マナビィ・メールマガジン第233号(令和2年12月8日配信)

■━━━━━□ INDEX □━━━━━■
□■コロナウイルス感染症対策関連情報■□
【1. リレートーク】
「持続可能な地域づくり」を目指した新たな協働のカタチ(後編)
★一般社団法人十勝うらほろ樂舎
代表理事 近江正隆 氏
【2. 子供たちの未来をはぐくむ家庭教育】
★坂東市訪問型家庭教育支援チームより
【3. デジタル公民館 KK2】
【4. 今月のニュース・お知らせ】
◆地域とともにある学校づくり推進フォーラム開催
◆「全国家庭教育支援研究協議会」オンライン開催
◆「共に学び、生きる共生社会コンファレンス」開催
◆新たな専門職大学等が開設されます!
◆文部科学省選定作品等の紹介
◆『文部科学広報』11月号を発行!
◆「地域の男女共同参画推進のための事業企画研修」オンライン開催
【5. 国立青少年教育振興機構の取組】
★国立赤城青少年交流の家 より
【6.社研通信】
【7. その他の情報コーナー】
◆『社会教育』12月号
◆リクルート進学総研より
◆「初中教育ニュース」ほか、メールマガジンの御案内について
◆マナパス-社会人の大学等での学びを
応援するサイト- ほか
【★あさだより】
【編集後記】
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□■コロナウイルス感染症対策関連情報■□

◆公民館の取組を紹介しています!
 文部科学省では、新型コロナウイルス感染拡大状況下の公民館の取組(※文部科学省のウェブサイトへリンク)を紹介しています。
 また、ホームページ(※文部科学省のウェブサイトへリンク)では、公民館に関する基礎資料等も掲載しています。今後も更新を行っていきますので、是非、御覧ください!
 

業種別ガイドラインについて(※文部科学省のウェブサイトへリンク)
 

◆文部科学省では、新型コロナウイルスに関連した感染症対策に関する対応についてまとめたwebサイトを設けています(随時更新中)。
新型コロナウイルスに関連した感染症対策に関する対応について (※文部科学省のウェブサイトへリンク)

<<リレートーク>>━━━━━━━■◇■
1.「人づくり、つながりづくり、地域づくり
     ~開かれ、つながる社会教育~」
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◆「持続可能な地域づくり」を目指した新たな協働のカタチ(後編)

一般社団法人 十勝うらほろ樂舎 
代表理事  近江 正隆(おうみまさたか) 

 「持続可能な地域」となるためには、そこにある課題を解決していくことが必要となります。そして必要な課題の解決を今だけではなく、次の世代も主体的に行うことが求められます。次世代に必要だからと押し付けることなく、次世代が課題の解決に取り組むことが必要です。どちらかと言えば暗いイメージになりそうな課題の解決を樂しみながら我々大人達が行えるのかどうか?地域内外の様々な主体がワクワクしながら協働で地域活動を行っていくその姿や背中を次世代に見せていくことがその大事な入り口だと感じています。
 私が暮らす浦幌町で、町教育委員会主催の面白い公民館講座が先月行われました。きっかけは、「予定していた公民館講座がコロナ禍で行えなくなったので、民間と協働してオンラインを活用した公民館講座を開きたい!」と考えた社会教育主事の発想でした。コロナで今何ができなくて、逆に何ができるのか?強みと弱みを分析しながら、行った公民館講座は、「オンライン交流会~神話とロマンの里 島根県奥出雲編」。コロナ禍では、集まりづらくなっただけではなく、観光など外にも出かけづらくなってしまいました。ZOOMを使ったオンライン交流会を他地域と協働で行おう!そんな呼びかけに島根県奥出雲町の地域おこし協力隊の方が仲介役となり、実施となりました。そして第二弾が今月18日に広島県尾道市の方々と行われるとのこと。交流の事前にそれぞれの地域産品を送り合い、それらを食しながら当日の交流を深めるという内容は、オンラインには欠如しがちな「温もり」「ふれあい」を付加できます。
 このような事業は、全国のどこの地域同士でもでき得ることだと感じました。公民館が窓口となり、オンラインに詳しい若者がサポート役となり、他地域の町民とワクワク交流し、地域を自慢し合い、地域にあらためて誇りを持つ。コロナで痛感しましたが、予測困難な時代を生き抜くことは容易ではありません。でもアプローチの仕方や発想を変えれば、困難な中でもワクワクの種はあるのかもしれません。持続可能な地域づくりには、「ワクワク」と「協働」がキーワードです!

