マナビィ・メールマガジン第228号(令和2年9月24日配信)

■━━━━━□ INDEX □━━━━━■
□■コロナウイルス感染症対策関連情報■□
【1. 子供たちの未来をはぐくむ家庭教育】
★青森市家庭教育支援チーム より
【2. デジタル公民館 KK2】
【3.今月のニュース・お知らせ】
◆令和元年度文部科学白書
◆『文部科学広報』8月号を発行!
◆教師冥利に尽きるエッセイの募集
◆文部科学省選定作品等の紹介
◆「IB地域啓発セミナーin滋賀」開催
◆国際バカロレア推進シンポジウム開催
◆戦後教育資料デジタルアーカイブの公開
◆「男女共同参画の推進に向けた教職員研修」オンライン開催
◆歌舞伎俳優・文楽の研修生募集!
◆「社会人のためのデータサイエンス演習」を開講
【4.国立青少年教育振興機構の取組】
★国立大隅青少年自然の家 より
New!【5. インターンシップ学生の声】
【6.その他の情報コーナー】
◆『社会教育』10月号
◆リクルート進学総研より
◆「初中教育ニュース」ほか、メールマガジンの御案内について
◆マナパス-社会人の大学等での学びを応援するサイト-
◆前回読まれた記事TOP3 ほか
【★あさだより】
【編集後記】
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□■コロナウイルス感染症対策関連情報■□

◆公民館の取組を紹介しています!
 文部科学省では、新型コロナウイルス感染拡大状況下の公民館の取組(※文部科学省のウェブサイトへリンク)を紹介しています。
 また、ホームページ(※文部科学省のウェブサイトへリンク)では、公民館に関する基礎資料等も掲載しています。今後も更新を行っていきますので、是非、御覧ください!
 

業種別ガイドラインについて(※文部科学省のウェブサイトへリンク)
 

◆文部科学省では、新型コロナウイルスに関連した感染症対策に関する対応についてまとめたwebサイトを設けています(随時更新中)。
新型コロナウイルスに関連した感染症対策に関する対応について (※文部科学省のウェブサイトへリンク)

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1.子供たちの未来をはぐくむ家庭教育
  全国の家庭教育支援チームを紹介! 
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<青森県・青森市>
◆青森市家庭教育支援チーム
~市内で子育てをしている
保護者の皆さんのお役に立ちたい!~

 青森市家庭教育支援チーム(青森市家庭教育サポーター連絡会)は、平成14年度から「青森市内で子育てをしている保護者の皆さんのお役に立ちたい!」という熱い思いを持ち続け、青森市教育委員会と協働で活動しています。平成23年度からは、講座の受講生だったメンバーを迎え、教育委員会より家庭教育支援事業を受託し『青森市子育てサポートセンター』の運営をしています。
 サポートセンターでは、子育て講座(『きらきら塾』や発達障害に関する『うとう塾』等)の企画運営を通した「学びの場」の提供、通信やブログでの情報発信、相談対応、市内の小・中学校で行われる「家庭教育学級」の運営サポートや講師紹介を行っています。

○チームからひとこと
 家庭教育と言うと、難しい事のように捉えがちですが「家庭生活の中で、親(保護者)が子どもに伝えたい大切なこと(生活習慣・善悪の判断・礼儀・思いやり・道徳観・社会のルールなど)を教える教育」と考えています。コロナ禍で講座の実施や情報提供も遅れがちな状況ですが、新しい生活様式の中で保護者の方のニーズを把握し、求められる講座を企画・運営していこうと考えています。大人になっても学ぶことは大切で、学ぶことで「自分育て」に繋り、子どもと共に親自身も育つことにより良い親子関係が構築されると信じています。「継続は力!」スタッフ自身も学びを通してエンパワーを心がけ、これからも子育て中のご家庭の応援を楽しくしていきます。
(代表 沼田久美)

青森市家庭教育支援チームについて(※青森市教育委員会のウェブサイトへリンク)
「家庭教育支援チーム」登録制度について(※文部科学省のウェブサイトへリンク) 
 

