マナビィ・メールマガジン第231号(令和2年11月8日配信)

■━━━━━□ INDEX □━━━━━■
□■コロナウイルス感染症対策関連情報■□
【1. リレートーク】
「持続可能な地域づくり」を目指した新たな協働のカタチ(前編)
 ★一般社団法人十勝うらほろ樂舎
代表理事 近江 正隆 氏
【2. 子供たちの未来をはぐくむ家庭教育】
 ★特定非営利活動法人クリエイトひがしね より
【3. デジタル公民館 KK2】
【4. 今月のニュース・お知らせ】
◆萩生田文部科学大臣メッセージ
◆「体験活動推進特設ページ」を新設
◆『文部科学広報』10月号を発行
◆令和元年度文部科学白書
◆「子ども文化体験シンポジウム」開催
◆ユネスコスクール全国大会/ESD研究大会
◆「NWECグローバルセミナー」開催
◆「男女共同参画の視点による災害対応研修」開催
【5. 国立青少年教育振興機構の取組】
 ★国立岩手山青少年交流の家 より
【6. 社研通信】
【7. Mother Lake通信】
【8. その他の情報コーナー】
◆リクルート進学総研より
◆「初中教育ニュース」ほか、メールマガジンの御案内について
◆マナパス-社会人の大学等での学びを応援するサイト- ほか
【★あさだより】
【編集後記】
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□■コロナウイルス感染症対策関連情報■□

◆公民館の取組を紹介しています!
 文部科学省では、新型コロナウイルス感染拡大状況下の公民館の取組(※文部科学省のウェブサイトへリンク)を紹介しています。
 また、ホームページ(※文部科学省のウェブサイトへリンク)では、公民館に関する基礎資料等も掲載しています。今後も更新を行っていきますので、是非、御覧ください!
 

業種別ガイドラインについて(※文部科学省のウェブサイトへリンク)
 

◆文部科学省では、新型コロナウイルスに関連した感染症対策に関する対応についてまとめたwebサイトを設けています(随時更新中)。
新型コロナウイルスに関連した感染症対策に関する対応について (※文部科学省のウェブサイトへリンク)

<<リレートーク>>━━━━━━━■◇■
1.「人づくり、つながりづくり、地域づくり
     ~開かれ、つながる社会教育~」
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◆「持続可能な地域づくり」を目指した新たな協働のカタチ(前編)

一般社団法人 十勝うらほろ樂舎 
 代表理事  近江 正隆(おうみまさたか) 

<プロフィール>
現在、北海道社会教育委員。昭和45年東京に生まれ、都立戸山高校卒業後、海員学校、酪農実習、2ヶ月の放浪を経て、北海道浦幌町で17年間漁業に従事。副業として始めた水産加工・ネット販売業で成功を収めるも、転覆事故に遭遇し、生き方や働き方に変化。平成19年より「地域×学校協働」の先導モデル「うらほろスタイル」を立ち上げ。平成20年に(株)ノースプロダクションを設立し、代表取締役に就任。文科省「食育有識者会議委員」や首相官邸「再チャレンジ懇談会」などの会議に出席。平成22年に十勝管内約300戸の農林漁業者と(特)食の絆を育む会を設立し、教育旅行を推進。令和2年に一般社団法人十勝うらほろ樂舎を立ち上げ、代表理事に就任し、新たな協働体制で持続可能な社会づくりにチャレンジしている。


 「地域コミュニティを持続可能なものとするためには、若者や子どもが住み続けることが必要です。地域コミュニティが次世代人材にとって主体的に住みたいと思える場所となることが重要です。次世代が主体的に住みたい・戻りたい・暮らしたいと思うためには、地域への愛着が不可欠といえます。~今後、持続可能な地域コミュニティのあり方を社会教育事業として考える時、事業を始める自分たち、それを引き継ぐ次世代までを主体(私たち)と考え、事業を行う自分たち、それを享受する子どもたち、理解し見守ってくれる地域までを主体と考えることが重要であるといえます。」
 これは、今年6月に北海道教育委員会の諮問会議である「北海道社会教育委員の会」でまとめた答申【子どもの活動を支える持続可能な「地域コミュニティ」の形成に向けた社会教育の振興方策について】に書かれている一文です。
 一向に終息への道筋が見えない新型コロナの影響は、様々なつながりを分断し始めてしまっています。今を生き抜かなければ、未来はないのは当然です。ただ、我々大人たちの今は生き抜けても、次世代が生き抜ける未来を大事にできないのであれば、我々先を生きている大人たちの責務は果たせていることになるのでしょうか?私が暮らす浦幌町では、「次世代につなぐための持続可能な地域づくり」を行う行政の協働のパートナーとして、一般社団法人十勝うらほろ樂舎が立ち上がりました。次号では、浦幌町で今、起きている様々な協働のカタチを紹介させていただきたいと思います。