・前編はバックナンバーを御覧ください。(※文部科学省のウェブサイトへリンク)
(一社)十勝うらほろ樂舎ホームページについて(※一般社団法人十勝うらほろ樂舎のウェブサイトへリンク)
 

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2.子供たちの未来をはぐくむ家庭教育
  全国の家庭教育支援チームを紹介! 
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<茨城県・坂東市>
◆坂東市訪問型家庭教育支援チーム
~使命感に燃える地域の力として子供たちの健やかな成長に携わっています~

 平成28年度に発足した本チームは、教育現場のOBや民生委員、更生保護司など経験豊かな支援員で構成しています。発足以降、継続して活動している支援員が多く、地道な支援を通して、粘り強く保護者や児童生徒に関わり続けています。
 本チームは、子供の不登校や引きこもり問題等を抱えるなどして主体的な家庭教育が困難な家庭を対象とした訪問型支援を行っており、支援員が家庭訪問をすることで、保護者の悩みや不安に寄り添いながら家庭教育力の向上を図っています。訪問先で得た情報等は、教育委員会が保健福祉部等と連携を図りながら協議し、よりよい支援を行えるよう努めています。

〇チームからひとこと
 訪問型家庭教育支援員として活動を始めて5年目になります。坂東市は2人1組で5チーム、10名の支援員がいて合計30名の児童生徒を担当しています。
 児童生徒は、新型コロナの流行により数ヶ月もの間休校になったことの影響を大きく受けています。コロナ以前は少しずつ登校出来ていた児童が、休校明けには全く家から出られなくなってしまった事例もあります。担当する児童生徒の不登校の原因も家庭環境も全てそれぞれに異なります。無力感に陥ることも多々ありますし、逆に嬉しい報告を受けることもあります。
 これからもチーム、学校、行政と連携を密にとりながら支援家庭に寄り添っていきたいと思います。

家庭教育応援ナビについて(※茨城県のウェブサイトへリンク)
 

□お問合せ先
 総合教育政策局地域学習推進課家庭教育支援室
 家庭教育振興係 前原、木村
 TEL:03-5253-4111(内線4972) 
 E-mail: katei@mext.go.jp
 HP: http://katei.mext.go.jp/contents4/index.html

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3.何時でも何処でも誰でも学べる
    デジタル公民館
  霞が関ナレッジスクエア(KK2)
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◆「マネーリテラシー」KK2で学びませんか?
~お金のトラブル・悩み、クレジットカード、ふるさと納税~

 お金に関する「学び」の機会はまだまだ少ないですよね。でも社会に出ると必要になるのが「マネーリテラシー」。学生のアルバイト代、新社会人の初任給…どう生かすかでその後の資産形成に影響が出ると言っても過言ではありません。
 KK2では「マネーリテラシー初級講座」として主に大学生向けの講座(お金のトラブル・悩み、大学生活のお金に困ったら、クレジットカードって何?)を4月に公開、そして続編として11月に「ふるさと納税」をテーマした新作を公開しました。税金控除と地方応援の仕組みや、ふるさと納税の仕方をわかりやすいアニメーション形式の3分動画×4本で学ぶことが出来ます。「ふるさと納税、気になっているけれどよくわからない…」という方におすすめです(動画視聴には無料会員登録が必要です)。


