マナビィ・メールマガジン第279号(令和5年1月8日配信)

■━━━━━□ INDEX □━━━━━■
【1. 子供たちの未来をはぐくむ家庭教育】
★早島町家庭教育支援チーム「すくすくハート」より
【2. デジタル公民館 KK2】
◆おすすめ動画
こころを無にして静かに坐ってみませんか?
霞が関坐禅会~自分自身と向き合ってみよう~
【3. 今月のニュース・お知らせ】
◆「地域とともにある学校づくり推進フォーラム2022アワード・全国公民館研究フォーラム」を開催します!
◆あなたの町の社会教育施設はどんな結果になった!?
◆令和4年11月の文部科学省選定作品等の紹介
◆学習資料「一家に1枚」シリーズ全18種のA3判無料ダウンロード
◆(1/31オンラインイベント)子どもの"傷つき"に どう気づく?
二次被害を生まないために私たちができること
◆動画クリエイターの世界を体験する展覧会! 
◆国立劇場伝統芸能伝承者養成事業 歌舞伎俳優・能楽(三役)・文楽の研修見学会を開催!
◆【新年の学び初めに】無料で学べるデータサイエンス・オンライン講座 Part3
「誰でも使える統計オープンデータ」を開講します!
【4. 国立青少年教育振興機構の取組】
★国立山口徳地青少年自然の家 より
【5.全国の生涯学習の取組】
★鹿児島県姶良市の取組
【6. 社研通信】
【7. その他の情報コーナー】
◆「社会教育」1月号
◆社会教育士について
◆マナパスについて
◆専修学校 #知る専
◆リクルート進学総研より
◆「初中教育ニュース」ほか、メールマガジンの御案内について
◆コロナウイルス感染症対策関連情報 等
【★あさだより】
◆マナビィ・メルマガに対するアンケート調査を実施しています!!
【編集後記】

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1.子供たちの未来をはぐくむ家庭教育
  全国の家庭教育支援チームを紹介! 
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<岡山県・都窪郡早島町>
◆早島町家庭教育支援チーム「すくすくハート」
~みんなで楽しく子育て!~

 早島町家庭教育支援チーム「すくすくハート」は、教育委員会から委嘱を受けて活動する団体で、子育てに関する情報や学習機会の提供・相談体制の充実・家庭の孤立化の防止等を目的に、子育て支援に携わる地域の皆さんを中心に平成30年に発足しました。学校の参観日や入学説明会等において岡山県教育委員会が開発した「親育ち応援学習プログラム」を活用して子育てについて楽しく学び合える学習会などを実施しております。こうした活動を通じて、地域・学校園・行政と連携しながら、子供のすこやかな成長と、保護者の皆様の楽しい子育てを応援します。

○チームからひとこと
 これまで、乳児健診や学校園の行事等にチーム員が出向いて、関係づくりや情報提供をしてきましたが、コロナ禍で集まる機会が減り、参加できる行事が少なくなりました。そんな中でも、地域の子供が参加するプレーパークや、町内の子育て団体のイベント等、新しい行事に出向いたり、情報誌を作って、お家の中での遊びや子育てに役立つ情報等を家庭にお届けしたりしています。これからも、活動の幅を広げて、誰もが楽しく子育てできる環境を作るお手伝いをしていきたいと思います。

詳しくは、こちらを御覧ください。
→ http://www.town.hayashima.lg.jp/soshikikarasagasu/syougai/oshirase/1605060858294.html(※早島町のウェブサイトへリンク)

□お問合せ先
 総合教育政策局地域学習推進課家庭教育支援室
 家庭教育振興係
 E-mail: katei@mext.go.jp
 HP: https://katei.mext.go.jp/contents4/index.html(※文部科学省のウェブサイトへリンク)

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2.何時でも何処でも誰でも学べる
     デジタル公民館
  霞が関ナレッジスクエア(KK2) 
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◆おすすめ動画
こころを無にして静かに坐ってみませんか?
霞が関坐禅会~自分自身と向き合ってみよう~

