ASEAN+3高等教育の流動性・質保証に関するワーキング・グループ

背景

近年,ASEAN大学連合やキャンパス・アジアといった取組に見られるように,ASEAN+3域内の高等教育の流動性が促進するための協力が進展してきています。国際的に,特にアジア圏で活躍する,有能な人材を育てるため,高等教育の質保証や流動性の促進の重要性はますます高まっています。
 「ASEAN+3教育行動計画2010-2017(以下,行動計画)」が第1回教育大臣会合(2012年7月4日,ジョクジャカルタ)で承認され,そこにおいても高等教育の質保証と流動性の促進を戦略とし,活動を展開していくことの重要性が強調されました。
こうした活動を促進するため,本教育大臣会合において,我が国は「ASEAN+3高等教育の流動性・質保証に関するワーキング・グループ(以下,ワーキング・グループ)」の設立を提案しました。ワーキング・グループでは,各国のプロジェクトやプログラムの成果を共有するために定期的に会合を行うこととしています。

目的

行動計画にある単位互換システムの発展や大学の各種基準の調和に関する行動や戦略に焦点を置きつつ,ASEAN+3諸国の高等教育の質保証と流動性に関する,政策対話,協力,促進を行います。

活動計画

ワーキング・グループは,高等教育協力の流動性や質保証の促進に寄与する行動計画やその他プロジェクト・プログラムに基づいた戦略に取り組みます。
ワーキング・グループは次の活動を優先して実施します:

•高等教育の質保証や流動性に関するプロジェクトやプログラムに関する情報の共有


•政策立案者や高等教育関係者に対する質保証に関するキャパシティ・ビルディング(発展途上国の能力開発)の促進


•政策立案者と高等教育関係者の間のネットワークの拡大とコミュニケーションや相互関係の強化


•ASEAN+3諸国の共同プロジェクトやプログラムの提案・実施

活動実績

概要

お問合せ先

高等教育局高等教育企画課国際企画室

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(高等教育局高等教育企画課国際企画室)

-- 登録:平成25年11月 --