お金のトラブル・悩み(マネーリテラシー初級講座)(※霞が関ナレッジスクエアのウェブサイトへリンク)
大学生活のお金に困ったら(マネーリテラシー初級講座)(※霞が関ナレッジスクエアのウェブサイトへリンク)
クレジットカードって何?(マネーリテラシー初級講座)(※霞が関ナレッジスクエアのウェブサイトへリンク)
ふるさと納税でお得に税金控除と地方応援(マネーリテラシー中級講座)(※霞が関ナレッジスクエアのウェブサイトへリンク)
 

□お問合せ先
 霞が関ナレッジスクエア(KK2)事務局
 山田、原田、佐々木
 TEL:03-3288-1921
 HP:https://www.kk2.ne.jp/

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4.今月のニュース・お知らせ
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◆令和2年度地域とともにある学校づくり推進フォーラム(東京デジタルフォーラム)の開催について

 文部科学省では、令和2年度「地域とともにある学校づくり推進フォーラム」(東京デジタルフォーラム)を令和2年12月21日(月曜日)10時よりオンデマンド配信にて開催します。「社会に開かれた教育課程」の実現に向けて、地域と学校の連携・協働を進めるため、コミュニティ・スクールと地域学校協働活動の一体的な推進を目指します。聴きたいときに何度でもCSマイスターの講話を聴くことができます。地域と学校の連携・協働を進めていく上で、非常に参考となる内容となっていますので、多くの方の御参加をお待ちしています。

令和2年度地域とともにある学校づくり推進フォーラム(東京デジタルフォーラム)について(※文部科学省のウェブサイトへリンク)
その他の「地域とともにある学校づくり推進フォーラム」について(※文部科学省のウェブサイトへリンク)
令和2年度 CSマイスター 一覧について(※文部科学省のウェブサイトへリンク)
 

□お問合せ先
 総合教育政策局地域学習推進課
 地域学校協働活動推進室
 地域学校協働推進係 神田橋
 TEL:03-5253-4111(内線3720)

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◆令和2年度「全国家庭教育支援研究協議会」オンライン開催

 文部科学省では、家庭教育支援の活性化を図るため、毎年、行政や民間団体、地域における家庭教育支援関係者等による研究協議会を実施しており、本年度はオンラインで開催いたします。
 今回は、コロナ禍をはじめとする社会の変化に対応しつつ、地域の実情に応じたアウトリーチ型の家庭教育支援の充実について、全国での取組の推進を目指した研究協議を行います。
 家庭教育支援の関係者はもちろん、子育て支援や地域での教育活動に携わる皆様の取組の一助にもなるような内容を予定していますので、是非ともご参加ください!

■日  時 令和3年2月18日(木曜日)13:30~16:30
■申込期間 令和2年12月10日(木曜日)~令和3年1月29日(金曜日)、定員に達し次第締切

令和2年度「全国家庭教育支援研究協議会」オンライン開催について(※文部科学省のウェブサイトへリンク)

 
□お問合せ先
 総合教育政策局地域学習推進課
 家庭教育支援室
 前原、石井、木村
 TEL:03-5253-4111(内線3467)
 FAX:03-6734-3718

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◆「共に学び、生きる共生社会コンファレンス」東海・北陸ブロックの開催

 文部科学省では、障害者の生涯学習の全国展開に向けて、令和元年度より「共に学び、生きる共生社会コンファレンス」を全国各地で開催しています。
 令和2年度は全国7箇所で開催を予定しており、現在、東海・北陸ブロックの開催について参加者を募集しております。
 東海・北陸ブロックでは、障害者の「学校から社会への移行期」に着目し、特別支援学校や社会教育行政による先進事例の取組が報告されます。
 今回は、Zoomを用いたオンライン配信により実施します。各地の取組の推進に向けた学びの機会として、ぜひ幅広い関係者のご参加をお待ちしております(12月25日参加申込〆切)。