 日々忙しくなさっている皆さん。頭を空っぽにして、何も考えずに自分自身と向き合った御経験はありますか?また、そのことがもたらす効果を実感されたことはありますか?
 自らの心を整え、自分自身と向き合う「坐禅」を、霞が関で仕事帰りに気軽に実践いただけるプログラム「霞が関坐禅会」をKK2では平成29年から開催してきました。また、実際には御参加頂けなくても、いつでも御都合の良い時に一人で坐っていただけるように、坐禅会当日の動画をオンデマンド公開しています(全10回分)。
 第一回では、講師の臨済宗妙心寺派僧侶・柴田文啓(しばたぶんけい)さんの法話「坐禅で自分を見つめる」と中山宗祐(なかやま そうゆう)さんの法話「禅は心のあり方」に続いて、坐禅の基本について中山さんの解説を聞きながらKK2スタジオで坐禅をしました。
 オンライン開催も含めると延べ215名の方に御参加頂き、「何も考えない時間の重要性に気づかされました」「初めて坐禅を体験しました。何が解ったとは言えませんが、心が穏やかになれました」などの御感想が寄せられています。皆さんもまずは動画で坐禅とは何かを学び、動画のガイダンスに沿って坐ってみてはいかがでしょうか。

・「第一回 霞が関坐禅会 ~自分自身と向き合ってみよう~」
→ https://www.kk2.ne.jp/kk2/biz02/zzn001.html/(※霞が関ナレッジスクエアのウェブサイトへリンク)
※御視聴にはKK2Web会員(無料)でのログインが必要です。

□お問合せ先
 霞が関ナレッジスクエア(KK2)事務局
 E-mail: kk2seminar@avcc.or.jp
 HP: https://www.kk2.ne.jp/(※霞が関ナレッジスクエアのウェブサイトへリンク)

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3.今月のニュース・お知らせ
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◆「地域とともにある学校づくり推進フォーラム2022アワード・全国公民館研究フォーラム」を開催します!

 文部科学省では、令和4年度「コミュニティ・スクールと地域学校協働活動の一体的推進」に係る文部科学大臣表彰及び第75回優良公民館表彰を受賞された取組について、審査委員等講評や事例研究を行う標記フォーラムを開催します。また、社会教育士応援大使で俳優・タレントの村井美樹さんにもコメンテーターとして御登壇いただく予定です。
 是非御参加ください!

■日時:令和5年2月3日(金曜日)13時00分~16時30分(予定)
■開催方法:オンライン開催
■申込期限:令和5年1月31日(火曜日)

詳しくは、こちらを御覧ください。
・開催概要
→ https://manabi-mirai.mext.go.jp/2022/12/2022awards.html(※文部科学省のウェブサイトへリンク)
・参加申込
→ https://forms.gle/DhEq7FK6QaeM5fY6A(※Gooleフォームのウェブサイトへリンク)

□お問合せ先
 総合教育政策局地域学習推進課
 kouminkan@mext.go.jp

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◆あなたの町の社会教育施設はどんな結果になった!?

 経済産業省および内閣官房デジタル田園都市国家構想実現会議事務局では、地域経済分析システム(RESAS:リーサス)を平成27年から提供しております。
 RESASでは、令和4年9月末に文部科学省「社会教育調査」の結果から、図書館や体育施設、博物館など、社会教育施設の利用状況について、「市区町村」単位で「見える化」するメニューを公開しました! 
 このメニューを見ると、「人口は多いが、社会教育施設の利用者が少ない。」「人口は少なくても、社会教育講座の参加者数は多い。」など、市区町村別の特徴を把握することができます。
 公開以降、多くの方に御利用いただいております!

詳しくは、こちらを御覧ください!
・RESASのウェブサイト「社会教育施設・講座利用状況」
→ https://resas.go.jp/social-education/#(※RESASのウェブサイトへリンク)

□お問合せ先
 経済産業省 地域経済産業グループ 地域経済産業調査室
 E-mail: resas-kaihatsu@meti.go.jp

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◆令和4年11月の文部科学省選定作品等の紹介

 文部科学省では、映画その他の映像作品及び紙芝居について、教育上価値が高く、学校教育又は社会教育に広く利用されることが適当と認められるものを選定し、併せて教育に利用される映像作品等の質的向上に寄与するために、教育映像等審査規程(昭和29年文部省令第22号)に基づいて映像作品等の審査を行っています。選定された作品については、文部科学省のホームページ上で毎月掲載しています。

