No. |
Q |
A |
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1 | 一般社団法人大学スポーツ協会(以下「UNIVAS」という。)とは何か。 | 国公私立大学と競技団体が主な構成員となり、大学横断的かつ競技横断的統括組織として、ルール等整備機能、調整支援機能、情報提供機能等を担い、関係者(大学、学生、学連・NF等)の取組の連携やバックアップ支援を行うことにより、関係者が多様なメリットを享受できる一般社団法人の協会である。 |
2 | UNIVASの対象となる運動部は大学により選択できるのか。 | 原則、大学の規則に則った手続により大学等の認めた学内学生団体の管理下にある部活動等のうち、大学を代表し、学生競技団体又は学生競技を直接に統括する中央競技団体が主催する大会に出場する運動部等のすべてが対象となる。同好会、サークルとしての位置づけであっても、定義に合致していれば対象となり得る。 もっとも一方で個別事情がある場合はご相談いただきたい。 |
3 | 大学生が社会人チームに入っているような場合はどうか。 | 社会人チームのみに所属している学生は加盟大学の学生であっても対象外となる。 |
4 | 学友会(学生の自主的なサークル活動を運営している組織)との関係はどうなっているのか。 | 各大学によって、学友会の位置づけが異なるので、一律に回答することは困難であるので、個別にお問い合わせいただきたい。 |
5 | 例えば、医学部の学生は、(東・西)日本医科学生総合体育大会にのみ登録し、中央競技団体主催の大会に登録していない学生が多い。このような学生はUNIVASの事業の対象となるのか。 | 医学部等の5年生及び6年生は対象外と想定している。「大学会員」に提供する事業は、UNIVASが対象としている運動部に所属している1~4年生を対象としているため。 |
6 | 短期大学の学生はUNIVASに加入できるのか。 |
UNIVASには、4年制の大学の他、短期大学も入会することができる。 修業年限の違いにかかわらず、会員となった大学の運動部又は団体等に登録する全ての学生がUNIVASの対象となる。ただし、一部の事業は、対象学生が限定される場合がある。例えば、現段階では、学業基準について、4年制の大学に所属する学生を対象に今後実証事業を行い、将来の導入の可能性を検討することにしている。 |
7 | 大学が加盟してなく学連が加盟している場合、又は逆の場合はどのように整理されるのか。(大学として加盟した場合、すべての運動部活動に要件等が適用されるのか。) | どちらかの団体が加盟した場合は、要件が適用されることとなる。たとえば、大学は加盟していないが学連が加盟している場合は、当該学連所属の運動部のみが、UNIVASのメリットを享受することとなり、その他の運動部の学生は、メリットを享受できない。 |
8 | 「大学スポーツ」に含まれる範囲はどこまでか。 | UNIVASが想定する大学スポーツは「大学の教育、研究又は社会貢献の一環として行われる学生の競技スポーツ若しくはこれに類するものとして理事会で決定したスポーツをいう。」と規定している。 なお、今後、新スポーツが出てきた場合は、UNIVASにおいて範囲を議論することになると考える。 |
9 | 正会員と準会員の違いは何か。 | 正会員は、法人の社員として議決権を有し、準会員は有さない。なお、正会員、準会員及び連携会員ともにUNIVASからの情報提供等メリットを享受できる。 |
10 | 来年度以降のスポーツ庁の関与はどうなるのか。 | UNIVASに対し、国費の交付等を通して引き続き積極的に支援を実施することを考えている。 |
11 | 設立時会員になるための募集開始時期及び期限はいつか。 | 2019年1月7日(月)から4月26日(金)が「創立メンバー」の募集期間(必着)。 |
12 | 4月26日以降も随時加入募集を行うのか。 | 現段階では未定となっている。 |
13 | 一度加入後、脱退できるのか。 | 定款第11条に「正会員、準会員及び連携会員は、理事会において別に定める退会届を提出することにより、任意にいつでも退会することができる。」と定めている。 |
14 | 入会金及び年会費はいくらか。 | 入会金は10万円、年会費は10万円である。ただし、設立時加盟団体(2019年3月1日から2020年2月28日までの加盟団体)については、入会費は無料となっている。また、年会費については、納入時期は、2019年3中旬から4月30日を想定している。 |
14a | 大学の場合、法人単位での入会となるか、大学単位での入会となるか。 | どちらでも入会することは可能である。法人単位で入会いただいた場合、年会費1団体分、議決権1票ということになる。大学単位で入会いただいた場合、年会費は各大学分お支払いいただき、議決権もその分付与されることとなる。 |
15 | カンファレンスの仕組みは設けないのか。 また、一般社団法人大学スポーツコンソーシアムKANSAI(KCAA)に加盟している大学は二重に会費を納めなければならないのか。 |
UNIVAS設立当初は「地域ブロック部会」が地域毎の取りまとめ等を担い、将来的にはカンファレンスの機能を果たしていくことを想定している。 KCAAとの会費については、UNIVASとKCAAは別組織となっていることから、それぞれの規程に従い会費を納めていただく必要がある。 |