■日  時 令和3年1月9日(土曜日)10:00~16:30

「共に学び、生きる共生社会コンファレンス」東海・北陸ブロックの開催について(※一般財団法人福祉教育支援協会のウェブサイトへリンク)
 

□お問合せ先
 文部科学省 総合教育政策局
 男女共同参画共生社会学習・安全課
 障害者学習支援推進室 井口、鈴木
 TEL:03(5253)4111(内線3460)
 E-mail: sst@mext.go.jp

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◆新たな専門職大学等が開設されます!

 令和3年4月、芸術や観光、デジタルエンタテインメント、フードサービス、アニメ・マンガ等が学べる専門職大学・専門職短期大学が新設されます。
 専門職大学・専門職短期大学は、講義だけでなく、学内・学外での実習が豊富に組まれ、理論にも裏付けられた「高度な実践力」と「豊かな創造力」を身に付けることができる新しいタイプの大学です。
 社会人の学び直しのニーズ等に対応するため、実務の経験を単位に認定する仕組みや、入学者選抜において社会人など入学者の多様性に配慮すること等、専門職大学・専門職短期大学は社会人が学びやすい仕組みを設けています。
 様々な分野において開設される専門職大学・専門職短期大学にぜひ御期待下さい!

新設される専門職大学等の一覧について(※文部科学省のウェブサイトへリンク)
専門職大学・専門職短期大学制度について(※文部科学省のウェブサイトへリンク)
 

□お問合せ先
 高等教育局専門教育課専門職大学係
 神藤(かんどう)
 TEL:03-5253-4111(内線3128)
 E-mail: senmon@mext.go.jp

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◆ 2020年11月の文部科学省選定作品等の紹介

 文部科学省では、映画その他の映像作品及び紙芝居について、教育上価値が高く、学校教育又は社会教育に広く利用されることが適当と認められるものを選定し、併せて教育に利用される映像作品等の質的向上に寄与するために、教育映像等審査規程(昭和29年文部省令第22号)に基づいて映像作品等の審査を行っています。選定された作品については、文部科学省のホームページ上で毎月掲載しています。

11月の文部科学省選定作品等の紹介について(※文部科学省のウェブサイトへリンク)

                                                                                                                                  
□お問合せ先
 初等中等教育局情報教育・外国語教育課
 松村、水落、大島、渡島
 TEL:03-5253-4111(内線2417)

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◆総合広報誌『文部科学広報』11月号を発行!

 『文部科学広報』は、文部科学省が発行する唯一の総合広報誌(e-book)です。
 最新号では、中央教育審議会初等中等教育分科会においてとりまとめられた、「令和の日本型学校教育」の構築を目指して(中間まとめ)について特集するとともに、令和元年度「国語に関する世論調査」及び令和元年度「体力・運動能力調査の調査結果」や令和2年度「教育課程研究指定校事業研究協議会」のオンライン開催などについて御紹介しています。
 本誌は、教育、科学技術・学術、スポーツ、文化・芸術等、文部科学行政全体を網羅し、様々な重要施策や最新情報について、総合的な紹介を行っています。また、音声による読み上げにも対応しています。

総合広報誌『文部科学広報』11月号について(※文部科学省のウェブサイトへリンク)
 

□お問合せ先
 大臣官房総務課広報室事業第一係
 根来、溝口
 TEL:03-5253-4111(内線3045・2171)

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◆令和2年度「地域の男女共同参画推進のための事業企画研修」オンライン開催について

