生涯学習センター等における学習者情報の扱いに関する実態調査について（協力依頼）

事務連絡
平成17年12月2日

　各都道府県・市町村
　生涯学習支援情報システム担当者　殿

文部科学省生涯学習政策局
参事官（学習情報政策担当）

　日頃より生涯学習の情報化の推進について御尽力をいただき、感謝申し上げます。
　情報通信技術の進歩に伴い、一部の先進的な生涯学習センターにおいては、従来の生涯学習情報提供システムやホームページによる一般的な学習情報の提供だけではなく、ID・パスワードによるユーザ登録（学習者登録）を行った上で、学習者のニーズに応じた情報の提供やメールマガジンの配信、学習履歴情報の提供など、学習者に個別のサービス提供を行なう情報提供システムの導入が進められつつあります。
　しかしながら、ユーザ登録の際に取得すべき学習者情報の内容や、その取扱い、利用目的等については各システムに委ねられている上、個人情報保護への意識の高まりもあり、生涯学習センターが学習者のニーズに応じたサービス提供を行う上での隘路となっています。
　文部科学省では、今年度、高度情報化社会に対応した生涯学習情報の提供の在り方に関する調査研究を行い、その結果を分析し、今後、これに基づき必要な施策を展開するため、国立教育政策研究所及び有識者からなる「生涯学習情報収集・提供検討会」に対し調査研究を依頼してまいりましたが、本調査はこの調査研究の一環として、生涯学習センターにおける学習者情報等の取扱に関してアンケートを行うものです。
　なお、本件調査は、総務省自治行政局地域情報政策室における『地方公共団体における地域情報化施策の概要』（平成15年3月）において、生涯学習支援情報システムを所管している部課を対象としております。
　御多用中のことと存じますが、本件調査の趣旨を御理解いただき、何卒御協力をいただきますよう、お願い申し上げます。

質問項目（PDF：114KB）