一般社団法人 十勝うらほろ樂舎について(※一般社団法人十勝うらほろ樂舎のウェブサイトへリンク)
 

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2.子供たちの未来をはぐくむ家庭教育
  全国の家庭教育支援チームを紹介! 
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<山形県・東根市>
◆特定非営利活動法人 クリエイトひがしね 
~希望と輝きのあるまち「ひがしね」を創ります~

 私たちは、子ども自らが遊びを通して、自主性や創造性、社会性などを育む「遊育」と、地域ぐるみで未来を担う子どもを共に育てる「共育」を子育て支援のテーマに掲げ、幅広く、きめ細やかな家庭教育支援の取組を行っています。
 親育ち・子育ちの支援(赤ちゃんサロン・ひろばの運営)、遊び場づくり(さくらんぼタントクルセンター・あそびあランド)、地域との連携(遊びを通した世代間交流、伝承文化の継承活動)などの取組を通じて、親と子と地域が共に育ち合う、希望と輝きのあるまち「ひがしね」を創ります。

○チームからひとこと
 コロナ禍において7割の子どもにストレス反応が出ていることを知り、子どもの育ちへの影響が危惧されることから、Withコロナ時代における新しい子育て支援の在り方を探っているところです。
 現在の取組としては、小学生以上の子どもが自立した食生活を身につけ生涯にわたって健康な体でいてほしいという願いを込めた食育冊子「ひがしねMAMMAジュニア」発行や乳幼児から思春期の子育て家庭に役立つ情報誌「子育て応援BOOK」制作、オンラインによる「Withコロナ時代の子育てを考える連続講座」を企画しています。
 人との社会的距離は確保しても"心の距離"は離さぬよう、遊び心とユーモアを忘れずに、これからも子育ち・親育ちの応援を続けていきます。

特定非営利活動法人クリエイトひがしねについて(※特定非営利活動法人クリエイトひがしねのウェブサイトへリンク)
 

□お問合せ先
 総合教育政策局地域学習推進課家庭教育支援室
 家庭教育振興係 前原、木村
 TEL:03-5253-4111(内線4972) 
 E-mail: katei@mext.go.jp
 HP: http://katei.mext.go.jp/contents4/index.html

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3.何時でも何処でも誰でも学べる
    デジタル公民館
  霞が関ナレッジスクエア(KK2)
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◆しごと力向上ライブラリ新作動画公開!
 「正しく知ろう がんの話」
~がんを知る「はじめの一歩」、備えるきっかけにお役立てください~

 私たち働く世代にとっても身近な病気になってきた「がん」。がんと共存しながら働き続ける人も大変増えているため、がんについて気軽に知ることができる機会を作ろうと、今回のシリーズを制作しました。がんを知る「はじめの一歩」となり、がんに備えるきっかけにしていただくことを目的としています。「国立がん研究センターがん情報サービス」「公益財団法人がん研究振興財団」のWebサイトや小冊子をもとに制作しています。
 データで見るがん、がんの種類と検査、がん検診、がん情報の見極め方、がん予防の新12か条など、それぞれの動画は約5分の10本シリーズです。正しい「がんの知識」を持てば、がんは決して怖い存在ではありません。あなたと、あなたの大切な人のために、がんという病気を知り、がんとの向き合い方について学びましょう(動画視聴には無料会員登録が必要です) 。

しごと力向上ライブラリ「正しく知ろう がんの話」について(※霞が関ナレッジスクエアのウェブサイトへリンク)
 

□お問合せ先
 霞が関ナレッジスクエア(KK2)事務局
 山田、原田、佐々木
 TEL:03-3288-1921
 HP:https://www.kk2.ne.jp/

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4.今月のニュース・お知らせ
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◆萩生田文部科学大臣メッセージ
「児童虐待の根絶に向けて ~地域全体で子供たちを見守り育てるために~」

 11月は児童虐待防止推進月間です。
 児童虐待は、依然として極めて深刻な状況です。今般の新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響から、生活不安やストレス等に伴い、児童虐待のリスクが高まることも懸念されています。
 今回、萩生田文部科学大臣から、子供たちの育ちに関わる全国の家庭・学校・地域の皆さまに対して、児童虐待の根絶に向けたメッセージを発信しました。
 是非、御覧いただき、子供たちのために積極的な取組をお願いいたします。

萩生田文部科学大臣メッセージについて(※文部科学省のウェブサイトへリンク)
 

□お問合せ先
 総合教育政策局地域学習推進課
 家庭教育支援室 宗近、八木
 TEL:03-5253-4111(内線3488)

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◆「体験活動推進特設ページ」(たっぷり体験)を新設しました!

