【お知らせ】
■児童生徒向け
(1) KOSEN FAIR2022 開催!(秋季国立高専入学希望者向けオンラインイベント)
(2) 12/10 日本学士院で中学生・高校生向け天文講演会を開催!
■教職員向け
(1) 公式YouTube/mextchannel「外国語教育はこう変わる!」動画案内その2(全5回)
(2) 教育機関でも活用できる知財創造教育用動画「現役大学生が人気クリエイター東村アキコさんと対談!創作活動のリアルと著作権」
(3) サイエンスアゴラ2022 セッション「ワクワクを探究する未来づくり~これからのSTEAM教育を考える~」開催のお知らせ
■学校・教育行政関係者向け
(1) 令和4年度コミュニティ・スクール及び地域学校協働活動実施状況について
(2) 令和4年度教育研究公開シンポジウム「学力アセスメントの動向と展望~CBT化に向けて~」を開催いたします
(3) 文部科学省IB教育推進コンソーシアム 2022年度 国際バカロレア教育地域セミナーin西日本地区
(4) サイエンスアゴラ2022 セッション「科学コミュニケーションどうしてる!?~SC20年目のしゃべり場~」開催のお知らせ
■文部科学省からのご案内
(1) 令和4年度「青少年の体験活動推進企業表彰」エントリー企業募集
(2) 「国語に関する世論調査」令和3年度の結果を公表!
(3) 「諸外国の教育統計」令和4(2022)年版を文部科学省ホームページにて公表
(4) 2022年9月の文部科学省選定作品等の紹介
(5) 「つるが国際シンポジウム2022~原子力発電所の廃止措置から芽生えるビジネスと豊かな暮らしを楽しむまちづくり~」開催のご案内
【課長リレーコラム】「ハイブリッドとGIGAスクール構想」
〔初等中等教育局修学支援・教材課長 山田 哲也〕
〔高等教育局専門教育課〕
国立高等専門学校機構において、国立高専をより詳しく知ることができるオンラインイベントを開催!高専の先生との個別相談やセミナー等、リアルタイムイベントも開催!
受験生、保護者の皆様、学校の先生や学習塾経営者など、どなたでもお申込み可能です。この機会にぜひご参加ください!
■日時 【常時開催】10月30日(日曜日)~11月8日(火曜日)(募集要項や学校紹介動画を閲覧できます)
【リアルタイム開催】10月30日(日曜日)、11月6日(日曜日)(高専の先生から直接お話が聞けます)
■場所 バーチャル空間「oVice」で開催
※パソコンからのアクセス推奨
イベント詳細、お申込みはこちら
→ https://www.kosen-k.go.jp/exam/event/kosenfair2022.html
(お問合せ先)
国立高等専門学校機構本部事務局
学務課入学試験係
E-mail:kosen_admissions_event@kosen-k.go.jp
(文部科学省窓口)
高等教育局専門教育課
高等専門学校第一係
電話:03-5253-4111(内線 3347)
〔研究振興局振興企画課〕
日本学士院では、中学生・高校生向け講演会(参加無料:一般の方も聴講可)を会場(日本学士院(東京・上野))とオンラインで同時開催いたします。天文、科学に御関心のある方の申込をお待ちしています。
日 時:令和4年12月10日(土曜日)14時30分~15時30分
講 師:家 正則 日本学士院会員
講演題目:「宇宙史・生命史を学び、文明社会の将来を考えよう」
※詳細・参加申込みはこちら
https://www.japan-acad.go.jp/japanese/news/2022/102701.html
(お問合せ先)
日本学士院事務室庶務係
電話:03-3822-2101
(文部科学省窓口)
研究振興局振興企画課学術振興係
電話:03-5253-4111(内線 4220)
〔初等中等教育局教育課程課外国語教育推進室〕
当室では、先生方に日々の授業で役立てていただけるよう、外国語の授業での指導や学習指導要領のポイントが簡単に分かる動画を制作しています。動画紹介第2回目の今回は、「読むこと」を中心に学習活動を展開する中学校及び高等学校での授業動画を3本ご案内します。1人1台端末を効果的に活用し、言語活動を充実させている指導例もあります。ぜひご視聴ください!
■ 授業動画 「読むこと」と「書くこと」の領域統合の指導例
https://youtu.be/1uosEE7wedw
■ 授業動画 「読んだ内容を伝えることを目的として読ませる指導例」
https://youtu.be/bcFU8fJL4uY
■ 授業動画 「読んだことから話すことへ」【1人1台端末活用】
https://youtu.be/n4QPQDLL7vk
(お問合せ先)
初等中等教育局 教育課程課
外国語教育推進室 企画調整係
電話:03-5253-4111(内線 3787)
E-mail:josui@mext.go.jp
〔文化庁著作権課〕
教職員の皆様、授業等の中で「知財創造教育」を実践されていますか?
