「StuDX Style」について

現在、GIGAスクール構想による整備が進められ、今後、クラウドや1人1台端末などの新しい学習環境の利用が本格稼働することになります。子供たちの多様化が進む中で、個別最適な学びを実現する必要があること、また、情報化が加速度的に進むSociety5.0時代に向けて、情報活用能力など学習の基盤となる資質・能力を育む必要があることなどの課題に対し、こうしたICTの活用は大きな役割を果たし得るものとなります。

今後、学校教育現場における教員の指導方法や子供たちの学習活動において、大きな変化がもたらされることが想定されます。そのためにも、1人1台の端末を日常的に活用することで、ICTの活用が特別なことではなく「当たり前」のこととなるようにするとともに、ICTにより現実の社会で行われているような方法で子供たちも学ぶなど、学校教育を現代化していくことが求められています。子供たち自身がICTを「文房具」として、教員自身がICTを「教具」として、自由な発想で活用できるような環境を整え、学校教育活動の中で使いこなしていくことが大切です。

こうした背景に基づき、文部科学省では、GIGAスクール構想により整備された新たな機器等を、文房具や教具と同様、日常的に活用していくイメージを各設置者や学校現場の先生方にもっていただけるよう、先進的に実践を進めてこられた自治体・学校の実践事例等について、当サイトで情報発信していくことといたしました。
なお、掲載されているコンテンツについては、今後、文部科学省において、全国の教育委員会・学校等の実践を情報収集するなどしながら、随時更新を行ってまいります。
 

令和2年12月