 国立女性教育会館(NWEC)では、行政、女性関連施設、公民館等の職員で、地域における男女共同参画推進のための事業等の企画・実施業務に現在就いている方を対象に、オンライン研修を令和3年1月19日(火曜日)~2月12日(金曜日)に実施します。
 地域の男女共同参画の推進を目指し、研修・学習事業を実施するためには、当初の目的を確実に達成できるよう、事業の企画・実施・評価を行うことが重要です。本研修では、男女共同参画の視点に立って地域が抱える課題を整理し、課題解決に向けた事業の設計図(プログラムデザイン)を作成するために必要な知識やスキルを身に付けることを目的としています。
 ライブ配信では、グループワークを通して参加者同士の交流や意見交換を行い、オンデマンド配信では講義や個人ワークを通して、実際に参加者が事業のプログラムデザインを作成します。期間中、参加者の疑問点や不明な点について、オンラインで回答する時間も設けています。

令和2年度「地域の男女共同参画推進のための事業企画研修」オンライン開催について(※国立女性教育会館のウェブサイトへリンク)
 

□お問合せ先
 独立行政法人国立女性教育会館事業課
 島田、大木田
 TEL:0493-62-6724

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5.国立青少年教育振興機構の取組
  ~全国28の教育施設で
    体験活動を推進しています!~
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国立赤城青少年交流の家の取組
~体験活動を動画で応援!~

 国立赤城青少年交流の家(群馬県前橋市)は今年度、首都圏における新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受け、予約の多くがキャンセルとなりました。
この状況下、当施設は体験活動の推進のために、国立青少年教育施設でいち早く公式YouTubeチャンネルを開設し、様々な動画を投稿してきました。例えば「ステイホーム」の時期には家庭でできるアクティビティやクラフトの動画、その後は感染症対策を含む施設利用方法や活動プログラムの紹介動画を作成・公開しています。
 そしていま、より魅力的な動画作成のために、各種機材の導入や、地域資源を活用した新たなコンテンツの開拓を進めています。その第一弾として、「赤城山トレイルリレーマラソン2020」の様子を動画にしました。これは、公益財団法人前橋市まちづくり公社が主催し、当施設を会場に開催された、赤城山地域の活性化を目指すという趣旨のスポーツイベントです。コロナ禍で延期となり、宿泊付きから日帰りへ規模を縮小しての開催となりましたが、視聴者に「楽しそう!」「やってみたい!」と思っていただけるよう、実際に走りながらの撮影や、参加者へのインタビューを交えて動画を仕上げました。今後、さらに魅力的な動画を作成し、動画をきっかけにより多くの方に体験活動を楽しんでいただくことを目指しています。

□お問合せ先
 独立行政法人 国立青少年教育振興機構 
 国立赤城青少年交流の家 福岡、山川
 TEL:027-289-7224
 E-mail: akagi-suishinn@niye.go.jp
 HP: https://akagi.niye.go.jp/ 

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6.社研通信
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◆令和2年度博物館長研修を終えて

 社研では、本年9月30日~10月2日に「人と地域の未来を拓く博物館-学習活動と交流を通じて-」をテーマに掲げ、令和2年度博物館長研修を開催しました。この研修は、新任の博物館長に対し、博物館の管理・運営、サービスに関する専門知識や、博物館を取り巻く社会の動向などについて学び、博物館運営の責任者としての力量を高めることを趣旨として毎年開催しています。


◆令和2年度公民館職員専門講座を終えて

 社研では、本年10月に、「地方創生の一翼を担う公民館―地域課題解決に資する学びの拠点を目指して―」をテーマに掲げ、令和2年度公民館職員専門講座を開催しました。この専門講座は、公民館職員として必要な高度かつ専門的な知識・技術について研修を行い、地域の指導的立場にある公民館職員としての力量を高めることを趣旨として毎年開催しています。

「社研通信コーナー」について(※国立教育政策研究所社会教育実践センターのウェブサイトへリンク)
 


◆雑誌『社会教育』12月号で情報発信中!