「著作権は難しい」、「知財に関する知識がない」といった理由で、実践できていない方々が多いのではないかと思います。
このような現状を踏まえ、この度、文化庁では、教育現場でも活用できる知財創造教育用の動画を作成しましたので、是非、授業等において積極的にご活用いただけますと幸いです。
動画は、文化庁HPの「著作権-お知らせ」にて公開しています( https://www.bunka.go.jp/seisaku/chosakuken/93778101.html )。
また、対談の特集記事はマイナビ学生の窓口にて公開中です。
(お問合せ先)
文化庁 著作権課
著作権普及係
電話:03-5253-4111(内線 3169)
E-mail:ckyouiku@mext.go.jp
〔科学技術・学術政策局人材政策課〕
国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)は、「サイエンスアゴラ2022」において、「ワクワクを探究する未来づくり~これからのSTEAM教育を考える~」を出展します。
本セッションでは、令和4年4月から高等学校で探究学習が本格的に始動したことを受け、学校内外のユニークな取り組みを紹介し、皆さんとともにこれからのSTEAM教育を考えます。
■日時 2022年11月5日(土曜日)16時30分~18時00分
■場所 テレコムセンター(東京・台場)、オンライン
詳しくは、こちらを御覧ください。
→ https://www.jst.go.jp/sis/scienceagora/2022/stage/5-4ma16.html
(お問合せ先)
国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)
「科学と社会」推進部企画課
E-mail: csc@jst.go.jp
(文部科学省窓口)
科学技術・学術政策局 人材政策課
科学技術社会連携係
電話:03-5253-4111(内線 4029)
E-mail:an-an-st@mext.go.jp
〔総合教育政策局地域学習推進課〕
文部科学省では、コミュニティ・スクール(学校運営協議会制度)と地域学校協働活動の一体的な推進による地域と学校の連携・協働体制の構築を推進しています。
コミュニティ・スクール及び地域学校協働活動の実施状況に関する全国的な調査の結果を令和4年9月14日に公表しました。詳しくは、こちらを御覧ください。
https://manabi-mirai.mext.go.jp/document/chosa/2022.html
(お問合せ先)
総合教育政策局地域学習推進課
地域学校協働活動推進室
地域学校協働推進係
電話:03-5253-4111(内線 3720)
E-mail:cs-fb01@mext.go.jp
〔国立教育政策研究所教育データサイエンスセンター〕
令和4年11月30日(水)15時00分~17時00分に「学力アセスメントの動向と展望~CBT化に向けて~」をオンラインで開催いたします。
プロジェクト研究「学力アセスメントの在り方に関する調査研究」で得られた知見を踏まえながら、国内外の公的な学力調査のCBT※化をめぐる動向を中心に、学力アセスメントの発展の可能性について考える機会とします。
※CBT(Computer Based Testing):コンピュータ使用型調査
○詳細・参加申込はこちら
→ https://www.nier.go.jp/06_jigyou/symposium/sympo_r04_01/
(お問合せ先)
国立教育政策研究所教育データサイエンスセンター
電話:03-6733-6896
E-mail:nier_sympo@nier.go.jp
〔大臣官房国際課〕
文部科学省IB教育推進コンソーシアム事務局は、国際バカロレア(IB)教育に関心のある教育関係者ならびに生徒・保護者等を対象に地域セミナーを開催いたします。
■日 時 令和4年11月20日 (日曜日) 10時00分~15時30分
■会 場 大阪教育大学附属池田中学校(〒563-0026 大阪府池田市緑丘1丁目5番1号)
■定 員 100名(参加費無料)
詳細・申込については、こちらを御覧ください。
→ https://ibconsortium.mext.go.jp/topics-detail/20221020/
(お問合せ先)
文部科学省IB教育推進コンソーシアム事務局
電話:070-4448-1404
E-mail:consortium.info@aobajapan.jp
〔科学技術・学術政策局人材政策課〕
本セッションでは、様々な場(科学館・大学博物館・水族館)で活動する元日本科学未来館SC(科学コミュニケーター)が現場の様子を紹介し、参加される皆さんと一緒に科学コミュニケーションの今を語り合います。