□お問合せ先
 総合教育政策局地域学習推進課家庭教育支援室
 家庭教育振興係 前原、千葉
 TEL:03-5253-4111(内線3467) 
 E-mail: katei@mext.go.jp
 HP: http://katei.mext.go.jp/contents4/index.html

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2.何時でも何処でも誰でも学べる
    デジタル公民館
  霞が関ナレッジスクエア(KK2)
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◆人生100年時代、40代から伸ばせる能力があることをご存知ですか?
「40歳からの結晶性能力の伸ばし方 
~ミドル世代の生き残り術~」

 学校や職場では教えてくれないけれど、社会人として知っておきたいことを動画で学べる「しごと力向上ライブラリ」シリーズ。現在98講座308単元の動画を公開しています。
 その中から今回御紹介するのは、「40歳からの結晶性能力の伸ばし方 ~ミドル世代の生き残り術~」です。過去の知識や経験を活かす能力を「結晶性知能」といい、これをビジネスに生かすために必要なのが「産業ジェロントロジー」という学問です。
 この分野の第一人者である崎山みゆきさんから、「結晶性能力」の伸ばし方を講義とワークシートで学びます。人生100年時代と言われる今、人生後半からは、今まで積み重ねた知識や経験を活かしたいものですが、具体的に何から始めたらいい?と思われる方に特に御勧めです(動画視聴には無料会員登録が必要です)。 

「40歳からの結晶性能力の伸ばし方~ミドル世代の生き残り術~」について (※霞が関ナレッジスクエアのウェブサイトへリンク)
 

□お問合せ先
 霞が関ナレッジスクエア(KK2)事務局
 山田、原田、佐々木
 TEL:03-3288-1921
 HP:https://www.kk2.ne.jp/

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3.今月のニュース・お知らせ
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◆令和元年度文部科学白書について
○特集1 教育の情報化~GIGAスクール構想の実現に向けて~
 第3節 今後に向けて

 急激な社会的変化が進む中、初等中等教育の現状及び課題を踏まえ、平成31年4月に文部科学大臣から中央教育審議会に対し、「新しい時代の初等中等教育の在り方」について諮問がなされ、審議が進められています。
 中央教育審議会初等中等教育分科会において、論点とりまとめが行われ、これからの学びを支えるICTや先端技術の効果的な活用等について、方向性を示すとともに、今後検討すべき論点が提示されました。
 文部科学省としても、これらの検討も踏まえて必要な取組を進めていきます。
 次回以降は、特集2「ラグビーワールドカップ2019日本大会の軌跡とレガシー」について紹介していきます。

令和元年度文部科学白書について(※文部科学省のウェブサイトへリンク)
 

□お問合せ先
 総合教育政策局政策課政策審議第一係
 須賀、安達
 TEL:03-5253-4111(内線3458)

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◆総合広報誌『文部科学広報』8月号を発行!

 『文部科学広報』は、文部科学省が発行する唯一の総合広報誌(e-book)です。
 最新号では、スーパーコンピュータ「富岳」がスパコンランキングで世界1位を獲得、令和元年度文部科学白書について特集するとともに、「なるほど!小学校外国語」解説動画をシリーズで公開中!~先生方の疑問にお答えします~や、「いまスタ!社会人の学び応援プロジェクト」がスタート!、職業実践力育成プログラム(BP)の公募が始まりました!、高等学校卒業程度認定試験、あなたに合った学びを一緒に探しませんか?~社会人の学び・リカレント教育について教育総合展(EDIX)に出展します!~、「文部科学省エントランス」において新たな企画展示を開始しました!なども御紹介しています。
 本誌は、教育、科学技術・学術、スポーツ、文化・芸術等、文部科学行政全体を網羅し、様々な重要施策や最新情報について、総合的な紹介を行っています。また、音声による読み上げにも対応しています。

総合広報誌『文部科学広報』8月号について(※文部科学省のウェブサイトへリンク)
 

□お問合せ先
 大臣官房総務課広報室事業第一係
 溝口
 TEL:03-5253-4111(内線217

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◆教師の魅力向上プロジェクト
~教師冥利に尽きるエッセイの募集~