詳しくは、こちらを御覧ください。 
→ https://www.mext.go.jp/content/20221207-mxt_shuukyo01-000022506_8.pdf(※文部科学省のウェブサイトへリンク)

□お問合せ先
 初等中等教育局 修学支援・教材課
 E-mail: emedia@mext.go.jp

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◆学習資料「一家に1枚」シリーズ全18種のA3判無料ダウンロード
 
 文部科学省では、平成17年より学習資料「一家に1枚」を毎年4月の科学技術週間にあわせて発行しています。科学技術週間ホームページでこれまで制作の全18種が公開中です。元素周期表、ヒトゲノム、宇宙、光、天体望遠鏡、プラズマ、地場と超電導、太陽、鉱物、動くタンパク質、くすり、水素、細胞、量子ビーム、日本列島7億年、南極、海、ガラスと多彩なラインナップです。令和5年度版は、4月の科学技術週間に向けて鋭意制作中です。楽しみにしておいてください。

 下記より全18種のA3判が無料でダウンロードが可能です。是非御活用ください。
 有償利用の場合は、下記お問合せ先まで御相談ください。

・学習資料「一家に1枚」シリーズ:
→ https://www.mext.go.jp/stw/series.html(※文部科学省のウェブサイトへリンク)

□お問合せ先
 科学技術・学術政策局 人材政策課
 科学技術社会連携係
 E-mail:stw@mext.go.jp

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◆(1/31オンラインイベント)子どもの"傷つき"に どう気づく?
二次被害を生まないために私たちができること

 JST社会技術研究開発センター(RISTEX)では、児童虐待などの社会の具体的な問題の解決に資する「安全な暮らしをつくる新しい公/私空間の構築」研究開発領域を平成27年度より実施しています(令和4年度終了予定)。今回、これまでの総まとめの1つとして、子どもの"傷つき"に、どう気づいて、どう対応するかについて研究者とともに考えるオンラインイベントを開催します。関連解説動画も公開しておりますので御覧ください。

■日時 令和5年1月31日(火曜日)17時30分~19時00分
■形式 Zoomによるライブ配信(無料)
■出演 大岡由佳(武庫川女子大学 准教授)、仲真紀子(理化学研究所 理事)、司会:石井光太(作家)
■後援 文部科学省
■お申込み・詳細 https://www.jst.go.jp/ristex/pp/information/000109.html(※JST社会技術研究開発センターのウェブサイトへリンク)

□お問合せ先
 JST社会技術研究開発センター
 「安全な暮らしをつくる新しい公/私空間の構築」研究開発領域
 E-mail:pp-info@jst.go.jp

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◆動画クリエイターの世界を体験する展覧会! 

 日本科学未来館(東京都江東区青海2-3-6)では、はじめしゃちょーやフィッシャーズなど、いま注目の動画クリエイター(YouTuber)9組の素顔を紹介しその舞台裏に迫る、特別展「動画クリエイター展」を令和5年4月2日まで開催しています。会場では、各クリエイターの本展限定動画やインタビュー映像を御覧いただけるほか、企画、撮影、編集のエリアでは7種類のブースで動画制作を体験できます。ICT社会に必要なコミュニケーション力や情報リテラシーを養いながら、動画の世界を楽しく体験できる展覧会です。

詳しくは、こちらを御覧ください。
・本展公式サイト
→ https://dougacreator-ten.jp/(※日本科学未来館のウェブサイトへリンク)

□お問合せ先
 特別展「動画クリエイター展」
 問合せ窓口(ハローダイヤル) 
 TEL:050-5548-8686(全日9:00~20:00)

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◆国立劇場伝統芸能伝承者養成事業 歌舞伎俳優・能楽(三役)・文楽の研修見学会を開催!