 雑誌『社会教育』(発行 一般財団法人日本青年館)【12月号(12月1日発売)】の"社研EYE"のコーナーでは,令和2年度図書館司書専門講座について掲載しています。

□お問合せ先
 国立教育政策研究所社会教育実践研究センター
 岡
 TEL:03-3823-0241 
 FAX:03-3823-3008 
 E-mail: jissen@nier.go.jp

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7.その他の情報コーナー
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◆『社会教育』12月号の特集:学びを止めない(その2)

 『社会教育』編集長の近藤真司です。
 12月号は、前号に続いての特集テーマは「学びを止めない(その2)」です。
まず論文として、日本通信教育学会顧問 白石克己さんが「遠隔教育の再発見──対面教育を懐かしむなかれ」を寄稿しています。そのポイントは次のとおりです。寄宿方式、通学方式、遊歴方式、遠隔方式という生涯学習支援の四方式のなかで、対面教育から遠隔教育への変化は社会人行動形態の変容と連動。この四方式の組み合わせによるネット時代にふさわしい生涯学習支援を提案。我が国では江戸時代からの俳諧などの「遠隔座」での学び直しを例示して、ライブだけを偏重することなしに遠隔教育の可能性を提示します。
 「探究」をキーワードに、ライフワーク総合研究所所長 鈴木隆さんが「『ライフワークの探究者たち』を刊行して 大人の多様な生き方・生きざまから学ぶ」において多様なライフワークの探究者たちの事例から生き方を学ぶことができると提言しています。
 実践報告として、荒川区地域文化スポーツ部生涯学習課社会教育主事兼総括社会教育指導員 中泉理奈さんが「社会教育主事1年目実践レポート コロナ禍での学びを止めない事業づくり」をレポートしています。また、「いつでもどこでも誰でも学べる『デジタル 公民館』霞が関ナレッジスクエア」の事例紹介があります。「学びを止めない」ためには、コロナ禍によって生じたオンライン学習の試みの成果をこれからの生涯学習支援にどのように生かしていくのかが注目されます。
 また、社会教育の現場には、連載:2019年?2021年に開催される国際メガ・スポーツイベントによる社会教育の活性化「地域イベントにおける新型コロナ感染症対策 後編」が参考になります。連載:世界の生涯学習都市(20)「学習都市のコロナ禍への対応 -ノンフォーマル&インフォーマル学習の力(2)」では、世界でどのような「学びを止めない」工夫が実践されているのかを知ることができます。
 寒さを感じる日々になりました。オンライン(遠隔)とオフライン(対面)を組み合わせた学びを充実させていきましょう。詳しくは本誌をご覧ください。
 
・詳しくは、『社会教育』(※一般社団法人日本青年館のウェブサイトへリンク)を御覧ください。
 

□お問合せ先 
 (一財)日本青年館「社会教育」編集部 近藤
 TEL:03-6452-9021
 E-mail: leh07376@nifty.com

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◆リクルート進学総研による大学・専門学校・高等学校に関する最新情報について(※リクルート進学総研のウェブサイトへリンク)

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◆文部科学省、また関係機関では、様々なメールマガジンを配信中です。是非、これらの配信登録もお願いいたします。バックナンバーはこちらから御覧いただけます。
初中教育ニュース(※文部科学省のウェブサイトへリンク)
NITSニュース(※独立行政法人教職員支援機構のウェブサイトへリンク)
NWECだより(※独立行政法人国立女性教育会館のウェブサイトへリンク)

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◆マナパス-社会人の大学等での学びを応援するサイト-
 キャリアアップ・キャリアチェンジに役立つ学び直し講座や支援制度に関する情報を発信する社会人のためのポータルサイト「マナパス」(※マナパスのウェブサイトへリンク)を公開中です。是非御覧ください。

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障害者の生涯学習の推進について(※文部科学省のウェブサイトへリンク)

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◆文部科学省による選定教育映像作品等の紹介について(※文部科学省のウェブサイトへリンク)