 文部科学省では、体験活動推進について国民に広く理解・普及を図るため、体験活動推進特設ページ(たっぷり体験)を開設することとなりました。
この特設ページでは、文部科学省が委嘱している「こどもの教育応援大使」である俳優の香川照之さんの動画による応援メッセージや、文部科学省の委託事業として実施する自然の中でのキャンプなど様々な体験活動の情報を紹介することとしています。
 今後、青少年教育団体などの協力を得ながら、体験活動に関する様々な情報を発信し、子供たちが「たっぷりと体験(活動)に参加し」健やかに成長できるよう、体験活動の機会を充実させていきたいと考えておりますので、是非大勢の方に御覧いただきたいと思います。

「体験活動推進特設ページ」(たっぷり体験)について(※文部科学省のウェブサイトへリンク)
 

□お問合せ先
 総合教育政策局地域学習推進課
 青少年教育室 安浦、山本
 TEL:03-5253-4111(内線2056)

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◆総合広報誌『文部科学広報』10月号を発行!

 『文部科学広報』は、文部科学省が発行する唯一の総合広報誌(e-book)です。
 最新号では、新スポーツ庁長官就任、ともに創り、ともに未来へ:新しい発想で先導する科学技術行政と共創の形-「科学技術ワクワク挑戦チーム」からの提案-や、在留支援のためのやさしい日本語ガイドラインについて特集するとともに、アイヌ文化を未来へつなぐ ~国立アイヌ民族博物館開館~ 、国際科学オリンピック、歌舞伎俳優・文楽研修生募集 ~国立劇場・国立文楽劇場~なども御紹介しています。
 本誌は、教育、科学技術・学術、スポーツ、文化・芸術等、文部科学行政全体を網羅し、様々な重要施策や最新情報について、総合的な紹介を行っています。また、音声による読み上げにも対応しています。

総合広報誌『文部科学広報』10月号について(※文部科学省のウェブサイトへリンク)
 

□お問合せ先
 大臣官房総務課広報室事業第一係
 溝口
 TEL:03-5253-4111(内線2171)

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◆令和元年度文部科学白書について
○特集2 ラグビーワールドカップ2019日本大会の軌跡とレガシー
 第2節 大会成功へ向けて

 文部科学省では、平成26年からラグビーワールドカップの成功に向け、「2019年ラグビーワールドカップ普及啓発事業」を実施し、委託先である公益財団法人日本ラグビーフットボール協会と連携して「放課後ラグビーによる競技者の拡大」「タグラグビーによる競技の普及」「ラグビーを通じた国際交流」の3本柱で普及・啓発活動を行ってきました。
 また「こども霞が関デー」でトロフィーの一般公開を実施するとともに、公益財団法人日本アンチ・ドーピング機構と連携し、ドーピング防止活動の推進を図りました。
 さらに、スポーツ庁が官民連携のもとで実施する「Sport for Tomorrow」の枠組みの中でアジア各国へのラグビーの指導者の派遣や講演会等を実施してきました。
 次回は、ラグビーワールドカップ2019日本大会がもたらした、大会のレガシーについてご紹介します。

令和元年度文部科学白書について(※文部科学省のウェブサイトへリンク)
 

□お問合せ先
 総合教育政策局政策課
 政策審議第一係 山上、須賀
 TEL:03-5253-4111(内線3458)

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◆動画クリエイターとめぐる文化プログラムツアー
「子ども文化体験シンポジウム」開催!

 文化庁では、人気動画クリエイターによる文化プログラムの体験動画を題材にして、鉄拳・Masuo・稲庭彩和子が文化プログラムの楽しみ方をディスカッションするシンポジウムを開催します。
 ぜひこの機会に、子どもも大人も文化プログラムを体験してみませんか。
 文化庁公式YouTubeチャンネルから同時生配信も行います!

