(貸与人員 96万5千人(9万9千人増)) 平成17年度予算案については、学生のニーズ等を踏まえ、事業全体で7,510億円(690億円増)の事業費で、103万4千人(6万9千人増)の奨学生に奨学金を貸与予定。 生活費等の動向を踏まえ無利子奨学金の貸与月額を大学・大学院等で1千円増額。 ○口座振替制度について、新規返還者は原則全員加入とし、未加入者に対して加入督促を行った。 ○奨学金申請システム(イクシス)の利用を各学校へ依頼し、参加校を増やした。 |
奨学金を希望する者がより多くこれを受けられるよう、貸与人員の増員に努める。 | ・貸与人員 | ||||
学生生活費等の動向を踏まえ、学生が安心して学べるよう、貸与月額の充実に努める。 | ・貸与月額の推移:私立大学自宅外の場合 | ○学生生活費等の動向を勘案し、無利子奨学金の貸与月額において大学・大学院等で2千円の月額増を行うことにより、学生の経済的負担を緩和。 入学時の需要に対応するため、入学直後の基本貸与月額に30万円(有利子による一時金)を増額して貸与する制度を創設。 以上を踏まえ、想定どおり達成と判断。 学生生活費等を踏まえた貸与月額を設定しており、今後とも、適切に貸与月額の充実に取り組むこととする。 |
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奨学金事業の原資となる奨学生からの返還金を確実に回収するため、口座振替(リレー口座)への加入を促進する。 | ・口座振替制度の加入率 | ○返還金回収業務を推進するため、口座振替制度の加入率を着実に改善しており、想定どおり達成と判断。(4.9ポイント増の75.2パーセントへ改善) 確実な返還金の回収を図るため、引き続き、口座振替制度への加入等を徹底することとする。 |
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奨学金希望者及び大学等担当者の利便性の向上及び処理の迅速化等のための申請手続の電子化を推進する。 | ・奨学金申請システムの利用(参加)率 | ○奨学金申請システム(イクシス)の導入により、より多くの学校が活用(9.9ポイント増の70.5パーセントの利用率)することで、奨学金の申請手続が効率化を図っており、想定どおり達成と判断。 ○今後とも奨学金申請システム(イクシス)の利便性の周知を行い利用の促進を図る必要がある。 |
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