 大阪教育大学では、『教師冥利に尽きるエッセイ』を全国の教職等経験者から募集し、専用ウエブサイト上で公開しています。昨今、教師のマイナスイメージを報道されることが多くなり、教員採用選考試験における競争率低下の一因となっています。このため、教師という職業のやりがいや素晴らしさを世界に向けて発信し、教師を目指す若者を一人でも多く増やすことを目的としてこのプロジェクトが企画されました。教師本来の魅力をさらに向上させるため、教師冥利に尽きるエッセイの応募並びに関係者への周知をお願いいたします。

教師の魅力向上プロジェクトについて(※大阪教育大学のウェブサイトへリンク)
 

□お問合せ先
 総合教育政策局教育人材政策課
 教員養成企画室教職大学院係
 中村、佐々木
 TEL:03-5253-4111(内線:3778)

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◆ 2020年8月の文部科学省選定作品等の紹介

 文部科学省では、映画その他の映像作品及び紙芝居について、教育上価値が高く、学校教育又は社会教育に広く利用されることが適当と認められるものを選定し、併せて教育に利用される映像作品等の質的向上に寄与するために、教育映像等審査規程(昭和29年文部省令第22号)に基づいて映像作品等の審査を行っています。選定された作品については、文部科学省のホームページ上で毎月掲載しています。

文部科学省選定作品等の紹介について(※文部科学省のウェブサイトへリンク)

                                                                                                                                  
□お問合せ先
 初等中等教育局情報教育・外国語教育課
 松村、水落、大島、渡島
 TEL:03-5253-4111(内線2417)

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◆「IB地域啓発セミナーin滋賀」開催

 文部科学省IB教育推進コンソーシアム事務局は、国際バカロレア(IB)教育について関心のある教育関係者ならびに生徒・保護者の皆さまを対象に、IB教育でどのような生徒が育つのか等についてご紹介する地域セミナーを開催します。

■日 時 令和2年9月27日 (日)15:00~17:00
■場 所 米原市米原公民館大ホール(滋賀県米原市下多良三丁目3番地)
■対 象 IB教育に関心のある教育関係者、生徒、保護者等(先着120名 )
■参加費 無料  
※入口における検温等、新型コロナウイルス感染症対策を行った上で実施いたします。

「IB地域啓発セミナーin滋賀」開催について(※文部科学省IB教育推進コンソーシアム事務局のウェブサイトへリンク)
 

□お問合せ先
 大臣官房国際課 外国人教育政策係
 加藤、清野
 TEL:03-5253-4111(内線3222)

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◆国際バカロレア推進シンポジウム開催

 文部科学省は国際バカロレア機構の協力の下、「国際バカロレア教育におけるICT活用について~アフターコロナに向けた挑戦~」をテーマに、オンラインシンポジウムを開催します。国際バカロレア認定校におけるICT教育の実践事例の紹介やパネルディスカッションなどを予定しています。シンポジウム終了後には、希望者向けのIB導入説明会も開催します。

■日 時 令和2年10月3日 (土) 13:30~17:10
■会 場 オンライン配信(Youtube)
■対 象 IB教育に関心のある教育関係者、生徒、保護者等(事前申込制)
■参加費 無料

国際バカロレア推進シンポジウムについて(※文部科学省のウェブサイトへリンク)

  
□お問合せ先
 大臣官房国際課 外国人教育政策係
 加藤、清野
 TEL:03-5253-4111(内線3222)

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◆教育図書館所蔵戦後教育資料デジタルアーカイブの公開について

 国立教育政策研究所教育図書館では、「戦後教育資料デジタルアーカイブ」を公開しました。
 「戦後教育資料」は、第二次世界大戦終戦後の改革期に、文部省内で新しい法律やカリキュラムを検討した過程である議事録や検討メモなどを収集した教育図書館所蔵のコレクションです。
 戦後の新教育を作り上げていく軌跡を知ることができる貴重な資料であり、現在の教育の基礎がどのように作り上げられたかを知りたい学校関係者は必見です。

教育図書館所蔵戦後教育資料デジタルアーカイブについて(※国立教育政策研究所教育図書館のウェブサイトへリンク)
 

□お問合せ先
 国立教育政策研究所教育図書館 鈴木
 TEL:03-6733-6536
 E-mail: library@nier.go.jp

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◆次世代のライフプランニング教育推進事業
「男女共同参画の推進に向けた教職員研修」オンライン開催について