 独立行政法人日本芸術文化振興会では、令和5年4月開講予定の歌舞伎俳優研修・能楽(三役)研修・文楽研修について、応募希望者または将来応募を御検討の方を対象とした研修見学会を開催します。見学会では、研修制度についての説明のほか、実際の研修の様子を御覧いただきます。研修に興味のある方、進路指導等に御活用をお考えの方はお気軽にお問合せください(参加無料・要事前申込)。

歌舞伎俳優研修見学会
■日時 令和5年1月15日(日曜日)10時30分~12時00分
■場所 国立劇場大稽古場(東京都千代田区隼町4-1)

能楽(三役)研修見学会
■日時 令和5年1月27日(金曜日)18時00分~19時30分
■場所 国立能楽堂研修能舞台(東京都渋谷区千駄ヶ谷4-18-1)

文楽研修見学会
■日時 令和5年1月21日(土曜日)14時00分~15時30分
■場所 国立文楽劇場研修室(大阪府大阪市中央区日本橋1-12-10)

詳しくは、こちらを御覧ください。各研修コースの募集要項、応募書類等の情報も掲載しています。
→ https://www.ntj.jac.go.jp/training/trainee.html(※日本芸術文化振興会のウェブサイトへリンク)

□お問合せ先
・歌舞伎俳優研修について
 国立劇場調査養成部養成課
 E-mail:kokuritsu-boshu@ntj.jac.go.jp
・能楽(三役)研修について
 国立能楽堂 企画制作課養成係
 E-mail:kenshu12noh@ntj.jac.go.jp
・文楽研修について
 国立文楽劇場 企画制作課養成係
 E-mail:bunraku2021@ntj.jac.go.jp

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◆【新年の学び初めに】無料で学べるデータサイエンス・オンライン講座 Part3
「誰でも使える統計オープンデータ」を開講します!

 総務省統計局は、誰でも無料で参加できるデータサイエンス・オンライン講座「誰でも使える統計オープンデータ」を、令和5年1月10日(火曜日)に開講します。
 本講座は、政府統計の総合窓口であるe-Stat、総務省及び独立行政法人統計センターが提供する視覚的に統計データを把握できる地理情報システム、API機能等を使い、統計オープンデータを活用したデータ分析の手法を分かりやすく解説する講座です。データ分析に御興味のある方は、是非御活用ください。

詳しくは、こちらを御覧ください。
→ https://gacco.org/stat-japan3/(※gaccoのウェブサイトへリンク)

□お問合せ先
 総務省統計局統計情報利用推進課
 E-mail:y-senryaku@soumu.go.jp

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4.国立青少年教育振興機構の取組
  ~全国28の教育施設で
    体験活動を推進しています!~
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◆国立山口徳地青少年自然の家
~体験的に学ぶSDGs~

 国立山口徳地青少年自然の家では、温かい心の醸成を目指した取組の一つとして、「ecoキャンプ」を実施しています。
 この事業では、体験型の環境学習を通して自然・生命と人々との関わりについて理解するとともに、自然・生命と人々の暮らしの持続可能な仕組みを考え、環境保全に寄与しようとする温かい心の醸成を図ることを目的としています。
 今年は、環境にやさしい野外炊飯を参加者自身が考えて実施し、翌日には、野外炊飯で出た生ゴミを使ったダンボールコンポストづくりを行いました。
 SDGsについて体験的に学び、環境について是非一緒に考えていきましょう。

詳しくは、こちらを御覧ください。
→ https://tokuji.niye.go.jp/cms/wp-content/uploads/2022/09/67e0e371a0b635b4d2f1171de12acd61.pdf(※国立山口徳地青少年自然の家のウェブサイトへリンク)

□お問合せ先
 独立行政法人 国立青少年教育振興機構
 国立山口徳地青少年自然の家
 Email:tokuji@niye.go.jp
 HP:https://tokuji.niye.go.jp/(※国立山口徳地青少年自然の家のウェブサイトへリンク)

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5.全国の生涯学習の取組
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◆鹿児島県姶良市の取組