■日時 11月6日(日曜日) 10時30分~12時00分(1回目)、11月6日(日曜日) 16時30分~18時00分(2回目)
■場所 テレコムセンター(東京・台場)、オンライン(ハイブリッド形式)
※2回目では1回目のセッションを発展させた内容も行う予定です。
詳しくは、こちらを御覧ください。
→ https://www.jst.go.jp/sis/scienceagora/2022/stage/6-4ma10.html
https://www.jst.go.jp/sis/scienceagora/2022/stage/6-5m16.html
(お問合せ先)
国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)
「科学と社会」推進部企画課
E-mail: csc@jst.go.jp
(文部科学省窓口)
科学技術・学術政策局 人材政策課
科学技術社会連携係
電話:03-5253-4111(内線 4029)
E-mail:an-an-st@mext.go.jp
〔総合教育政策局地域学習推進課〕
文部科学省では、青少年の体験活動の推進を図ることを目的として、企業が社会貢献の一環として実施した青少年の体験活動を募集し、優れた実践を広く紹介するとともに表彰を行っています。全国各地の企業の皆様からのエントリーをお待ちしております。
■募集期間
令和4年10月17日~11月17日
■詳細・お申込みはこちらをご覧ください
→https://www.mext.go.jp/a_menu/sports/ikusei/1412628.htm
(お問合せ先)
総合教育政策局 地域学習推進課
青少年教育室 事業係
電話:03-5253-4111(内線 2056)
E-mail:seisyone@mext.go.jp
〔文化庁国語課〕
文化庁で毎年度実施している「国語に関する世論調査」について、この度、令和3年度調査の結果を公表しました。
※ 授業等で御自由にお使いいただけます。(下記URLの内容は手続不要)
【調査結果の例】
・「姑息(こそく)」を、辞書等で本来の意味とされてきた「一時しのぎ」という意味と思う人の割合は1割代。
・「明石」をローマ字表記するとき、いわゆる訓令式で「Akasi」とする人は2割代、いわゆるヘボン式で「Akashi」とする人は7割代。
調査結果の詳細は、こちら。
→ https://www.bunka.go.jp/tokei_hakusho_shuppan/tokeichosa/kokugo_yoronchosa/index.html
(お問合せ先)
文化庁 国語課
電話:03-5253-4111(内線 2842)
〔総合教育政策局調査企画課〕
文部科学省では、令和4年10月17日、「諸外国の教育統計」令和4(2022)年版を文部科学省のホームページに公表しました。これは、日本、アメリカ合衆国、イギリス、フランス、ドイツ、中国、韓国の教育状況を統計データによって示したものです。我が国の教育を考える際の基礎データとして御利用下さい。
<URL>
https://www.mext.go.jp/b_menu/toukei/data/syogaikoku/1415074_00017.htm
(お問合せ先)
総合教育政策局 調査企画課
外国調査係
電話:03-5253-4111(内線 2267)
〔初等中等教育局修学支援・教材課〕
文部科学省では、映画その他の映像作品及び紙芝居について、教育上価値が高く、学校教育又は社会教育に広く利用されることが適当と認められるものを選定し、併せて教育に利用される映像作品等の質的向上に寄与するために、教育映像等審査規程(昭和29年文部省令第22号)に基づいて映像作品等の審査を行っています。選定された作品については、文部科学省のホームページ上で毎月掲載しています。
詳しくは、こちらを御覧ください。
https://www.mext.go.jp/content/20221006-mxt_shuukyo01-000022506_6.pdf
(お問合せ先)
初等中等教育局 修学支援・教材課
E-mail: emedia@mext.go.jp
〔研究開発局研究開発戦略官(核燃料サイクル・廃止措置担当)付〕
文部科学省は、2022年11月2日(水)~11月3日(木・祝)の2日間、現在廃止措置に移行した高速増殖原型炉「もんじゅ」の立地地域である福井県敦賀市において「つるが国際シンポジウム2022」を開催します!
4度目の開催となる今回は、原子力発電所の廃止措置と、その中で芽生えるビジネスを通じた地域振興をテーマとし、廃止措置と地域振興に関する海外での先行事例の紹介、原子力業界や地元の方々が参加するパネルディスカッション等を行う予定です。原子力分野や廃止措置、立地地域の地域振興等にご関心のある方は是非チェックしてみてくださいね!