 国立女性教育会館(NWEC)では、文部科学省「次世代のライフプランニング教育推進事業」(男女共同参画の推進に向けた教員研修モデルプログラムの開発)を受託し、11月下旬に初等中等教育諸学校の管理職・教職員及び教育委員会や教育センター等の職員を対象とした男女共同参画研修を行います。
 少子高齢化、生産人口の減少に対し、女性の社会参画への期待が高まる中、政府はあらゆる分野において女性が活躍できるよう各種政策を推進しているところですが、各国の社会進出における男女格差を示すジェンダー・ギャップ指数は、諸外国の中でも日本は低く、特に経済・政治分野で意思決定に関わる女性が少ない等の現状があります。
 本研修では、児童生徒等が自身の将来を固定的な性別役割分担意識にとらわれず考えられるようにするため、指導的立場にある教員が、学校現場で生じうる「無意識の思い込み」(アンコンシャスバイアス)のケース等について理解を深め、指導に役立つ気付きを得ることを目的としています。
 学校現場で生じうる「無意識の思い込み」をテーマに、ライブ配信によるワークとオンデマンドによる講義、事例報告、ディスカッション等を通じて、学校現場に潜むアンコンシャスバイアスとはどういうものか、学校教育における男女共同参画推進の意義やジェンダー課題の解決につながるヒントとなる情報を共有します。参加費は無料で、10月下旬から申込開始予定です。

「男女共同参画の推進に向けた教職員研修」について(※国立女性教育会館のウェブサイトへリンク)
 

□お問合せ先
 独立行政法人国立女性教育会館事業課
 櫻井、引間、宮島
 TEL:0493-62-6424 

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◆伝統芸能伝承者養成事業 
歌舞伎俳優・文楽の研修生募集!
 
 独立行政法人日本芸術文化振興会では、我が国の文化的財産である歌舞伎、文楽、能楽等の伝統芸能を保存、育成するため、研修生を募集し、伝承者の養成に取り組んでいます。
 この度、令和3年4月開講の、第26期歌舞伎俳優研修・第30期文楽研修について、それぞれ研修生を募集します(10月1日より願書受付開始)。
 伝統芸能を未来へとつなぐ、熱意あふれる"若き力"の応募をお待ちしています。
 
伝統芸能伝承者養成事業について(※日本芸術文化振興会のウェブサイトへリンク)
歌舞伎俳優研修 研修風景動画について(※日本芸術文化振興会のウェブサイトへリンク)
文楽研修講師 豊竹呂太夫師インタビューについて(※日本芸術文化振興会のウェブサイトへリンク) 

 
□お問合せ先
 独立行政法人日本芸術文化振興会
 (歌舞伎俳優研修について)
  国立劇場養成課 谷口
 TEL:03-3265-7105
 (文楽研修について)
  国立文楽劇場養成係 小河原
 TEL:06-6212-5529

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◆無料で学べるオンライン講座「社会人のためのデータサイエンス演習」を開講します!

 総務省統計局は、誰でも無料で参加できるデータサイエンス・オンライン講座「社会人のためのデータサイエンス演習」を9月29日(火)に開講します。
 社会人や大学生に向けて、ビジネスや業務上での分析事例を中心に実践的なデータ分析(統計分析)の手法を分かりやすく解説する講座です。データ分析に御興味のある方は、是非御活用ください。

「社会人のためのデータサイエンス演習」について(※総務省統計局のウェブサイトへリンク)
 

□お問合せ先
 総務省統計局統計情報利用推進課
 山田、高田
 TEL:03-5273-1023(内線35069)
 E-mail: y-senryaku@soumu.go.jp

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4.国立青少年教育振興機構の取組
  ~全国28の教育施設で
    体験活動を推進しています!~
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<鹿児島県>
◆国立大隅青少年自然の家の取組
 ~山と海の魅力を堪能!ぜいたくな自然体験は鹿児島・大隅で楽しもう~