 鹿児島県姶良市(あいらし)は、鹿児島県本土のほぼ中央に位置し、南は県都鹿児島市、西に薩摩川内市、東は鹿児島空港のある霧島市と隣接しています。鹿児島県内では5番目の人口規模を誇り、近年、便利で住みやすい街として民間企業が実施する住みよさランキングでも鹿児島県内で3年連続1位を獲得するなど、令和2年国勢調査においては鹿児島県下において唯一人口が増加した市となっています。
 姶良市における生涯学習によるまちづくりの取組の一つとして、「姶良10号美術展」を実施しています。その名のとおり、絵画の規格のうち「10号サイズ」の規格に限った美術展ですが、姶良市内の中心部を通る幹線道路である「国道10号バイパス」が4車線化となり開通したことを記念し、共通する「10号」にかけて始まりました。
 美術展の趣旨には、「新しい姶良の創造をめざし、学んだことを活かすという生涯学習の理念を踏まえた美術展とする」という言葉を掲げ、毎年鹿児島県内外から多くの出品をいただいており、各地の美術展で出品者数の減少や高齢化が叫ばれる昨今において、毎年安定した展示点数があり、地域の文化芸術振興の発展に寄与しています。
 本市は、まちづくりの基本理念に「可能性全開!夢と希望をはぐくむ まちづくり~ひとりひとりが主役 住みよい県央都市 あいら~」を掲げ、「成熟に向けた成長」を目指し、市民の皆様と一体となった、多様性豊かな魅力あるまちづくりを進めています。

詳しくは、こちらを御覧ください。
・姶良市公式ホームページ「姶良10号美術展」
→ http://www.city.aira.lg.jp/shakyo/kanko/bunka/bunkajigyo/10go.html(※姶良市のウェブサイトへリンク)

□お問合せ先
 姶良市教育委員会社会教育課生涯学習係
 E-mail:gakushu@city.aira.lg.jp

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6.社研通信
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◆令和4年度全国社会教育主事の会研究交流会を終えて

 10月27日(木曜日)~28日(金曜日)に、「全国社会教育主事の会(以下、主事の会)」研究交流会を開催しました。主事の会は、全国の社会教育主事が広域的に情報交流を行い、時代に即応した専門性を高めるとともに、地域を越えた絆を深めながら、多様化・高度化する社会教育行政の遂行に当たって必要な知識や意識の向上を図り、社会教育主事の全国的なネットワークの形成や社会教育の一層の推進を図ることを目的として、平成29年に発足した組織です。コロナ禍の影響により、今年度は3年ぶりに対面での研究交流会を開催すると同時に、ライブ配信も行いました。また、交流内容の充実や栃木県総合教育センターの井上昌幸生涯学習部長による講演等を行いました。
 地域社会の在り方や人々の価値観、これまでの社会教育に係る行政の施策の方向性なども激しく変化する中で、改めて、社会教育関係職員に「何ができるか」、「何をすべきか」が問い直されていると感じた研究交流会でした。

◆令和4年度社会教育主事専門講座を終えて

 社会教育実践研究センターでは、社会教育主事として必要な高度かつ専門的な知識・技術に関する研修を行い、都道府県の指導的立場にある社会教育主事としての力量を高めることを趣旨とした「社会教育主事専門講座」を毎年実施しています。対象は都道府県・指定都市教育委員会の社会教育主事等で、受講資格を「社会教育主事の資格を有し、主事等での勤務経験が1年以上の者」と設定しています。
 今年度はテーマを「あらゆる人々の活躍の推進に向けて~包摂的な社会教育施策の立案~」と設定し、11月10日(木曜日)~11日(金曜日)をライブ配信、14日(月曜日)~15日(火曜日)を対面で開催しました。
 受講者の声を掲載しましたので、こちらから御覧ください。
→ https://www.nier.go.jp/jissen/training/r04/shakyoushuji.html#voice(※国立教育政策研究所のウェブサイトへリンク)

◆雑誌『社会教育』1月号で情報発信中!

 雑誌「社会教育」(発行 一般財団法人日本青年館) 【1月号(1月1日発売)】の“社研EYE”のコーナーでは、「令和4年度『全国社会教育主事の会』研究交流会」と「専門調査員の業務」について掲載しています。

□お問合せ先
 国立教育政策研究所社会教育実践研究センター
 E-mail: jissen@nier.go.jp

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7.その他の情報コーナー
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◆「社会教育」1月号:特集は「島根県の社会教育」

