科学技術に関し、広く国民の皆様の関心と理解を深め、その振興を図ることを目的に、令和7年4月14日(月曜日)~20日(日曜日)に第66回科学技術週間を実施します。全国の大学や研究機関、科学館等で研究施設公開や講演会など、多くの関連イベントが開催される予定です。
文部科学省では、この科学技術週間にあわせ、平成17年より、科学技術に触れていただく機会を増やし、科学に対する興味・関心を高めていただくことを目的として、学習資料「一家に1枚」を制作しています。
この度、第21弾となる学習資料「一家に1枚 量子と量子技術~量子コンピュータまでの100年!~」(企画・監修:「一家に1枚 量子技術」監修チーム、制作協力:株式会社エーフォース「一家に1枚 量子技術」制作チーム)及び第66回科学技術週間告知ポスターを制作し、科学技術週間ホームページ(https://www.mext.go.jp/stw/)に公開しました。
今回の「一家に1枚」では、量子力学の基礎理論が誕生してからちょうど100年という節目を迎えた「量子」をテーマに、量子の性質やこれまでの発展の歴史、量子コンピュータ、量子通信、量子センサなどの「量子技術」について紹介しています。
自然科学研究機構 核融合科学研究所は、カーボンニュートラルに向けた革新技術である核融合(フュージョン)エネルギーの実現を加速するため、1億度のプラズマを生成できる大型ヘリカル装置(LHD)、スーパーコンピュータ等を用いて、超高温プラズマを総合的に理解する学術研究を推進しています。
本企画展示では、核融合科学研究所の研究成果について分かりやすく紹介するため、プラズマを体感できる体験型展示物、LHDの複雑な内部構造が分かる模型などを展示します。また、物質の第4の状態であるプラズマの性質、プラズマと核融合エネルギーの関連などを分かりやすくまとめたパネルとビデオを掲示します。
現在のところ、展示情報はありません。