 国立大隅青少年自然の家は,鹿児島県の大隅半島のほぼ中央,眼下に錦江湾・桜島・開聞岳を望む高隈山系の山裾に位置しています。夕暮れ時には錦江湾が黄金の夕日に染まることから,「錦江湾・黄金の夕日 大隅」が当施設のキャッチフレーズとなっています。
 高隈山系は1,000mを超える7つの峰が連なり,大隅半島の尾根といわれています。また,万滝・白滝・赤松滝など落差50mを超す滝もあり,その雄大さに圧倒されます。
 高隈山系のハイキングや登山は当施設の看板プログラムで,挑戦心・耐久心・協力心などを培う活動として,毎年多くの個人・団体の方に人気です。山頂からの眺望は素晴らしく,霧島連山や桜島など360度の大パノラマが楽しめます。
 もう一つの看板プログラムは,5月から10月の期間に錦江湾で行うカヌー・ゴムボート体験です。日本百景に選ばれた錦江湾をカヌーやゴムボートで漕ぎながら,冒険心や挑戦心を高めることができます。このように,当施設では山と海の魅力を存分に堪能できることが特長です。
 そのほか,自然物を使ったクラフト活動や藍・ヤシャブシの実を使った染め物体験など,多彩な自然体験活動も提供しています。ぜいたくな自然体験を鹿児島・大隅で楽しんでみませんか。

<大隅青少年自然の家クイズ>
 大隅青少年自然の家をアットホームな感じで呼び,友達の家に遊びに行くような気持ちで親しんでいただけるように,開所10周年を機に募集した愛称があります。その愛称とは何でしょう。
 答えは,当施設のホームページかLINE公式アカウントから見つけてください。

□お問合せ先
 独立行政法人 国立青少年教育振興機構
 国立大隅青少年自然の家
 國師、濱上 
 TEL:0994-46-2222
 E-mail: osumi@niye.go.jp
 HP: https://osumi.niye.go.jp
 Facebook: https://ja-jp.facebook.com/oosumikunchi/
 LINE: https://lin.ee/f1UG9fu

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5.2020年度文部科学省
 インターンシップ学生の声
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 文部科学省では、学生の皆さんに文教・科学技術・学術行政事務に接する機会を提供することにより、職業意識の向上、学習意欲の喚起、行政に対する理解を深めていただくことを目的として、インターンシップを実施しています。今号では総合教育政策局にインターンシップで参加された3名の現役学生の率直な感想をお届けします。

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 私は、元々一人一人の子どもが理想のキャリアに進めるよう手助けしたいという思いから教員志望でした。しかし日本の教育制度や実情を学ぶ程に現場では限界があるように感じ、行政の立場から問題を解決したいという考えに変わりました。そこでキャリア形成を中心に施策を行っている生涯学習推進課にお世話になりました。
 このインターンシップを通して、自分がずっと考えていた「行政だから出来ることは何か」という問いを多く職員の方にしてみたところ、教育をより良いものにしたい、という思いは共通しており、行政として相手との距離は遠くても、全体の奉仕者として影響力をもって行動できるというやりがいがあると教えて頂きました。
 日々多くの刺激を受け、文部科学省への志望度が高まった2週間でした。お忙しい中、大変貴重な学びの機会を提供して下さり本当にありがとうございました。
(K.K 大学3年生)

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 私は男女共同参画共生社会学習・安全課に2週間配属させていただきました。応募当初は外国につながる子どもたちへの学習支援ボランティアの経験から彼らに対する教育支援の拡充の方法を考えたいと思い、この課を志望させていただきました。課の名称の長さのように様々な業務を所管されていることを知ったとともに、行政へのイメージとして政策の立案ばかりを想像していましたが、関係省庁や他局との調整・連絡業務や資料作成、委託事業の取り纏め、遂行事業の促進などがあり、その一つひとつが人々の生活を豊かにすることや共生社会の実現に大きく貢献していることを実感することができました。また上記の学び以外にも、いつも優しく声をかけてくださった職員の方々の暖かさに本当に心から感謝しております。様々なキャリアパスを歩まれてこられた皆様からいただいたお言葉は私にとってとても刺激的であり、大学2年生という自身のキャリアプランを形成する大切な時期において多くの気づきを与えていただきました。この気づきを大切に何事にも積極的に取り組んでいきたいです。
(K.H 大学2年生)