 『社会教育』編集長の近藤真司です。
 1月号の巻頭言(今月のことば)は、島根県教育委員会教育長 野津建二さんにインタビューしました。「島根創生 人口減少に打ち勝ち、笑顔で暮らせる島根をつくる(前編)」です。島根県の社会教育は「人」を大切にして、社会基盤としての社会教育に注力する理由を語ります。 
 1月号の特集は、「島根県の社会教育」についてその実践について紹介します。
 島根県教育庁社会教育課 山本一穂社会教育グループリーダーに「島根県の社会教育実践~しまねの社会教育で大切にしたいこと~」を寄稿していただきました。「社会教育主事派遣制度」などを通じて市町村と県、社会教育と学校教育との連携を図っています。
 島根県立東部社会教育研修センター 古藤康則研修調査課長兼社会教育主事に「地域づくりを担う人づくりを支える社会教育研修センターの役割」を寄稿していただきました。「親学プログラム」をはじめ、多様な人材養成研修事業を行い、「しまねの社会教育だより」の刊行により、市町村担当者や派遣社会教育主事と密接に連携しています。
 島根県立青少年の家 横田輝昭研修支援課長兼社会教育主事に「学びを止めない!島根県立青少年の家サン・レイクの挑戦」を寄稿していただきました。県内の公民館等が行う体験活動を支援しています。
 松江市玉湯公民館 橘弘章館長に「『玉湯を愛し社会に貢献する人づくりをめざして』~松江市玉湯公民館の取り組み~」を寄稿していただきました。憩いの場による絆づくりが特色です。
 出雲市鳶巣コミュニティセンター 中島薫センター長に「『未来へつなぐ げんき・やさしさ・しあわせあふれるまち鳶巣』をめざして」を寄稿していただきました。課題解決に向けて取り組んだ自主企画事業の充実を図っています。
 島根県は東西に広く、多様な地域社会教育を展開しています。今回は出雲地域を中心に紹介しました。
 特集以外では、新連載「哲学対話-今を“とらえる”時間」の第2回、「考え、語り合う場の意味ってなんだろう?」では「対話」の意味について深めていきます。川上和宏哲学カフェ@アルコイリス・主宰の執筆です。「対話」について、具体的にファシリテーターと参加者の関係づくりの一端がわかります。
 新年にあたり、社会教育の「人を中心にする視点」を大事していきたいものです。

詳しくは、こちらを御覧ください。
→ https://social-edu.com/(※「社会教育」のウェブサイトへリンク)

□お問合せ先
 一般財団法人日本青年館 「社会教育」編集部 近藤
 TEL 03-6452-9021
 E-mail:leh07376@nifty.com

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◆人づくり・つながりづくり・地域づくりにいま、社会教育士が必要です
「社会教育士」についての特設サイトと活躍事例動画を公開中。是非御覧ください。
→ https://www.mext.go.jp/a_menu/01_l/08052911/mext_00667.html(※文部科学省のウェブサイトへリンク)

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◆マナパス-社会人の大学等での学びを応援するサイト-
キャリアアップ・キャリアチェンジに役立つ学び直し講座や支援制度に関する情報を発信する社会人のためのポータルサイト「マナパス」を公開中です。是非御覧ください。
→ https://manapass.jp/(※マナパスのウェブサイトへリンク)

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◆専修学校 #知る専
専修学校の魅力を動画やメールマガジン等で絶賛発信中!!
→ https://shirusen.mext.go.jp/(※文部科学省のウェブサイトへリンク)
メールマガジンの登録はこちらから!!
→ https://shirusen.mext.go.jp/mailmagazine/(※文部科学省のウェブサイトへリンク)

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◆リクルート進学総研による大学・専門学校・高等学校に関する最新情報は、こちらを御覧ください。
 → https://souken.shingakunet.com/(※リクルート進学総研のウェブサイトへリンク)

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◆文部科学省、また関係機関では、様々なメールマガジンを配信中です。是非、これらの配信登録もお願いいたします。バックナンバーはこちらから御覧いただけます。
◯初中教育ニュース
 → https://www.mext.go.jp/magazine/backnumber/symel.htm(※文部科学省のウェブサイトへリンク)
◯NITSニュース
 → https://www.nits.go.jp/magazine/(※NITSのウェブサイトへリンク)
◯NWECだより
 → https://www.nwec.jp/about/pr/mail/index.html(※NWECのウェブサイトへリンク)

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◆障害者の生涯学習の推進については、こちらを御覧ください。
 → https://www.mext.go.jp/a_menu/ikusei/gakusyushien/index.htm(※文部科学省のウェブサイトへリンク)