■日  時 令和2年11月15日(日曜日)14:00~15:00
■場  所 東京ポートシティ竹芝ポートホール(東京都港区海岸1-7-1)
■参加方法 
1.会場での観覧(入場無料)
 ※事前予約制、お申込みは下記URLから。
2.文化庁公式Youtubeチャンネルによるライブ配信
 ※申込不要。当日どなたでもご覧いただけます。

「子ども文化体験シンポジウム」について(※文化庁のウェブサイトへリンク)
 

□お問合せ先
 文化庁参事官(芸術文化担当)付 
 新文化芸術創造活動推進室
 小林、森
 TEL:03-5253-4111(内線4898)

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◆ 第12回ユネスコスクール全国大会/ESD研究大会

 文部科学省及び日本ユネスコ国内委員会では、令和2年12月6日(日曜日)に、『第12回ユネスコスクール全国大会/持続可能な開発のための教育(ESD)研究大会』を開催いたします。今大会はYouTube Liveを用いてオンラインにより実施し、実践研究や分科会の実施を通じて日本のユネスコスクールの優れた取組を共有し、ESDの推進とユネスコスクール活動のさらなる活性化を目指します。
 近日、日本ユネスコ国内委員会フェイスブックに掲載し、参加申し込みを開始しますので、多くの皆様の積極的な御参加をお待ちしています。

ユネスコスクール全国大会/ESD研究大会について(※NPO法人日本持続発展教育(ESD)推進フォーラムのウェブサイトへリンク)
日本ユネスコ国内委員会について(※日本ユネスコ国内委員会のフェイスブックへリンク)
 

□お問合せ先
 国際統括官付 ユネスコ振興推進係
 福本、助川、野呂
 E-mail: jpnatcom@mext.go.jp
 電話:03-6734-2602

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◆令和2年度「NWECグローバルセミナー」開催について

 国立女性教育会館(NWEC)では、「新型肺炎とジェンダー ~ 公衆衛生上の危機がジェンダー平等にあたえる影響」をテーマとして令和2年度「NWECグローバルセミナー」を開催します。
 第一部では、新型コロナウィルスの押さえ込みに一定程度の成果を上げている台湾とアイスランドから、公衆衛生上の危機対応において女性リーダーが果たした役割について報告いただきます。
 第二部では、インドネシアとベトナムの若手女性リーダーが報告を行い、第三部のパネルディスカッションでは、新型肺炎の流行が女性の就労や健康、ひとり親家庭に及ぼす影響とその対策について、日本人有識者が議論を交わします。

■配信期間 
・第一部、第二部 11月27日(金曜日)~12月3日(木曜日)
  オンデマンド配信(Youtubeでの録画配信)
・第三部 12月4日(金曜日)13:00~15:00
  ライブ配信 定員:80名程度

「NWECグローバルセミナー」開催について(※国立女性教育会館のウェブサイトへリンク)
 

□お問合せ先
 独立行政法人国立女性教育会館研究国際室
 越智
 TEL:0493-62-6437

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◆令和2年度「男女共同参画の視点による災害対応研修」開催について

 国立女性教育会館(NWEC)では内閣府と共催で、「男女共同参画の視点による災害対応研修」を開催します。
 近年、日本では自然災害による被害が頻発しており、防災に対する意識や準備の重要性が高まっています。中でも、災害に強い地域を作るためには、男女共同参画の視点による取組は不可欠であり、「防災基本計画」及び「第4次男女共同参画基本計画」でもその必要性が掲げられています。
 本研修では、地域の災害対応において中心的な役割を担う自治体職員等の方々を対象に、「男女共同参画視点が災害対応を強化する」をテーマとして、特に防災における男女共同参画視点の意義と対策方法についての具体的な情報提供をオンライン形式で実施します。

■日 時 
・ライブ配信(ZOOMによるウェビナー)
 12月17日(木曜日)13:30~16:30
  定員:200名程度
・オンデマンド配信(ライブ配信録画をYoutube限定公開)
 12月21日(月曜日)9:00~令和3年1月29日(金曜日)17:00
  定員:定員なし

「男女共同参画の視点による災害対応研修」開催について(※国立女性教育会館のウェブサイトへリンク)
 

□お問合せ先
 独立行政法人国立女性教育会館事業課
 丹羽、引間
 TEL:0493-62-6724

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5.国立青少年教育振興機構の取組
  ~全国28の教育施設で
    体験活動を推進しています!~
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<岩手県>
◆国立岩手山青少年交流の家の取組
自治体,NPO,高校と岩手山青少年交流の家が連携する全国高校生体験活動顕彰制度への取組
 ~発見★体験!!イーハトーヴ・ストーリー~