■日 時 令和4年11月2日(水曜日) 9時45分~17時20分(9時00分 開場)
令和4年11月3日(木曜日・祝日) 9時50分~15時30分(9時30分 開場)
■場 所 福井県 若狭湾エネルギー研究センター ホール (福井県敦賀市長谷64-52-1)
※オンライン参加可能(前日までに申し込みが必要です!詳細はホームページをご覧ください。)
※詳細はこちらを御覧ください。
→ https://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/31/09/1420775_00002.htm
(お問合せ先)
研究開発局 研究開発戦略官(核燃料サイクル・廃止措置担当)付
E-mail:senryakukan@mext.go.jp
〔初等中等教育局修学支援・教材課長 山田 哲也〕
中教審では、令和の日本型教育に向け、個別最適な学びと協働的な学びの一体的な充実が必要、というハイブリッドな考え方が提唱され、中教審特別部会教科書教材WGで検討しているデジタル教科書についても、デジタルと紙をハイブリッドに活用していくべき、との報告がありました。
私のいる「修学支援・教材課」は、GIGAスクール構想と修学支援と教材について担当している、これまたハイブリッドな課です。そもそも、文部科学省自体が、教育、科学技術、スポーツ、文化と、未来につながる様々なことを扱うハイブリッドな役所です。科学技術という観点では、2020年の科学技術基本法改正において、従来の自然科学に加えて「人文・社会科学」を新たに法の対象に含めるとともに、2021年の第六期科学技術・イノベーション基本計画において、人文・社会科学と自然科学を融合させた「総合知」を規定しました。これもハイブリッドな発想から出てきた考えです。
個人レベルで見ても、私たちは、もともと、様々な側面を持っているハイブリッドな存在です。私は、大学では経済学部を卒業しましたが、旧科学技術庁に入庁し、現在、小・中・高校の教育に関する業務を行っています。私自身、教育と科学技術、文系と理系のハイブリッドになっている、と言ってもいいかもしれません。職場では課長ですが、自宅に帰れば、夫であり、父親であり、子供の遊び相手であり、家事の一戦力(とはとても言えませんが…)でもあります。
学校の教室の子供たちは、ハイブリッドというか、多様性に富んでいます。家庭のご事情、国籍、発達段階、特定分野の特異な才能、不登校もしくは不登校傾向、挙げたらきりがありません。そんな中で「個別最適な学び」と言われても、先生1人対子供何十人では途方に暮れるだけです。ここは、ICTの力を借りるしかありません。
子供がいつでもどこでも使えるICT端末を1人1台持っている、という意味がここに出てきます。ICTは、うまく使えば、授業の改善を達成し、先生や事務職員の皆さまの事務作業の負担軽減にも貢献するとともに、子供に関するデータの利活用にもつながる、という、ハイブリッドな利点を持つ非常に便利な道具です。特に、上記のような様々なご事情を抱える子供たちに対し、ICTが大きな効果を発揮することもあります。例えば、やむを得ず学校に登校できない子供たちに、ICTを使ったオンラインでの学習指導や教師とのコミュニケーションはとても有効です。このようなことは、ICTがなければ到底できなかったことです。
GIGAスクール構想は、そんな多様化する教室に欠かせない、初等中等教育の世界観を劇的に変えたゲームチェンジャーだと思います。しかし、踊る言葉に浮足立つ必要はありません。地に足を付けて、一歩一歩確実に、少しずつICT端末を使い、徐々に端末を使うのが当たり前になり、どんどん成果が出て、「次」につながる持続可能なICT環境を、国と地域で力を合わせて達成したいと思います。
一方、今、問題になっているのが、端末利活用の地域格差。GIGA端末をたくさん使っているところもありますが、使っていないところも決して少なくない、という二極化が進んでいます。特に義務教育において、格差が拡大していくことは決して好ましいことではありません。ICT端末は、あくまで「道具」です。習うより慣れよ、という面もあります。慣れるまでが大変ですが、慣れれば使うのが当たり前になります。
特にICT端末をあまり使っていない自治体、学校の皆さま、やるべきことがたくさんある中、ICTを使うことは、最初は手間かもしれません。しかし、ICTを使うことは「追加業務」ではありません。業務を効率・効果的に進めるための「道具」なんです。使ってみなければ良さも悪さも分かりません。まずはICT端末を少しでいいから使っていただき、徐々に慣れていくことでICTのメリットを実感していただき、利活用の格差を少しずつ解消しながら、誰一人取り残さないGIGAスクール構想を目指していきましょう。
今こそ、GIGAスクール構想立ち上げ当初の強い決意と高い熱量を思い出す時です。これは、令和元年12月の大臣メッセージにある「Society5.0時代に生きる子供たちにとって、PC端末は鉛筆やノートと並ぶマストアイテム」「1人1台端末環境は、もはや令和の時代における学校の「スタンダード」であり、特別なことではありません」というパワーワードに込められています。
1つだけ、ハイブリッドでないものを挙げるとしたら、GIGAスクール構想の進むべき方向です。GIGAスクール構想は、止まりません。「後退」はあり得ず、「前進」あるのみです。産学官の力を結集し、GIGAスクール構想を更に深化・進化させていきたいと強く思っています。
03-5253-4111