「運動・スポーツの安全確保対策の評価・改善のためのガイドライン(試行版)」を策定しました

令和8年1月27日

依然として運動・スポーツ中の事故や暴力・ハラスメント事案が多く発生する中、その防止を図るため、有識者等による「運動・スポーツ中の安全確保対策に関する検討会」を開催し、全ての運動・スポーツに共通する予防のための取組や留意点をまとめた「運動・スポーツ中の安全確保対策の評価・改善のためのガイドライン(試行版)」(以下「ガイドライン」)を新たに策定しました。
ガイドラインは、運動・スポーツの現場でそのまま活用できるよう、運動・スポーツの実施者、指導者、大会・イベント等の主催者、運動・スポーツ活動の運営者、関連施設の設置・管理運営者ごとに分けてとりまとめました。
今後、ガイドラインを広く全国に普及し、運動・スポーツにおける安全対策の推進を図ってまいります。

・ガイドラインの詳細につきましては、スポーツ庁HP「スポーツ事故防止について」をご覧ください。

・ガイドラインや検討会の概要は、「運動・スポーツ中の安全確保対策の評価・改善のためのガイドライン」(試行版)の概要【PDF:720KB】をご覧ください。

1.趣旨・目的

・運動・スポーツに関わる組織や個人が、科学的知見に基づき、常に必要な知見を更新して、自身が行なっている安全対策の評価・改善を図っていくことを支援するため、共通して必要となる事故防止対策や暴力・ハラスメント防止対策をとりまとめたもの。
・すべての対策の実施を求めるものではなく(関係者の責任を問うものでもない)、各自の状況に応じて可能な範囲での取組を推奨するもの。

2.対象・構成

【ガイドラインの対象とする運動・スポーツ】

ガイドラインは、対象を特定の属性、スポーツ等に限定せず、幅広く運動・スポーツ全般を対象とする。

・年齢・性別・国籍・障害の有無、レベルを問わず対象
・ 特定の運動・スポーツに限定せず対象

【ガイドラインの構成(5分冊で構成)】

ガイドラインは、全ての関係者が運動・スポーツの現場でそのまま活用できるよう、以下の5分冊にして取りまとめた。

  1. 運動・スポーツを実施する個人向け

  2. 運動・スポーツの指導者向け

  3. 運動・スポーツに関する大会・イベント等の主催者向け

  4. 運動・スポーツ活動の運営者向け

  5. 運動・スポーツ関連施設の設置・管理運営者向け

【ガイドラインのポイント】

全ての運動・スポーツに共通する予防のための取組や留意点として、主に以下の内容を記載しています。

  1.  日常的な体づくりや準備運動・体調調整の重要性

  2.  重篤な外傷・障害等を防ぐための具体的な対策

  3.  用具・道具を使用する際の留意事項や保護具・安全装備の活用

  4.  こども、女性、疾病罹患者、障害者等に関する留意事項

  5.  熱中症を防止するための対策やその他の自然環境要因の事故防止対策

  6.  指導者に必要な知識や指導上の留意事項(正しい科学的知見に基づく指導、必要以上に強度の高いトレーニングや練習を強要することの禁止など)

  7.  大会・イベント開催時の留意事項(事故防止のための競技ルール設定、熱中症予防に配慮した開催時期・開催時間帯の設定、屋外の大会における対策など)

  8.  運動・スポーツ活動運営者が留意すべき事項(適切な指導者の配置など)

  9.  運動・スポーツ施設の設置・管理運営者が留意すべき事項(設計段階からの安全性確保、定期的な点検・補修、適切な現場管理、プール等の特定の施設の留意事項など)

  10.  事故が発生した場合の対応(応急手当など)

  11.  暴力・ハラスメント行為を防止するための対策(防止対策の重要性、暴力・ハラスメントに該当する行為、運動・スポーツにおける発生要因、事案発生時の対応など)

お問合せ先

スポーツ庁健康スポーツ課
TEL:03-5253-4111(内線3489)
Mail:kensport@mext.go.jp

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(スポーツ庁健康スポーツ課)