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資料2
中央教育審議会大学分科会大学院部会
理工農系WG(第2回)平成16年11月2日

大学院部会 学問分野別WGに係る審議について

 「大学院部会における審議経過の概要」(平成16年8月中央教育審議会大学院部会)において、学問分野別にWG(ワーキンググループ)を設け、主に、次の事項を審議していただくこととされているところ。〔参考として、各事項についての検討事項を例示〕
 *別添 大学院部会における審議経過の概要(抄)

-----【第2回WGにおいて御議論いただく部分・ここから】---------


1. 「審議経過の概要」で示した基本的方向性と分野別の現状
 「大学院部会における審議経過の概要」で示した大学院教育の実質化を図るための改革の基本的方向は、各学問分野別の大学院教育の現状に即して考えると、更に審議検討を深めるべき課題があるか。
〔検討事項の例〕
視点2 課程制大学院制度としての発展の方向性
 専門職学位課程と社会科学系の修士課程の目的・役割の明確化

視点6 大学院教育と学部教育などとの関係
 大学院における専門教育(修士課程、専門職学位課程)と専門学校における教育等の目的・役割の明確化
 学士・修士6年一貫プログラムの有効性
など


2.
課程制大学院の趣旨に沿った教育課程や研究指導の確立
(大学院のスクール化)
 教員の教育・研究指導能力の向上のための方策
〔検討事項の例〕
 教員の教育・研究指導の現状の把握
 各大学院の課程の目的(特に、人材養成機能)に即した教育内容・方法の確立(単位の実質化)
 教員の学生に対する教育・研究指導の評価(教育活動評価)とその活用・反映方法、支援策の在り方(組織的な大学院教育の実践)
など
 今後の研究者等として必要な高度な素養の涵養の在り方
〔検討事項の例〕
 各大学院の課程の目的(特に、人材養成機能)に即した高度な素養の涵養の在り方
 大学設置基準に依拠した単位の計算方法の改善
 修士課程の修了要件の見直し(論文作成を基本としない)、コースワークの充実
など
 教員・学生の流動性の拡大のための方策
〔検討事項の例〕
 教員・学生の流動性拡大の促進(大学の自主検討による数値目標の導入)
 社会における研究者市場の流動性向上策
 学士課程の多様な学修歴をもつ学生等の受入れ促進の観点から、補完的な専門教育の導入
など
 社会のニーズと大学院教育のマッチングのための方策
〔検討事項の例〕
 社会のニーズを踏まえた大学院教育の実施の在り方(産業界等からの大学院教育に対する的確な要望の把握とそれを踏まえた大学院教育の実施方策)
など


-----【以下の事項は次回以降のWGにおいて審議】-----------------


3. 研究者養成機能の充実
 博士課程における体系的な教育課程の確立
〔検討事項の例〕
 コースワークの積極的導入(大学院設置基準上の必要単位の見直しなど)
など
 大学院の研究機能の強化(施設・設備など)
〔検討事項の例〕
 大学院教育の実質化を図る上で資源配分が不充足な施設・設備の現状の把握
 大学院教育の実質化(ソフト面の改革)の実現を伴う施設・設備の整備
 サバティカルの積極的導入
など
 学生に対する経済的支援と大学院修了者のキャリアパスの多様化の促進方策
〔検討事項の例〕
 キャリアパスの現状の把握
 教員による大学院修了生(見込)に対するキャリアパス形成に関する指導
 各大学院による組織的な学生就職支援
など


4. 実効性ある大学院評価の確立
〔大学院部会全体会の審議状況を踏まえ、具体化〕


5. その他
 その他上記の項目立てに当てはまらない学問分野別に審議するべき事項があれば審議を実施

以上



  大学院部会における審議経過の概要(要旨)−国際的に魅力ある大学院教育の展開に向けて−(PDF:18KB)
(※中央教育審議会 諮問・答申・報告等へリンク)

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