────────────────────
◆文部科学省での企画競争・公募等の公表、一般競争入札情報に関する調達情報は、こちらを御覧ください。
 ・企画競争・公募等の公表(※文部科学省のウェブサイトへリンク)
 ・一般競争入札情報(※文部科学省のウェブサイトへリンク

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◆前回読まれた記事TOP3(11月24日~12月7日)※11月24日配信号
1.コンピテンシー・チェック(※霞が関ナレッジスクエアのウェブサイトへリンク)   
2.コロナ感染拡大状況下の公民館の取組(※文部科学省のウェブサイトへリンク)
3.地域と学校の連携・協働体制の実施・導入状況について(※文部科学省のウェブサイトへリンク)

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★ あさだより
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 今年の干支が何だったか、皆さん覚えてますか? 来年の丑(牛)の一つ前だから子(ネズミ)ですね。年賀状(またはメール)に「挑戦チュー」とか「頑張りマウス」なんて書いたあなた。やってます?
 先日の土曜日、日本生涯教育学会の生涯学習研究フォーラムに「登壇者」として出席しました。オンライン開催なので壇は無いですが。私はさておき、他の登壇者の皆さんのお話はとても参考になりました。具体的には、「久留米オンライン公民館」を運営している方、社会教育主事講習をオンラインで実施した北海道立生涯学習推進センターの方、青少年の体験活動に長く関わっておられる方です。オンライン公民館。発想からして面白い。
 別の日のある会議では大学通信教育の話を聞きました。在学者を年齢別に18~22歳、23~29歳、30代、40代、50代、60代以上に分けると、どの年代も同じような割合で、あらゆる年代の方の学びの場になっているんですね。特にこの15年くらいで40代以上の割合が顕著に増えています。社会人の学び直しの障害としてよく挙げられるのが時間や費用ですが、その点でも通信教育は強い、と改めて感じました。
 欲張ってもう一つ。愛知県安城市の図書情報館では「読書通帳」を発行しています。実物を見せていただきましたが、本物の通帳そっくりで、同館で借りた本の書名や日付が記帳されます。こういうの、好きだな…。いつ、何の本を読んだかが記録にも思い出にも残るし、もっと読もうという励みにもなります。もしも子供の時から読んだ本、図書館で借りた本の記録がずっとこんなふうに残っていたら、宝物ですよね。自治体や学校でこういう取り組みが広がれば、すごく楽しいんじゃないかな。

 (総合教育政策局長 浅田 和伸)

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編集後記 【12月24日号は休刊です!!】
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 早いものでもう12月となり自宅近くの街並みにもイルミネーションが灯されてきました。マナビィ・メルマガは本号が2020年最後の配信です。本年も御愛読いただきありがとうございました。
 この一年マナビィ・メルマガはいかがでしたでしょうか。少しでも読者のみなさまに興味を持ってもらえるように様々な切り口でリレートークや新コーナーなどを検討し、編集担当で"ああだこうだ"と模索しながら突っ走ってまいりました。メルマガの御感想をお寄せいただくこともあり編集担当として大変嬉しく思っております。引き続き御感想等お待ちしております!
 次回の配信は年が明けて1月8日号となります。2021年もみなさんにたくさんの学びをお届けできるよう編集部一同、記事の充実に努めてまいりますので、引き続き御愛読のほどよろしくお願いいたします。
 ではでは、少し早いですがお身体に気を付けて良いお年をお迎えください!(^^)/

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編集長 横井 理夫
    文部科学省総合教育政策局
    地域学習推進課長
編 集 田中・西・山下
TEL:03-5253-4111(内線2974)
E-mail:manaby@mext.go.jp
※無断転載禁止
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解除できない場合は、お手数ですが上記アドレスまで御連絡ください。

お問合せ先

総合教育政策局地域学習推進課 地域学習推進係・地域振興係

電話番号:03-5253-4111(内線2974)
メールアドレス:manaby@mext.go.jp

(総合教育政策局地域学習推進課 地域学習推進係・地域振興係)