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 「就職」という言葉は、特にこのご時世においては学生に重くのしかかってきます。まだ社会に出たことのない我々にとって「就職」とは不可避であって未知であり、そこに新型コロナウイルス流行が加われば、それだけで不安と恐怖を抱かせるには十分すぎる要素です。しかし、それを多少なりとも払拭してくれたのが文部科学省のインターンシップでした。文部科学省で実際に就業体験をさせていただいたことで、私が考えていた自身の適性と実際の適性のギャップや公務員という仕事のあり方などを見つめ直すことに繋がり、「私のなりたい未来の姿」を経験に基づいて具体的に思い描くことが出来たのです。「就職」とは不可避な人生イベントなどではなく、幼い頃に思い描いた「しょうらいのゆめ」が今目の前にあるというただそれだけで、過度に恐れることはありませんでした。これからの就職活動も頑張ります。
(H.J 大学3年生)

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5.その他の情報コーナー
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◆『社会教育』10月号(増大号)の総力特集:若者・青少年の動向

 『社会教育』編集長の近藤真司です。
 10月号は増大号144ページ構成となります。普通号より48ページ増えます。10月号の巻頭言は、教育ジャーナリストで玉川大学教授の中西 茂さんが「ニュースや方言を調べて気づく地方の社会と文化」を執筆しています。地方の文化と方言をキーワードに「都市から地方」への転換を提案しています。
 10月号の総力特集は若者・青少年の動向です。まず論文として、大正大学地域創生学部教授 浦崎太郎さんが「高校と大学の協働による地域づくり支援」を寄稿しています。ポイントは情報社会における地域づくりの担い手育成をどうするか。「自分らしく社会に参画する」には、地域課題発見・解決能力(地域素材×探究能力)が必要で、大学生が高校生にオンライン上で伴走した「自宅de地域探究」というオンラインを活用した「チェンジ・メイカー育成プログラム」を紹介し、「次世代に関わる多様なセクターによる探究コミュニティの形成」の実現を提案しています。
 次に楢葉町立楢葉南小学校教諭 猿渡智衛さんが「被災『地域』におけるコミュニティ再生に向けた社会教育からのアプローチ」を執筆しています。地域コミュニティ再生に社会教育が「地域学校協働活動」を通じてどのようにアプローチしていくかの具体例を提示します。
 もうひとつの論考は、西武文理大学専任講師 瀬沼文彰さんが「コロナ禍で浮き彫りになった若者たちのコミュニケーション能力の格差」です。コロナ禍によって生じた問題を「コミュニケーション」の問題としてとらえ、分断をどう解消していくのかについて考察しています。
 他に調査として、(独)国立青少年教育振興機構国民運動等推進室の「新しい生活様式を支える 『早寝早起き朝ごはん』習慣」、(一財)日本青年館青年問題研究所の「地域青年活動と青少年教育に関する調査」、内閣府「令和2年版子供・若者白書」を紹介します。
 今月の読みどころは、「社会教育の再設計〈シーズン1 延長戦〉第5回「生活の基盤としての社会教育・公民館―自治を再発明する―(その5)」(東京大学大学院教育学研究科教授 牧野篤さんの講演録)です。
 また、読書の秋として、10月1日から31日にオンライン上で開催の「JAPAN SOCIAL EDUCATION AWARDS 2019」(2019年4月号から12月号の「社会教育」に紹介された記事)の中から9つの記事をホームページに掲載して、読者のみなさんが投票するものです。さらに「社会教育の再設計シーズン2」の概要紹介もあります。
 読書・文化・スポーツの秋に向けて、社会教育のこれからの事業展開について創意工夫をしてみませんか。詳しくは本誌を御覧ください。
 
詳しくは、『社会教育』(※一般財団法人日本青年館のウェブサイトへリンク)を御覧ください。
 

□お問合せ先 
 (一財)日本青年館「社会教育」編集部 近藤
 TEL 03-6452-9021
 E-mail: leh07376@nifty.com

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◆リクルート進学総研による大学・専門学校・高等学校に関する最新情報について(※リクルート進学総研のウェブサイトへリンク)