 全国高校生体験活動顕彰制度は、2020年度からスタートした国立青少年教育振興機構の取り組みです。本制度は、高等学校の「総合的な探究の時間」の活動をサポートするものです。具体的には、ものごとを探究する姿勢、主体的に取り組む態度、課題に向き合う力などを身につけることを目的に、宿泊を伴うオリエンテーション合宿を実施したり、参加者自身が実践した活動をプレゼンテーションする審査会を開催したりする内容です。
 岩手山青少年交流の家では、「体験★発見!!イーハトーヴ・ストーリー」というテーマでこの制度を進めていくこととした。参加する高校生が、自分の強みを伸ばしながら存在価値を高め、未知なる社会に一人ひとりが物語をデザインしてほしいと願いを込めて、我々はこのテーマを設定しました。
 参加した高校生は、オリエンテーション合宿や授業において、そもそも「なぜ学ぶか」を考え、チームで地域の新たな魅力を発見したり、新しい視点で課題を解決できるように提案したりできるような学びのプロセスを行っています。
 12月に岩手山青少年交流の家で審査会が開催される予定となっており、今から審査会で発表される高校生一人ひとりが思い描いたストーリーが楽しみです!

□お問合せ先
 独立行政法人 国立青少年教育振興機構
 国立岩手山青少年交流の家 工藤、佐々木
 TEL :019-688-4221
 E-mail: iwate-kikaku@niye.go.jp
 HP: https://iwate.niye.go.jp/

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6.社研通信
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◆令和2年度図書館司書専門講座を終えて

 社研では、本年9月に、「持続可能な地域づくりと図書館-地域コミュニティの形成に資する知の拠点としての役割-」をテーマに掲げ、令和2年度図書館司書専門講座を開催しました。今年度は、新型コロナウイルス感染症の状況を踏まえ、開催時期を延期するとともに、期間を短縮して5日間で実施しました。
 この専門講座は、図書館司書として必要な高度かつ専門的な知識・技術に関する研修を行い、指導的立場になりうる司書及び図書館経営の中核を担うリーダーとしての力量を高めることを目的として毎年開催しています。受講者の声を掲載しましたので御覧ください。

「社研通信コーナー」について(※国立教育政策研究所社会教育実践研究センターのウェブサイトへリンク)


◆雑誌『社会教育』11月号で情報発信中!

 雑誌『社会教育』(発行 一般財団法人日本青年館)【11月号(11月1日発売)】の"社研EYE"のコーナーでは,7月から8月にかけて開催した令和2年度社会教育主事講習[A]について掲載しています。

□お問合せ先
 国立教育政策研究所社会教育実践研究センター
 岡
 TEL:03-3823-0241 
 FAX:03-3823-3008 
 E-mail: jissen@nier.go.jp

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7.「Mother Lake通信」
 ~地域学校協働活動の取組~
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 滋賀県では、学校と地域住民等が力を合わせて学校運営に取り組む「コミュニティ・スクール」を推進しています。また、地域全体で子どもの学びや育ちを支える「地域学校協働活動」の取組も広がっています。
 この活動の中で、環境学習に取り組んでいる例もあります。本県東部に位置する竜王町内の小学校では、教職員と地域の方が一緒になって、水生生物観察等のフィールドワークを通して地域や自然学習のプログラムを作成し、子どもたちの教育につながる取組を行っています。
 地域学校協働活動の情報を発信しながら、連携・協働による地域づくり・学校づくりを進めています。

滋賀県の地域学校協働活動の取組について(※滋賀県のウェブサイトへリンク)
 

□お問合せ先
 滋賀県琵琶湖環境部環境政策課 松永
 TEL:077-528-3453
 FAX:077-528-4844
 E-mail: biwako-es@pref.shiga.lg.jp

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6.その他の情報コーナー
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◆リクルート進学総研による大学・専門学校・高等学校に関する最新情報について(※リクルート進学総研のウェブサイトへリンク)

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◆文部科学省、また関係機関では、様々なメールマガジンを配信中です。是非、これらの配信登録もお願いいたします。バックナンバーはこちらから御覧いただけます。
初中教育ニュース(※文部科学省のウェブサイトへリンク)
NITSニュース(※独立行政法人教職員支援機構のウェブサイトへリンク)
NWECだより(※独立行政法人国立女性教育会館のウェブサイトへリンク)