16 | UNIVASに加入するメリットは何か。 | UNIVASが提供に取り組む各種事業のメリットを受けられることである。UNIVASが、発足当初から提供に取り組む事業は、映像配信(年間600試合)、指導者の意識向上につなげる研修、各種表彰、地区大会等へのメディカルサービスの提供の支援等がある。将来的には、大学を超えたコミュニティの形成、奨学金制度、会計管理に係る取り組み方法等が考えられている。 |
17 | UNIVASに加入しないデメリットは何か。 | UNIVASが提供する上記メリットを享受できないということである。 |
18 | 大学によってスポーツに強い弱いがある。弱い大学にメリットはあるのか。 | 競技力の強弱関係なく、地方大会も含めて安全なスポーツ環境を提供できることはメリットである。また表彰の対象となる学生として、競技成績が振るわない場合でも真面目に部活に励みかつ学業成績の良い者には表彰することを検討している。 |
19 | 意思決定のプロセスは。スポーツに強い大学が意見を引っ張っていくのではないか。スポーツに弱い大学はそれに従うだけではないか危惧する。 | 社団法人のため、一会員一票の社員総会において、法人の意思決定がされる。議決権は会員の属性によって、差を設けていない。 |
20 | 大学に試合を観戦する観客席がない場合、観客席のある施設を作らなければならないのか。 | 求めていない。 |
21 | UNIVASに加入をしない場合は試合に出られないということになるのか。 | 既存の大会に出場できなくなることはない。 |
22 | アメリカのNCAAはスポーツ局があることが加盟の要件になっているが、UNIVASも同様か。 | 要件ではない。また、大学スポーツアドミニストレーターの配置も要件とはしていない。 |
23 | 学生スポーツがビジネスになるということか。 | UNIVASでは、「安全安心」「学業充実」を実現するために、事業を展開する。収益を上げたものは、奨学金や大会へのメディカルサービスの充実や、新たなサービスの展開等、学生に還元していく。 |
24 | 米国のNCAAのような商業化による問題が生ずることを懸念する。 | 営利を目的としない社団法人として設立し、将来的には公益社団法人を目指すこととしている。米国のNCAAのような問題が生じないよう適切に活動していきたい。 |
25 | 試合出場に対する学業成績の詳細な基準はどうなるのか。 | 学業基準については、UNIVAS設立後3年を実証期間とし、有志などによる数大学に絞って実証することとしている。学生の成績を第三者機関であるUNIVASに提供することは困難であることや、各大学で成績評価の方法が異なる等、課題も多いことは承知しているので、3年間で整理する予定である。導入の決定は社員総会(各大学・競技団体)が判断することになるので、ご意見があればUNIVASに入って声を出してもらいたい。 |
26 | 加盟後の学内での業務負担はどうなるのか。 | UNIVASとの窓口担当者の業務や、表彰制度に選出する学内手続等については新たな業務として想定されるが、いずれも学生が享受するメリットのサポートとご理解いただきたい。 |
27 | 2019年度の学内での業務負担はどうなるのか。 | 事務手続きとして、UNIVASと情報等をやり取りする窓口の設置 現状把握に関する依頼事項として、運動部学生及び指導者の把握及び名簿の作成 情報提供に関する依頼事項として、大会日程及び学事日程(授業期間及び試験機関等)にかかる情報の共有と表彰及び競技横断的対抗戦に関する情報(競技成績・競技者数等)の共有 ルールの遵守や策定に関する依頼事項として、UNIVAS研修会への参加、UNIVAS安全安心ガイドラインの遵守、UNIVASに届いた相談事項の解決に向けた協力をお願いしたい。 |
28 | 指導者研修は中央にまで足を運ばないといけないのか。 | 中央で行うことも考えられるが、地区での研修も実施する。 |
29 | 授業と試合日程調整はどのようにするのか。 | 競技団体の中には既に数年後の競技日程が決まっている団体もあり、解決には時間がかかると思っている。収益が上がれば夜間照明のある競技場で休日開催等も可能になり、休祝日の有料の会場費代をUNIVASが支払って授業に影響がないように開催することも可能となる。 |
30 | 大学が個々の事業について、「ここだけ参加したい」ということは可能か。 | 限定的な参加は予定していない。 |
31 | 新たな保険とはどのようなものか。 | 現在の保険との兼ね合いもあり、新しい保険はすぐには難しいが、現在の保険を精査した上で検討する予定である。母数(加入者数)が多い方が、より良いサービスを提供できる可能性がある。 |
32 | 競技団体が保有している放映権等などはどうなるのか。 | 競技団体が保有している権利等は現状のままであり、競技団体の権利を侵害することはしない。 |
33 | 2/15に申し込みが間に合わないが、設立時メンバーとして加入したい場合はどうすればよいか。また、3/1以降の加入はどうなるのか。 | 2/15以降になる場合は、準備ができ次第速やかにご提出ください。また、3/1以降の加入については、理事会等で決定することとなるため、申込日と加入承認日にタイムラグは生じる。 |
34 | 大学が加入していなくても、学連が加入していればことが足りるのではないか。大学が加入せず、学連が加入している場合は、どのようなことが想定されるか。 | たとえば表彰制度については、優秀者への表彰制度等は対象外となる。また、映像配信については、600試合配信の中では、UNIVAS加入大学が優先的に映ることが筋と思っている。 |
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