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◆文部科学省、また関係機関では、様々なメールマガジンを配信中です。是非、これらの配信登録もお願いいたします。バックナンバーはこちらから御覧いただけます。
初中教育ニュース(※文部科学省のウェブサイトへリンク)
NITSニュース(※独立行政法人教職員支援機構のウェブサイトへリンク)
NWECだより(※独立行政法人国立女性教育会館のウェブサイトへリンク)

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◆マナパス-社会人の大学等での学びを応援するサイト-
 キャリアアップ・キャリアチェンジに役立つ学び直し講座や支援制度に関する情報を発信する社会人のためのポータルサイト「マナパス」(※マナパスのウェブサイトへリンク)を公開中です。是非御覧ください。

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障害者の生涯学習の推進について(※文部科学省のウェブサイトへリンク)

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◆文部科学省による選定教育映像作品等の紹介について(※文部科学省のウェブサイトへリンク)

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◆文部科学省での企画競争・公募等の公表、一般競争入札情報に関する調達情報は、こちらを御覧ください。
 ・企画競争・公募等の公表(※文部科学省のウェブサイトへリンク)
 ・一般競争入札情報(※文部科学省のウェブサイトへリンク

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◆前回読まれた記事TOP3(9月8日~9月23日)※9月8日配信号
1. コロナ感染拡大状況下の公民館の取組について(※文部科学省のウェブサイトへリンク) 
2. フォーラム「図書館の新たな可能性」の開催について(※文字・活字文化推進機構のウェブサイトへリンク)
3. 「諸外国の教育統計」令和2年度版(※文部科学省のウェブサイトへリンク) 

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★ あさだより
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 字が雑なのであまり人に言いませんが、小学校の一時期、書道を習っていました。豊島(香川県の離島)には学習塾はありませんでしたが、個人で習字や算盤を教える人がいました。
 私が教わったのは中岡先生という方で、たぶん、仲の良い友達が行っていたので一緒に行くことにしたのだろうと思います。田んぼの中の離れみたいな建物で、本の挿絵で見る寺子屋のように長机が並び、課題の文字を書いては先生のところへ持って行き、朱で直していただくというやり方でした。教室の系列のようなものがあったのでしょうか、その中での級があり、一度だけ「特待生」になって2級昇級して嬉しかったのを覚えています。その時の課題は「レモン」。忘れません。でも、後から入った弟にすぐ追い抜かれました。
 「硬筆検定」(正確には「硬筆書写技能検定」)も学校で受けました。これはお手本をなぞって練習したのだったかな。縦書きで字を真っ直ぐに書くのって難しいですよね。
 手紙を書く機会自体が随分減りましたが、今でも署名や封筒の宛名を筆ペンで書くことはあります。時々、ものすごく達筆な方から筆で書かれた手紙をいただくと、はあーっと見とれてしまいます。
 字が綺麗な人は、他もきちんとしているように思えます。私は字の丁寧な人が好きです。完全に自分を棚に上げて言ってますけど。子供の時に字を習えたのは、後から考えるとラッキーだったなと、親に感謝しています。

 (総合教育政策局長 浅田 和伸)

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編集後記
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 現在、地域学習推進課に2名のインターンシップ学生が来ていますが、若いというのは素敵ですね。自分の将来を考えながら色々なことを吸収しようと頑張っている姿は輝いて見えます。インターンシップ学生から“なぜ公務員になったのか”という質問があり、久しぶりに自分が学生時代に思い抱いた志望動機を思い出す機会となりました。今一度、初心に戻り、熱い思いを持って仕事に取り組まないといけないなと改めて感じました。学生に負けないくらい積極的に色々なことに興味を持って吸収し、学んでいきたいですね。 
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編集長 水田 功
    文部科学省総合教育政策局
    地域学習推進課長
編 集 田中・西・山下
TEL:03-5253-4111(内線2974)
E-mail:manaby@mext.go.jp
※無断転載禁止
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お問合せ先

総合教育政策局地域学習推進課 地域学習推進係・地域振興係

電話番号:03-5253-4111(内線2974)
メールアドレス:manaby@mext.go.jp

(総合教育政策局地域学習推進課 地域学習推進係・地域振興係)