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◆マナパス-社会人の大学等での学びを応援するサイト-
 キャリアアップ・キャリアチェンジに役立つ学び直し講座や支援制度に関する情報を発信する社会人のためのポータルサイト「マナパス」(※マナパスのウェブサイトへリンク)を公開中です。是非御覧ください。

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障害者の生涯学習の推進について(※文部科学省のウェブサイトへリンク)

────────────────────
◆文部科学省による選定教育映像作品等の紹介について(※文部科学省のウェブサイトへリンク)

────────────────────
◆文部科学省での企画競争・公募等の公表、一般競争入札情報に関する調達情報は、こちらを御覧ください。
 ・企画競争・公募等の公表(※文部科学省のウェブサイトへリンク)
 ・一般競争入札情報(※文部科学省のウェブサイトへリンク

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◆前回読まれた記事TOP3(10月24日~11月7日)※10月24日配信号
1.コロナ感染拡大状況下の公民館の取組(※文部科学省のウェブサイトへリンク)   
2.令和2年度「地域とともにある学校づくり推進フォーラム」in愛媛の開催について(※文部科学省のウェブサイトへリンク) 
3.人徳養成道場「オンラインやねだん故郷創世塾」開催(※霞ヶ関ナレッジスクエアのウェブサイト)
 
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★ あさだより
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 ある雑誌が「定年消滅」という特集を組んでいました。あらまあ。もうすぐなのに。
 シニアになっても第一線で活躍し続けるには社外でも通用する能力を磨くことが不可欠で、そのためには大学等で学び直すことが有効だとありました。
 「そこで着目したいのが」ということで、文部科学省の「職業実践力育成プログラム」(通称BP)も紹介されています。BPは「ブラッシュアップ・プログラム・フォー・プロフェッショナル」の頭文字です。これは、大学、大学院、短期大学、高等専門学校の正規課程と履修証明プログラムのうち、社会人や企業等のニーズに応じた実践的・専門的なプログラムを文部科学大臣が認定するものです。また、専門学校を対象として、同じく文部科学大臣が認定する「キャリア形成促進プログラム」もあります。
 両プログラムのうち、厚生労働大臣により「専門実践教育訓練指定講座」に指定されているものは、受講費用の一部が教育訓練給付として支給されます。ぜひ積極的に活用してください。
 これらの情報は社会人向けの学び直し総合情報検索サイト「マナパス」で御覧いただけます。ちなみに「マナパス」は「学びのパスポート」の略称です。
 ところで、先日、中学校長を定年退職された後、次は全く違うことをしようと、タクシー運転手になられた方が新聞で紹介されていました。「教員として見る社会と、タクシー運転手として見る社会は、まったく違う」。そりゃそうでしょう。日々、新鮮だろうな…。
 私も全く違う世界に挑戦してみたいという気持ちが半分くらいあります。ペーパードライバーなので運転は無理ですけど。


 (総合教育政策局長 浅田 和伸)

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編集後記
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 今号のリレートークは、十勝うらほろ樂舎の近江様にご寄稿いただきました。後編は次々号(12月8日号)にご寄稿いただきます。
"十勝"と聞くと牛乳を思い浮かべてしまう編集担当(山下)です。北海道の地名というのは初見では読めないものが多く、調べてみるとアイヌ語が語源になっている地名が数多くあり、また、その言葉一つ一つに意味があり、その地域がどういう所なのかを表しているそうです。例えば"浦幌"というのはアイヌ語の「オーラポロ」が語源で、「オー」は川尻・「ラ」は草の葉・「ポロ」は大きいという意味で「川尻に大きな葉が生育するところ」といわれているそうです。
 地名の語源を調べるのって面白いですよね!みなさんも自分の出身地の地名の由来を調べてみてはいかがでしょうか。思わぬ発見があるかもしれません!
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編集長 横井 理夫
      文部科学省総合教育政策局
      地域学習推進課長
編  集 田中・西・山下
TEL:03-5253-4111(内線2974)
E-mail:manaby@mext.go.jp
※無断転載禁止
※このメールマガジンは、配信登録をしていただいた方並びに文部科学省のマナビィ業務関係職員と名刺交換させていただいた方にお送りしております。
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解除できない場合は、お手数ですが上記アドレスまで御連絡ください。

お問合せ先

総合教育政策局地域学習推進課 地域学習推進係・地域振興係

電話番号:03-5253-4111(内線2974)
メールアドレス:manaby@mext.go.jp

(総合教育政策局地域学習推進課 地域学習推進係・地域振興係)