学校と地域の協働による教育活動推進事業―青森県教育委員会―

 青森県教育委員会では、「学校支援ボランティア」の活動の広がりをとおして、未来の子どもを担う子どもたちの育成と地域の教育力の向上、地域の活性化に向けた環境づくりが進められている。

本事業の特色

学校支援ボランティアコーディネート

 学校教育活動のねらいと学校支援ボランティアの活動に対する思いや考えをつなぐ役割を担う者として、学校支援ボランティアコーディネーターを設置している。
 なお、コーディネーターは、地域との窓口となる教職員が担う場合がある。

学校支援型

【学習アシスタントタイプ】(※専門的な知識や技術は必要としない。)

  • 子どもたちの学習活動を効率よく進めるために、教師の指導を手助けする。

(事業例)
 ドリル学習の採点補助、特別な支援を要する子どもの指導補助、校外学習の引率補助、家庭科の実習の補助、放課後の補充学習の補助など

【ゲストティーチャータイプ】(※専門的な知識や技術が必要とする。)

  • 子どもたちの学習の理解を深めるために、直接学習指導を行う。

(事業例)
 地域の歴史学習の指導、特産品を活用した社会科・理科学習の指導、短歌や俳句などの指導、戦争体験などのお話、英会話指導、伝統芸能の指導、パソコンの指導、部活動の指導など

環境支援型

【環境サポータータイプ】(※専門的な知識や技術は必要としない。)

  • 安全で快適な学習環境を整備する。

(事業例)
 学区内のパトロール、図書室の整理、花壇の整備、校舎の窓ふき、教材・教具の修理など

【施設メンテナータイプ】(※専門的な知識や技術を必要とする。)

  • 専門性を発揮しながら、施設の設備の維持管理を支援する。

(事業例)
 校舎の補修、飼育小屋づくり、壁紙の張り替え、パソコンの管理、ホームページの作成・更新、植木の剪定など

(資料)「はじめよう学校支援ボランティア」(青森県教育委員会)より作成。