海外における国際スポーツ大会に参加する際のサイバーセキュリティ対策について


 2022年北京冬季オリンピック・パラリンピック競技大会(以下、「北京大会」という。)におけるアプリ「MY2022」のサイバーセキュリティ対策については、スポーツ庁として、本年2月8日にHPに公表した対策をJOC及びJPCと協力して着実に実施してまいりました。
(参考)2月8日公表の対策

 
北京大会は終了いたしましたが、今後、海外における国際スポーツ大会に日本の選手や関係者の方々が参加する際には、選手等の方々の情報を守り、安全に大会に参加いただくためにも、選手等を所管する各中央競技団体においてサイバーセキュリティ対策を徹底していくことが何よりも重要となります。このため、スポーツ庁として、今後、日本の選手や関係者が海外の国際スポーツ大会に参加する際に推奨されるサイバーセキュリティ対策について、以下の通り、周知いたします。各中央競技団体においては、下記事項を参考にしつつ、それぞれの国際大会の開催国・都市におけるリスク等について情報収集を図りつつ、参加する選手等のサイバーセキュリティ対策に万全を期すようお願いいたします。
 スポーツ庁としても、情報セキュリティの確保に向けて、引き続き、関係省庁や各中央競技団体、関係団体と連携して、万全を期してまいります。

【海外の国際大会に参加する選手等に推奨される主な対策】
〇 海外で開催される国際スポーツ大会に参加する際には、個人情報等の保全の観点から、可能であれば、レンタルの端末等を利用する
〇 無料の無線ネットワーク回線の利用は控える
〇 端末のOS、ソフトウェア、アプリケーションは最新の状態にする
〇 この他、内閣サイバーセキュリティセンターの「インターネットの安全・安心ハンドブック」に記載されている海外でのネットワークやスマートフォンの利用に係る注意事項を参照する
(参考)インターネットの安全・安心ハンドブック
〇 海外の国際大会の参加時や帰国後に、端末に不審な動作がないか注意を払い、不審な点があれば、選手等を所管する中央競技団体を通じて、スポーツ庁ないし内閣サイバーセキュリティセンターに相談する

 

お問合せ先

スポーツ庁オリンピック・パラリンピック課

(スポーツ庁オリンピック・パラリンピック課)