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◆文部科学省での企画競争・公募等の公表、一般競争入札情報に関する調達情報は、こちらを御覧ください。
 ・企画競争・公募等の公表
  → https://pf.mext.go.jp/gpo3/MextKoboHP/list/kp010000.asp(※文部科学省のウェブサイトへリンク)
 ・一般競争入札情報
  → https://pf.mext.go.jp/gpo3/kanpo/gposearchi.asp(※文部科学省のウェブサイトへリンク)

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◆コロナウイルス感染症対策関連情報(文部科学省関連)
 → https://www.mext.go.jp/a_menu/coronavirus/index.html(※文部科学省のウェブサイトへリンク)

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◆前回読まれた記事TOP3(12月8日~1月7日)
※12月8日配信号
1. 「社会教育士note」更新しました! 探究的な学びはローカルの最後の切り札【探究学習×社会教育士】
→ https://mext-shakaikyoiku-gov.note.jp/n/n0169b7a8b5dd(※社会教育士noteのウェブサイトへリンク)
2. 子供たちの未来をはぐくむ家庭教育 全国の家庭教育支援チームを紹介!
  ポラリス(交野市子ども家庭サポーターの会)
→ http://ameblo.jp/polaris-katano/(※ポラリスのウェブサイトへリンク)
3. おすすめ動画 今、求められるしごと力とは?もう身に着けていますか?「AI社会に求められるしごと力~行動力コンピテンシーの基礎と実践~」
→ https://www.kk2.ne.jp/kk2/index.html(※霞が関ナレッジスクエアのウェブサイトへリンク)

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★ あさだより
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 あけましておめでとうございます。みんなが明るい気持ちになれる2023年でありますように。
 誰にでも好きなこととそうでもないこと、得意なことと不得手なことがありますよね。私もそうです。不器用だし偏屈だし、苦手なことの方が多いです。
 振り返ると、学校に通っていた頃は、苦手の穴を一所懸命埋めようとあがいていたような気がします。それは何かの役に立ったのかもしれませんが、私には苦痛でつまらない時間でした。
 大人になってからは、全部ができる必要は必ずしもなかったので、比較的マシなところだけを活かして生きてきたように思います。そして、それでいいんじゃないの、と思っています。
 いろんなことが万遍なくできる人は羨ましいですが、みんながそうである必要はないでしょう。子供たちにも、自分が好きなこと、やりたいことを、好きなだけやらせてあげたいです。
 新しい年には新しい挑戦を。「好き」と「得意」を思い切り伸ばしましょう。
(前国立教育政策研究所長 浅田 和伸)

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◆マナビィ・メルマガに対するアンケート調査を実施しています!!
よりよいメルマガ作りの参考とするため、アンケート調査を実施していますので、御協力お願いします。

詳しくは、こちらを御覧ください。
→ https://forms.office.com/Pages/ResponsePage.aspx?id=sBBYVMs2kEKJJkjbwPnpL4sRqqBLFWlNqdPzWn-JgdxUQkJIUFNNS1c3MDZST04xQjhIOUswSFM2VS4u(※Microsoft Formsのウェブサイトへリンク)

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編集後記
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 あけましておめでとうございます。本年もマナビィ・メルマガをどうぞよろしくお願いします。
 東京に来てから徐々に体重が増えている編集担当の山崎です。
 新年は気持ちを切り替えて、減量に励みます!減量には食事制限が大切らしいので、夕食の量から節制していこうと思います。目指せ-3kgで頑張ります!

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編集長 黄地 吉隆
    文部科学省総合教育政策局
    地域学習推進課長
編 集 榎木・菅原・山崎
TEL:03-5253-4111(内線2974)
E-mail:manaby@mext.go.jp
※無断転載禁止
※配信登録・解除はこちらです。
→ https://www.mext.go.jp/magazine(※文部科学省のウェブサイトへリンク)
解除できない場合は、お手数ですが上記アドレスまで御連絡ください。

お問合せ先

総合教育政策局地域学習推進課 地域学習推進係・地域振興係

電話番号:03-5253-4111(内線2974)
メールアドレス:manaby@mext.go.jp

(総合教育政策局地域学習推進課 地域学習推進係・地域振興係)